6年社会科見学・自主研修
12月18日(金)に、6年生が社会科見学・自主研修を行いました。実施できなかった修学旅行の代わりに何か子どもたちの社会性を育む楽しい活動を…ということで実施することになった活動です。
まず最初に是川縄文館で館内の見学と勾玉作りを体験しました。
荒削りされた石を3種類の耐水ペーパーで、なめらかな手触りになるように削っていきます。
場所によっては耐水ペーパーを細い木の棒に巻いて、丁寧に少しずつ削ります。
柔らかい石なので、ついつい削りすぎたり、落として傷つけたりしないよう作業を進めました。削り終わったらひもを通して勾玉の首飾りの完成です。
ここからはいよいよ自主研修。自分たちで決めた見学場所を巡るツアーの始まりです。
最初はやっぱり腹ごしらえです。班ごとに事前に連絡しておいた市内の飲食店で昼食です。直行したものの時間が早すぎてお店の前でうろうろする班。地図とにらめっこしながらあっちこっち回り道してやっとお店にたどり着いた班。とりあえず全員が無事に昼食にありつくことができました。
ここは、「安藤昌益資料館」。こんな場所があるって知ってました?小学生にはちょっと難しかったかもしれませんが、安藤昌益という人物がどのような人か、丁寧に説明してもらいました。
6年生に一番人気だったのが「あんどう鯛焼き店」。ちょっとレトロな建物で、昔ながらの懐かしい鯛焼きを購入しました。その場(お店)で食べる班もあれば、集合場所のまつりんぐ広場に少し早めに戻って食べる班も…。よかったね暖かい日で…。(気温は3度、この一週間では他の日より7~8度は気温が高い日でした。)
ここは「街かどミュージアム」。浮世絵と映画関係作品と八戸ゆかりの鳥瞰図絵師・吉田初三郎の作品を収蔵しているそうですが、今回は浮世絵について学芸員さんからいろいろと学ぶことができました。本物の浮世絵を目の前でじっくり見ることはもちろん、実際に手に取って紙の質感を感じ取ったり,光にかざして紙の繊維の様子を観察したり,裏返してばれんなどでこすった跡を確かめたりと,たくさんの貴重な体験をさせていただきました。
このほかにも「はっち」や「マチニワ」、「八戸ブックセンター」、「更上閣」などを,それぞれの班ごとに見学してきました。予定より早く見学が終了したので長者山新羅神社をお参りするという機転を利かせた班もありました。
今日は,6年生にとって思い出に残る楽しい1日となりました。