2025年12月の記事
算数科・数学科授業力アップ研修講座
12月26日(金)、当センター大研修室にて
「算数科・数学科授業力アップ研修講座」を開催しました。
本講座は、算数科・数学科の授業で、子どもの問いを大切にし、子どもと創る問題解決的な学習の在り方について、講師による模擬授業や講演等を通して研修し、指導力の向上を図ることを目的とした講座です。
「対話を引き出す教師の判断力」と題し、
算数授業を子どもと創る研究会
会長・筑波大学付属小学校 教諭 森本 隆史 氏に御講演いただきました。
算数・数学は、他の教科に比べても「わかる」「わからない」が非常にはっきり分かれる教科です。だからこそ、授業を進行する教師には、その場その場での的確な判断力が求められます。
講演の中で特に印象的だったのは、「心理的安全性の高い学級づくり」への視点です。
「わからない」と言える空気感を生み出すために、教師は常に「学級の中に困っている子がいる」
という前提に立ち、慎重に言葉を選ぶ必要があります。
全員を対象とした授業づくりにおいては、「困っている子」を置き去りにせず、その子を丸ごと受け入れて一緒に進んでいく姿勢を見せることが重要です。その姿勢は子どもたちにも伝わり自然と周囲が寄り添う学級集団へと変わっていきます。
「困っている子を1人にしない」という安心感があって初めて、深い対話が生まれます。
こうした土壌があってこそ、子どもたちが自ら問いを立て、対話を通じて学びを深める授業が実現することを、改めて実感する研修となりました。
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