秋たけなわ(その3)
今回は「秋たけなわ」第3弾…スポーツの秋です。
ちょっとご報告が遅くなりましたが,10月6日(木)に校内マラソン大会が行われました。今年もカッコーの森南郷陸上競技場で実施しました。気温は少し低めではありましたが,走る子ども達にとっては絶好のマラソン日和となりました。
1・2年生は競技場を2周,800mを走りました。1・2年生は練習の時からいつでも,スタートと同時に全力疾走…力の限り走っています。マラソン大会当日も,ゴールの瞬間までみんな一生懸命走り続けました。たくさんの声援を受けて、自己新記録を出すことができた人が大勢いました。
3・4年生は競技場を2周半,1000mを走りました。スタート直後から「負けてたまるか~!!」という思いが走りに表れ,普段から競い合って走っている友だちと競り合いながら、あるいは懸命にその背中を追いながら走り続けました。その思いが記録にも表れたのか,女子の部では大会新記録まであと8秒という好記録が生まれました。
5・6年生は競技場を3周,1200mを走りました。高学年ともなるとペース配分を考えて最後までタイムを落とさずに走ることができるよう,いつもの自分のペースよりほんの少しだけペースを上げて走る姿が見られました。男子の部では大会新記録が,女子の部では大会記録にあと1秒と迫る好記録が出ました。自己記録を更新した人も多かったようです。
自分の走りに満足できた子も,残念ながら思い描いた走りをすることができずにちょっぴり悔しい思いをした子も,最後まで全力で取り組んだ姿を応援に駆けつけたおうちの方々や先生方に褒められて,みんな素敵な笑顔で競技場を後にすることができました。会場まで足を運び声援を送っていただいた保護者の方々,会場には来られなかったけど励ましの声をかけて学校へと送り出してくださった保護者の方々,御支援・御協力ありがとうございました。
秋たけなわ(その2)
前回は「実りの秋」についてお伝えしました。今回は「読書の秋」です。
10月4日(火)に読み聞かせボランティアさんによる朝の読み聞かせが行われました。今回は1年生,3年生,5年生への読み聞かせでした。
1年生は「おさんぎつね」という紙芝居の読み聞かせをしていただきました。和尚さんをだまして、油揚げを盗ってしまったおさんぎつねが、小坊主のちんねんに捕まって、「キツネ汁にでも…。」とおどかされるというお話です。おさんぎつねはこの後どうなったと思います?今度1年生に聞いてみて下さい。読み聞かせの後は図書ホールにある絵本を借りるために、行列をつくっていました。
3年生は「ことわざのえほん」という大型絵本の読み聞かせをしていただきました。「月とすっぽん」「どんぐりの背比べ」など、いろいろなことわざが登場する絵本です。素直で純朴な本校の子どもたちは,何かあるとすぐに感化される傾向がありますが,この日の3年生もすぐに図書室に移動…「ことわざ」の本を探してました。
5年生は「里の昔っこⅡ」という、平成15年に旧名川町商工会が商工会地域広域振興対策推進事業の一つとして編纂した絵本で、旧南部町、福地村、南郷村、階上町の地域に伝わるお話に、小中学生が描いた絵を添えて作成した絵本から、「殿様とそばはっと」「メドツのやくそく」などのお話を読み聞かせしていただきました。
次回は「秋たけなわ(その3)」として,10月6日(木)に行われたマラソン大会の様子を中心にお伝えします。どうぞお楽しみに。
秋たけなわ(その1)
実りの秋,芸術の秋,スポーツの秋,読書の秋…秋たけなわ,10月に入って涼しくなり,過ごしやすくなったことで,子どもたちの日々の活動もこれまで以上に活性化してきました。今回は日常の学校生活の中から子どもたちの様子を紹介します。
朝,1年生の教室におじゃますると,あさがおの種取りをしていました。「私たちが2年生からもらったあさがおの種を植えたから,来年は私たちが1年生にあげるんです。」と言って,一生懸命種を集めていました。
一方3年生では,3mを超えるほどに大きくなったひまわりの絵を描いていましたが,そのひまわりも秋になるにつれ,どんどん頭が垂れてきましたので,種取りを行いました。一つの花から何個の種が取れるか数えながら,手分けして作業をしていました。
さらに4年生の教室では,ヘチマの観察記録を書いていました。夏休みの終わり頃にはまだまだ小さい実が2~3個しか見えなかったのですが,今では50センチを超えるヘチマがたくさん実っています。中には70センチ近いものもあるようです。
実りの秋に,子どもたちも喜びいっぱいの様子でした。
次回も「秋たけなわ(その2)」として,子どもたちの最近の活動の様子をお伝えします。どうぞお楽しみに。
前期終了
早いもので今年度も折り返しの時期を迎えました。9月30日(金)は前期の終了日、初めての通信票が手渡される1年生の教室におじゃまして、子どもたちの様子を見させてもらいました。
まず最初に、担任から通信票がどんなものなのかということについての説明がありました。何しろ初めて手にするものであること、中に書いてある文字にはたくさんの漢字が使われていて、何が書いてあるか分からないこと等から、子どもたちに優しい言葉で丁寧に説明していました。
1年生の子どもたちにも、とても大事なものだということが伝わったのか、それとも最初から知っていたのか、通信票を受け取る際には少し緊張した表情で、背筋をぴんと伸ばし、うやうやしく受け取っていました。
通信票の中身は人それぞれではありますが、とりあえず、前期の約半年を全員が元気に登校できたことに、大きな丸を付けてあげたいと思います。後期も元気な毎日が過ごせますように。