八戸市立吹上小学校

第2回交通安全教室

☆7月12日(火)☆

2校時下学年、3校時上学年に分けて、青森県トラック協会三八支部の方々を
お招きして第2回交通安全教室を行いました。
大型トラックや普通自動車を使っての実演により、交通事故の危険性を間近で
体験し、夏休み中の交通事故防止をねらいとしました。



トラック協会の方から、「自分の命は自分で守る」というお話をしていただきました。
そして、よく起こる交通事故の例として、4つの事例をお話ししました。
一つ目、大型車両による巻き込み事故
二つ目、大型車両の死角で起こる事故
三つ目、車は急に止まれないことによる事故
四つ目、飛び出しによる事故

まずはじめに、大型車両の巻き込み事故について学びました。
トラックが右左折するとき、内輪差が生じ、危険であるという説明をうけました。



実際に、自転車に乗った子どもがトラックに巻き込まれるところを、実演してもらいました。
交差点では、トラックが来たら近寄らないことを学びました。



次に、大型車両の死角について説明していただきました。
その後、担任の先生がトラックの運転席に座り、トラックの周りにいる
子どもたちが見えるかどうか確認してもらいました。
写真は、運転席から見えないところにかくれている子どもたちです。



トラックから、見えない死角になっている所をロープを張って、具体的に教えて
いただきました。ロープを張っているところは、運転席から全く見えないというこ
を、運転席に座った先生から感想として出されました。



三つ目に、車はブレーキを踏んでも急に止まれない事を学びました。
40Kmのスピードで走ってきた車は、ブレーキをかけてから止まるまで
14mも走ってしまうことを間近で体験しました。



子どもたちの予想をはるかに超え、
車がしっかり止まるまでは、思った以上に長くかかることを身をもって感じること
ができました。



最後に、トラックの陰から子どもが飛び出したらどうなるか実演していただきました。
飛び出すと、車はどうしようもできないことを実感しました。
横断歩道でも、決して走って渡らない。必ず、右・左・右をよく見て渡ることを指導
していただきました。




夏休みは、楽しい反面、交通事故も起こりやすいことを、指導員の方々からお話
ししていただきました。
最後に、子どもの感想として、
①トラックの内輪差が大きいことにびっくりした
②自分たちの暮らしている吹上は、交通量がとても多い所なので、道路を渡る
 ときは、気を付けて歩きたい
の二つが出されました。




もうすぐ、約一か月に及ぶ夏休みがはじまります。
今日の、交通安全教室で学んだことを生かし、安全で楽しい夏休みを送って
ほしいと思います。
保護者の方も、見学にいらしていました。
これからも、学校と、保護者と、地域が一帯となって、子どもたちを交通事故から
守っていきたいものです。

青森県トラック協会三八支部の皆様、お忙しい中ご協力いただきまして誠にあり
がとうございました。


2016/07/12 16:00 | この記事のURL学校行事