5年生・米の脱穀
「千歯扱き」「足踏み式脱穀機」そしてエンジン付の「脱穀機」を保護者や地域の方々からお借りして,3つの方法での脱穀作業体験となりました。まずはお手本を見たり,作業のやり方を教えてもらったり…けがをしないよう注意点を確認しました。
こちらは「足踏み脱穀機」。みんな上手に足で踏んで作業していましたが,稲(お米)の粒が思うように茎から離れず,きれいに脱穀するのがなかなか大変そうでした。
こちらは「千歯こき」。歯の間に稲の束を引っかけて,一生懸命引っ張りました。いっぺんに稲の束から全部脱穀できるととても気持ちがよくて,子どもたちは「超スッキリ~ !!!! 気持ちいい~♡」と笑顔を見せていました。
足踏み脱穀機や千歯こきで稲わらから切り離した籾は,細かい籾殻や稲わら,未成熟の米を取り除くため,4人一組で米を入れたざるをふるう作業しました。子どもたちは「パラパラのチャーハンみたいだ!」と大喜びでした。写真では上手に作業しているようですが,実はたくさんの米をブルーシートにこぼしていました。
最後はディーゼルエンジンで動く農業機械の脱穀機です。刈り取った稲を送り込むだけで,あっという間にきれいに脱穀してくれます。ただし,中には間近で大きなエンジン音のする機械に少し顔が引きつっている子もいたようです。
最後は感想発表と記念写真。
たくさんの保護者の方々,地域の方々の御協力をいただき,予定より30分ほど早めに作業を終えることができました。みなさんの御協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。
4年生そばの脱穀
挨拶を終えたらまずは駐車場にブルーシートを敷き,乾燥させておいた「そば」を運び込みます。山の楽校の「そばの師匠」が「まどり」という木の枝をY字型に加工した道具を使って,お手本を見せてくれました。
「まどり」を使って「そば」の束を叩くと,「そばの実」がポロポロととても簡単に取れてきます。あまりにも楽しくて,ついつい手に力が入ってしまい,手にまめができそうです。筋肉痛になりそう~という声も,どこからか聞こえてきました。
調子よく「まどり」でバンバンそばを叩き,「こんなにとれた~ !! 」と,今年のそばの豊作を喜んでいると,突然のにわか雨。とりあえず大急ぎで体育館へ一時避難。普段はのんびり屋さんのあの子やこの子が,あっという間にブルーシートをまるめて避難完了…こんなに素早く行動できるじゃん !!!!
ほどなく雨もやんで,作業再開。とれた実を集め,「ふるい」にかけてゴミを取り除きます。2人で息を合わせて「み~ぎ,ひだり…。」協力し合うって大切だね♡
続いて「唐箕(とうみ)」という機械でそば実の選別です。ハンドルをぐるぐる回して,風で軽い殻や未成熟な実を吹き飛ばします。しっかり成熟した実だけを集めると大きな駕籠で10個以上にもなりました。収穫できた実は校内に運んで,もう一度乾燥させるそうです。乾燥後は「そば振興センター」に運び,殻を取っていただくことになっています。大変な作業の部分は地域の方々に全面的にバックアップしていただいています。
そして,いよいよ次回は山の楽校におじゃまして,石臼でそばの実をひいて,打って,食べま~す。おいしいそばが食べられる日が今から待ち遠しいですね。たくさんの保護者の方々,地域の方々の御協力をいただき,今年度も無事収穫できました。みなさんの御協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。
2年花壇の花の苗植え②
ご挨拶の後はさっそく作業開始です。児童21人に対しボランティアさん7人ということで,3人ずつのグループになって作業を始めました。
春の雪解けとともに,黄色や紫,白,オレンジなど色とりどりの花が校舎を彩ってくれるよう,みんなで手分けしながら担当の場所に1人数株ずつビオラの苗を植えました。
2年生の子どもたちも,2回目の作業ともなると少し手際がよくなっていて,「前にもこんなふうにやったよね。ちゃんと覚えてるよ。」とでも言いたげな表情で,どんどんビオラの苗を植えていました。
日頃からとっても元気に挨拶したり,返事をしたりしている2年生。この日もボランティアさんが優しく指示を出すたびに,気持ちのよい返事を返していました。もちろんお礼の言葉や最後のご挨拶も明るく元気な声でできました。
一生懸命お花を植えてくれた2年生のみなさん,ありがとうございました。そして,お花の植え方を教えてくれたボランティアのみなさん,たいへんありがとうございました。みなさんのおかげで,来年の春もきっと明るく輝く花いっぱいの花壇が,元気な1年生を迎えてくれることと思います。
3年生消防署の見学
10月25日(月),3年生が社会科見学で田向にある八戸広域消防本部へ行ってきました。
消防署内を案内してくれる担当の方にごあいさつをした後,まずは通信指令室の見学です。緊急の119番通報はここに届きます。大きなモニターの前で5人の消防士さんがモニター画面やパソコンを見てお仕事をしていました。
防火服やヘルメットなど,消火活動をする時に着る服を見せてもらいました。消防隊員はたった1分で着替えるそうです。素早く着替えられるよう,ちゃんと整理されていました。そして,服を掛けている壁が忍者屋敷のようにクルッと回転して,壁の裏にも同じように服が掛かっていたのには,ちょっとびっくりしました。
次は建物の外に出て,車庫の中に並んでいる消防車や救急車をじっくり見せてもらいました。救急車の中にはたくさんの機械があって,ドラマの救急車と同じでした。
指揮車や救急車,ポンプ車,はしご車の他,支援車や資機材運搬車など,県内でも数台しかない車もありました。支援車はキャンピングカーみたいにシャワーやキッチン,ベッドなどがついていました。それぞれの車には,私たちがあまり見ることがないものが装備されていました。
ポンプ車にはたくさんのホースが積んでありました。ホースの先に付けるガンタイプの筒先を触らせてもらいました。思ったより重かったです。
消防車の中にはワイヤーを積んでいる車もあります。事故や災害などで重いものを引っ張るときなどに活躍するそうです。そのほかにも,消防車ごとにいろいろな装備がたくさんありました。
はしご車はとても大きかったです。はしごを伸ばすと約40m,ビルの8階ぐらいの高さになるそうです。それから,消防車の中にバイクもありました。消防車が通れない細い道を走ることができて,水を勢いよく出して火を消すことができるそうです。真っ赤でかっこいいバイクでした。
私たちが安全に,安心して生活することができるよう,消防隊員のみなさんは24時間お仕事をしています。たくさんの機械や車両を整備して,毎日訓練をがんばっているそうです。
子どもたちは,消防服の重さや着替えの素早さ,施設・設備の工夫,消防車や救急車の値段,タンクに積む水の量など,たくさんの工夫やすごさに素直に驚きながら,楽しく見学をすることができました。八戸広域消防本部のみなさん,大変お世話になりました。ありがとうございました。