八戸市立下長小学校

避難訓練

 火災時の避難訓練を行いました。今回は、技能主事室から火が出たという想定で、できるだけ実際の避難に近づけるよう防火扉も閉めて、訓練を実施しました。
 防火扉を通って逃げるのは初めてという子がほとんどで、足元の段差に苦戦していました。この経験をさせることもねらいだったので、児童にとって良い訓練となりました。
 
 

 校舎中央からの出火なので、児童玄関は使えません。西階段を降りて体育館玄関から避難。東階段を降りて東非常口から避難です。ほとんどの学級が前回(地震想定時)とは違う避難経路となりました。避難誘導放送から、初めての防火扉を通って避難完了まで約5分30秒。「おはしも」を守って安全に避難することができました。
 
 

校長先生のお話
・火事の時は火元から遠い方に逃げることが大事。どこから火が出たのか、どの方向に逃げたらよいのか情報を得る。
・火事で一番怖いのは「煙」。煙を吸い込むことになるので、大声を出したりむやみに騒いだりしない。静かに最小限の呼吸で歩行する。タオルなどで口を覆い、低い姿勢で避難する。
・どの避難訓練にも共通しているのは、①落ち着いて行動すること、②よく聞いて情報を得ること。「自分の身は自分で守れる」人になりましょう。
 

 今回の避難訓練から、本校では「おはしも」に、よ=よく聞くを加え、「おはしもよ」とすることになりました。
 


・校長先生の話を聞いて、火事の時一番危ないのは煙だと分かりました。火事などの災害が起きたときは、「よ」を足して、「おはしもよ」を守りたいと思いました。
・新しい「よく聞く」ということを追加して「おはしもよ」を守れたので良かったと思いました。これを生かして、もしもの時のために準備したいです。
 
 実際の訓練と事前・事後指導を通じて、「自分の身は自分で守る」という高い意識をもった下小っ子にまた一歩近づいたと思います。

2022/09/06 12:30 | この記事のURL学校行事

4年社会科見学

 4年生が社会科見学に出かけました。見学先は、八戸清掃工場、リサイクルプラザ、東部終末処理場です。社会科の時間に学習したことを、自分の目で見、耳で聞き、体感することで学びを深めることがねらいです。百聞は一見に如かず。
 校長先生と①あいさつ、②公共施設でのマナー、③話す・聞く・受け答えをしっかり!の3つの約束をして元気に出発しました。
 
≪八戸清掃工場≫
「おはようございます」
 八戸市内のごみが集められここで焼却処分されます。貯留ピットでは、1日に約300トンのごみを処理しているそうです。ごみの量にも2基あるクレーンの大きさにもびっくりしました。クラス全員一網打尽です。
 
 
 
 
「自分が出すごみを少しでも減らそうと思いました。」
 
≪リサイクルプラザ≫
 ペットボトルからリサイクルされた洋服やジャージ、帽子などが展示されていました。回収された粗大ごみも見事に生まれ変わっていて驚きました。リサイクルに関わるいろいろなマークがあることも分かりました。
「リユース、リデュース、リサイクルの3Rを実行していこうという気持ちが強くなりました。」
 廃油石けんづくりにも挑戦しました。9月下旬には完成して手元に届く予定です。
「廃油で作った石けんが出来上がるのが楽しみです。」
 
 
 
 

≪昼食≫
 リサイクルプラザの部屋をお借りしてお弁当にしました。おいしいお弁当に大満足です。午後の見学も頑張るぞ。
「頭を使った後の弁当は、最高だぜ!」
 

≪東部終末処理場≫
 午後の見学先は、東部終末処理場で、下水をきれいにする施設です。
「こんにちは~!」
 昨年、改修工事が終わったばかりでとてもきれいな施設でした。
「72兆個もの微生物の力を借りて水をきれいにしていると聞いてびっくりしました。」
 
 

 こんなに汚れていた下水が、いくつもの貯水池を経由してどんどんきれいになっていく様子がよく分かりました。最後には、コイ(錦鯉?)が棲めるぐらいにまできれいにした水を、海や川に流し、環境を守っているそうです。

 

 実際に見たり聞いたり、体験したり、実り多い1日となりました。校長先生との3つの約束もしっかりと守り、果たすことができました。
 「これからまとめを頑張ります!」
 まとめの活動を通して、ごみを減らす、水を無駄に使わないという思いを高めていきたいと思います。
 八戸清掃工場、リサイクルプラザ、東部終末処理場の皆様、見学させてくださりありがとうございました。
2022/09/01 13:40 | この記事のURL学習活動

夏休み作品展

 8月30日から夏休み作品展の展示が始まりました。子どもたちの夏休みの成果が結集しています。コロナの影響で保護者の皆さんの参観を遠慮していただくことになり、せっかくの頑張りを見ていただけないのが残念です。
 力作ぞろいの作品展を紹介します。

【1年生】 カラフルな工作がずらり。触ってはいけない約束ですが、ついつい手が出てしまいそう。かわいらしい作品ばかりでした。
 

【2年生】 工夫やアイデアいっぱいの工作がたくさん。2年生になって自由研究が増えたように感じます。成長が感じられ、うれしくなりました。
 

【3年生】 動くしかけや遊び心いっぱいの工作がたくさんありました。自由研究に挑戦している子もたくさんいました。
 

【4年生】 アイデア満載、見た目が派手めな工作が目を引きます。しっかりと調べた自由研究も多く、どちらも見ごたえ十分の力作ぞろいです。
 

【5年生】 圧倒的に自由研究です。視野が広がり、1学期の学習の延長で題材を決めているものが多く、日頃の学習が生かされている、探求心あふれる作品ぞろいです。
 

【6年生】 ほとんどが自由研究です。SDGsや防災、遊びの歴史など、時代を感じ好奇心をくすぐる傑作ぞろいです。
 

 工作には触ってはいけない。自由研究は優しく扱うというルールを守ってじっくりと見ていました。お友達の力作を大切に扱う、約束事をしっかりと守ることができた立派な見学態度でした。
 

「お互いの作品を見合い、よさを見つけて自分に生かす。」
 こうやって、一人一人が見学マナーやルールを身に付けながら、「来年は○○に挑戦してみよう!」と作品展のレベルや見ごたえが上達していくのですね。これも下長小学校の素晴らしい伝統の一つとして代々受け継がれています。
 来年こそは、コロナが収まり、ぜひ、保護者の皆様にもご覧いただきたいものです。

2022/08/31 16:00 | この記事のURL学習活動

3年 社会科見学

 3年生が八戸市農業経営振興センターに社会科見学に行きました。社会科で学習した内容を実際に見て、学びを深めます。
「よろしくお願いします!」


 八戸市農業経営振興センターの役割やりんご、いちご、長いも等の栽培の仕方などのお話を聞きました。八戸市の農業は、八戸市の涼しい気候に合わせて工夫されてきたことを学びました。
 真っ直ぐな長いもを作るためにふかふかの柔らかい土づくりが大事です!農業の大変さと様々な工夫が分かりました。
「長いも、ながっ!?」
 
 

 外に出て、ねぎやピーマンの栽培について教えてもらいました。
 ねぎを長くするために、朝早くに土をかけるのが秘密だそうです。
 ???
 
 

≪いちごハウス≫
 いちごのビニルハウスにもたくさんの秘密がありました。夕方にビニールを閉じて暗くし、秋が来たと思わせます。エアコンで涼しくします。そうして、いちごに勘違いさせて1年中、時期を変えて収穫ができるよう温度管理を工夫しているそうです。ハウスのいちごは冬用だそうです。
「なるほど、クリスマスケーキ用だな!」
「だまして時期をずらすのか!?」
 
 

トラクター試乗会
「燃える男の~ 赤いトラクター それがお前だぜ~」
 

トランチャーの大きな鋭い刃。
「めっちゃ怖~。」
 

≪いちごの試食≫
 いちごの食べ比べをさせてもらいました。
・「夏のしずく」は、とても甘くておいしかったです。
・「すずあかね」は、酸っぱいけれど、味が濃いね。
 
 


「リンゴの栄養分についても教えてもらいました。」
「農業に興味が出てきました。」
 

 八戸市農業経営振興センターのみなさん、ありがとうございました。

2022/08/31 15:40 | この記事のURL学習活動
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