南郷小学校のブログ

4年生・そばの脱穀

10月28日(水)に,今月1日に刈り取って自然乾燥させておいた「そば」の脱穀を行いました。今回も「山の楽校」の先生にお越しいただき,そばの脱穀についてご指導いただきました。

  
まずは駐車場にブルーシートを敷き,乾燥させておいた「そば」を運び込みます。ここで登場するのが「まどり」という道具です。木の枝をY字型に加工したもので,これを使って「そば」の束を叩くと,「そばの実」がポロポロと取れてきます。

  
  
最初はみんな調子よくバンバン叩いていますが,やっているうちに気づく…これが意外に重労働!「まどり」を持つ手の握力がだんだんなくなっていき,すっぽ抜けそうになります。一緒に参加したALTの先生も大変さを痛感したようです。本当はそんなに力を入れなくてもいいんですけど…。

 
 
  
実がとれたら「ふるい」にかけて大きなゴミを取り除きます。2人で作業する大型の「ふるい」は持ち手がないので前後左右に振っているうちに落としそうになってしまうことも…。

  
  
続いて登場するのは「唐箕(とうみ)」という機械。ハンドルを回すと羽の板が回転して風を起こし,そば殻や未成熟の軽い実などを吹き飛ばすことで,「そばの実」を選別する道具です。子どもたちは楽しそうにハンドルをぐるぐる回していましたが,あんまり速く回しすぎると大事な「そばの実」まで吹き飛ばしてしまうので気をつけて…!

今年は例年よりたくさん収穫できたようで,子どもたちが作業を終えた後も,保護者の方々で最後まで選別作業を続けていただきました。たくさんの保護者の方々,地域の方々の御協力をいただき,今年度も無事収穫できました。みなさんの御協力に感謝申し上げます。
おいしい新そばが食べられるのはいつになるかな?とても待ち遠しいですね。
2020/10/30 08:20 | この記事のURL総合的な学習