特別支援学級担任研修講座
5月25日(木)、当センター3F大研修室において、「特別支援学級担任研修講座」が開催されました。
岐阜大学 医療教育開発研究センターの川上ちひろ先生をお招きして、他者との関係性という視点をもって児童生徒の性に関する問題を指導する方法について、具体的な事例をもとに学び、性に関する指導について学びました。
受講者より次のような感想をいただきましたので紹介します。
「かつてのご自身の失敗例を紹介いただいたことが今後の指導や支援に役立ちそうだなと思っています。今まで敬遠していたことなので、いろいろな情報はもちろん、関係性という視点や知識だけでなく態度や行動を教えるなど、いろいろ学ぶことができて良かったです。具体的な支援に役立つ出版物を持ってきていただき、さらに参考になる情報を手に入れることができました。すべての生徒の指導に役立てられると思います。養護教諭や保健体育の教員だけでなくすべての教員に紹介したいです。」
性について考える前に人と人の関係性を丁寧に捉えるための学びが必要であるということがとてもよくわかる講義でした。問題行動が起こる前に、取り組むべき課題であり、特別支援学級に限らず、活用できる考え方です。