鑑賞力アップ研修講座
7月10日(木)、当センター大研修室にて
「鑑賞力アップ研修講座」を開催しました。
本講座は、「つなぐ」「ひらく」「もどる」「まとめる」
対話型鑑賞を通して、どの授業でも役立つ
ファシリテーターとしての手法を学び、
主体的・対話的で深い学びを実現するための授業づくりに
生かすことを目的とした講座です。
「児童生徒の意見を引き出す教師の関わり~
対話型鑑賞の手法を通して~」と題し、
武蔵野美術大学 教授 三澤 一実 氏に
御講演いただきました。
講演では、受講者が実際に、5人グループで1枚の絵を鑑賞し、
1人がファシリテートしながらお互いの感想を伝え合いました。
受講者からは、「自分では気付けなかった所に、
気付き面白かった。」
「同じ絵でも、5人それぞれの感じ方に違いがあり、
考えを共有することが楽しかった。」などの感想が聞かれました。
今回のミニ模擬授業を通し、
児童生徒に寄り添いながら多様な考えを引き出し、
授業を展開することが、主体的・
対話的で深い学びの実現につながること。
そして、心理的安全性の高い学級経営にも
つながっていくことを改めて実感することができました。