算数科・数学科授業力アップ研修講座

12月26日(火)、当センター 大研修室にて
「算数科・数学科授業力アップ研修講座」を開催しました。



本講座は、「明日の授業力」につながる研修を深めるべく、
毎回テーマを設け、その道のプロ講師をお招きしています。
今回は茨城大学の教授 小口 祐一 氏をお迎えし、
現学習指導要領で内容の充実が図られた
「データの活用」領域についてのご講演をいただきました。



前半は、統計的思考力を働かせた授業づくりにおける
PPDACサイクルの重要性や
現在全国で見られる授業課題への対策についての講義、
また、「牛肉をよく食べるのはどの地域か」といった
身近な話題から、
データカードを活用した調査データの分析を行いました。



後半は、「紙コプター」を実際に作って飛ばす実験を通して、
分析したり問題解決したりする楽しさを学ぶとともに、
ICTを利用したグラフ指導の事例等についても
知ることができました。






参加者からは、
「紙コプターを使って実験データを分析していく実習を通して、
PPDACサイクルがよく理解できた」
「教科書の内容をいかに自分たちの身近なものにするか、
興味をもてる仕掛けづくりをしていきたい」
などの感想が寄せられました。









今後もニーズに合致したテーマを企画いたしますので、
多くの先生方に受講していただきたいと思います。
これで2023年の研修講座は最後になります。
皆様、良い年をお迎えください。


2023/12/27 09:00 | この記事のURL研修講座