南郷小学校のブログ

5年生・米の脱穀

10月26日(月),今日は先月の29日に稲刈りを行ったもち米の脱穀作業を行いました。

「千歯扱き」「足踏み式脱穀機」そして「クボタの脱穀機」を保護者・地域の方々に準備していただき,3つの方法で脱穀体験をしながらの作業となりました。

  
 
あいさつをすませ,まずはお手本を見ながらやり方を確認しました。その後3つのグループに分かれて,順番にそれぞれの機械での脱穀を体験しました。

 
こちらは「足踏み脱穀機」。逆回転になってしまうようなこともなく,みんな上手に作業していましたが,稲(お米)の粒が思うように茎から離れず,きれいに脱穀するのがなかなか大変そうでした。

  
 
こちらは「千歯扱き」。歯の間に稲の束を引っかけて,一生懸命引っ張りました。いっぺんに稲の束から全部脱穀できるととても気持ちいいのですが,その分だけ大きな力を使うので早く疲れてしまいます。子どもたちは少しの力で「楽にゴッソリ!」をめざして,列に並んでいました。

  
最後はディーゼルエンジンで動く農業機械の脱穀機です。簡単で楽にきれいに脱穀できることはいいのですが,子どもたちにとっては間近で大きなエンジン音のする機械には若干の恐怖を感じるようで,ちょっとだけどきどきしながらの体験だったようです。

  
それに,稲の束をどんどん飲み込んでいく機械に,次から次へと稲の束を届けるために大量に運ぶ必要があります。それはそれで楽しいのですが,だんだん疲れてきたりして…。

 
ちょっとだけ,思い思いの息抜きをはさみながら,脱穀作業が続きました。

たくさんの保護者の方々,地域の方々の御協力をいただき,予定より30分ほど早めに作業を終えることができました。みなさんの御協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。
2020/10/26 15:30 | この記事のURL総合的な学習