学校ボランティア
読み聞かせ&読書活動
今年度も南郷図書館の方々や,読み聞かせボランティアの方々に御協力いただいて,本校の子どもたちに「絵本の読み聞かせ」を行っていただいています。12月6日(火)には,読み聞かせボランティアの方々から大型絵本を使って1,2,3年生への読み聞かせをしていただきました。
1年生は「へんしん オバケ」という絵本を読んでいただきました。どきどきわくわくオバケ洞窟。この洞窟をくぐりぬけるとだれでもオバケに変身しちゃうお話です。かわいいオバケ,たのしいオバケ,へんてこりんなオバケ……どんなオバケが出てくるのかな?
2年生は「めっきら もっきら どおん どおん」という絵本を読んでいただきました。かんた君がお宮にある大きな木の根っこの穴から落ちてしまうと,そこは何とも変な世界でした。その国の住人と仲良くなったかんた君は時の経つのを忘れて遊び回るのですが…。このお話は来年度の7月に演劇鑑賞教室で公演を見る予定になっています。
3年生が読んでいただいたのは「くじけない人の話」という絵本でした。昔々,ヒマラヤのふもとでひどい日照りの日が続きました。食べる物も飲む物も無くなり,みんな苦労していましたが,それでもみんなはくじけることなく,力を合わせて幸せに暮らすことができたというお話です。
また,南郷図書館の方々にもお昼休みの時間に読み聞かせを行っていただいています。本当は今日,12月15日(木)に読み聞かせを行っていただく予定だったのですが,残念ながら中止となってしまいました。
前回は11月10日(木)に実施していただいたのですが,そのときは「南郷」と関わりの深い鳥「キジ」を題材に書かれた「キジのかぞく」という絵本と,おじいさんが丹精込めて育てたさつまいもが何者かに盗まれてしまうのですが,泥棒をつかまえてみると「うり坊」,そして自分たちは泥棒なんかじゃないと訴えるお話「いもさいばん」の絵本を読んでいただきました。
昨日から冬休みの図書の貸し出しが始まりました。子どもたちは普段から朝の読書や読み聞かせなど,いろいろな本に接していますが,冬休みはじっくりと時間をかけて読書に没頭するよい機会でもあります。「いつも手元に1冊の本を」を合言葉に,冬休みには学校の本や南郷図書館の本を借りて読んだり,新しく本を購入したりして,「自分で読む」ことに取り組んでほしいと思います。
読み聞かせボランティア
2年生は「じごくめぐり」という紙芝居を,立派な幕付きの紙芝居舞台を使って読んでいただきました。わざわざ南郷図書館からお借りしたものだそうです。
4年生は「字のないはがき」というお話を,実物投影機を使い,ディスプレイの画面に絵本を大きく映し出して読み聞かせをしていただきました。
6年生も実物投影機で絵本を大きく映し出し,「西行ー鼓ヶ滝」というお話を聞かせていただきました。
10分ほどの短い時間での活動でしたが,絵本を読んでもらうことがとても楽しいようで,いつもはにぎやかな子どもたちも、この時ばかりは真剣な表情でお話に聞き入っていました。事前の準備や練習を重ねて子どもたちに絵本を読み聞かせてくださったボランティアの皆さんに、感謝申し上げます。ありがとうございました。
南郷図書館読み聞かせ②
今回は「昆虫」がテーマでした。読み聞かせてくれた本は「スイッチョねこ」。秋の夜長に響いてくるきれいな声の虫たち…。その虫を思わず飲み込んでしまった子猫…おなかの中で虫が鳴き始めます。さあ大変…どうしよう。というお話でした。
図書館の本の紹介では,今回は「なぜ?どうして?昆虫図鑑」「昆虫食」「かがやく昆虫のひみつ」「食べられる昆虫」「昆虫の体重測定」の5冊の本を紹介してくれました。最近話題の昆虫食や昆虫の不思議な生態などを取り上げた本です。
紹介された本に,今回は2年生が食いつきました。普段から休み時間になると外に飛び出し,ビオトープの周りや「みどりの広場」「親子農園」などで虫採りを続けてきた低学年の子どもたちですので,昆虫と聞いただけで興味津々,すぐに紹介していただいた本に群がってきました。そして,休み時間終了のチャイムが鳴るまで「昆虫談義」に花を咲かせていました。
南郷図書館の読み聞かせは,12月と2月のあと2回。この次はどんなお話が聞けるのか楽しみです。また,今月の30日(火)には図書委員会の4~6年生が,1,2,3年生の教室におじゃまして読み聞かせを行う予定になっています。さらに,読み聞かせボランティアの方々からも,12月上旬に読み聞かせをしていただくことになっています。本が大好きな子どもたちがますます増えそうで,とってもうれしく思います。ご協力いただくみなさんに感謝申し上げます。
南郷図書館読み聞かせ
まず1冊目の絵本は「よかったねネッドくん」というお話でした。
ネッドくんに「ラッキー」なことと「ヒエェ~」なことが次々と起こります。
読み聞かせをしている図書館の方の動きに合わせて,子どもたちも一緒に「ラッキーポーズ」や「ヒエェ~ポーズ」をつくりながら,楽しいお話を聞きました。
2冊目の絵本は「ねえさんの青いヒジャブ」というお話でした。「ヒジャブ」というのはイスラム教徒の女性が頭を覆い隠す布のことです。
少し難しいお話かと思ったのですが,外国語学習(国際理解教育)や多様性について考える学習をした経験からでしょうか,思った以上にしっかりとお話を聞いていました。
東京オリンピックが近づき世界中からいろいろな国の人がやってくるかもしれません。日本人と外国人の衣服や生活習慣,考え方などの違いを考えてみる機会に…と,図書館の方々は「世界の民族衣装」「イスラームってなに?」「世界の国ぐに大冒険」「せかいの図鑑」「世界がぐっと近くなるSDGsとボクらをつなぐ本」等も紹介してくれました。
これに食いついたのが6年生でした。「SDGsは知っています。」「この前勉強しました。」「スコットランドの民族衣装は男の人がスカートをはくんですか?」等,休み時間終了のチャイムが鳴るまで,本を見ながら「知識」を確認したり,新たに仕入れたりしていました。
今日が1回目で,このあと7月,9月,11月,12月,そして2月と年間6回の読み聞かせを予定しています。とてもありがたいことです。本のまち八戸では読書推進に取り組んでいます。まもなくマイブッククーポンも配付されることになっていますので,この機会に図書館や本屋さんに出かけ,親子でお気に入りの本を探してみてはいかがですか?