南郷小学校のブログ

全国小学生歯みがき大会

6月10日(金)、5年生が全国小学生歯みがき大会に参加しました。6月4日から10日までの1週間は「歯と口の健康週間」です。この期間に合わせて小学生の歯と口に対する健康意識を育むことを目的として毎年開催されているのが「全国小学生歯みがき大会」で,今年でなんと79回目の開催となります。

 
 
昨年度に続き,本校の5年生もこの活動に参加しました。…といっても、どこかに出かけたわけではなく、教室でDVDの視聴を通して全国の小学生と一緒に「歯と口の健康」について学ぶという参加の仕方です。

 
まず最初は歯肉炎について学習しました。健康な歯ぐきと歯肉炎の歯ぐきでは、顔の印象まで変わってしまうようです。小学生でも3人に1人は歯肉炎になっているようです。

 
そして歯垢についての学習です。歯垢を顕微鏡で見てみると…画面にプラークの様子が映し出されると、あちこちから「ヒェ~」という叫び声が聞こえてきました。ちゃんと歯みがきしていないお口の中…たいへんなことになっていますね。歯ブラシで20回くらい磨くと,ようやく歯垢を落とすことができるそうです。鏡を使って自分のお口の中をチェックします。「歯肉は赤く腫れていないかな?」「歯垢はちゃんと落ちているかな?」

 
 
歯垢が付きやすい場所や正しい歯の磨き方を確認し、鏡で確かめながら歯みがきの実習です。いつもの給食後の歯みがきより,かなり丁寧に磨いていました。

 

歯ブラシではきちんと磨くことができない歯と歯の間は、デンタルフロスを使って歯垢をこそぎ取ります。使ったことがある人が何人もいました。最後に,グループの人と「大人になっても健康な歯や歯ぐきを保つために大事なこと」について,話し合って考え、今日の学習のふり返りとしてドリルに書き込んで,歯みがき大会が終了しました。

今日の学習をおうちの人と共有し、きれいな歯、健康なお口でいられるよう家族みんなで取り組んでほしいと思います。そして「8020運動」で目標に掲げられているように,生涯にわたって自分の歯を大切にしてほしいと思います。
2022/06/14 13:30 | この記事のURL特別活動