八戸市立下長小学校

6年生高齢者疑似体験

 八戸市社会福祉協議会のみなさんの協力のもと、6年生が「高齢者疑似体験」を行いました。靴型サポーター、膝サポーター・重り、過重チョッキ・重り、手袋、肘サポーター・重り、眼鏡、ヘッドホンを身にまとい、75才を想定した装備で様々な日常生活に挑戦です。
 
 
 

≪お買い物≫
 財布からお金を取り出せない、うまくつかめず金を落としてしまうなど、目も手も思うようにいきません。
 

≪チラシを見る≫
 今日のお買い得品や特売品は?思うように目的の品を探せません。


≪ボタンをはめる≫
 思うように指先を動かせず、ボタンをはめることができません。体の機能が不自由になっていくことが分かりました。ボタンがこんなに大変なことだったとは…。
 

≪表示を見る≫
 魚は何匹? 3匹のはずが1匹しか見えません。
 リンゴは何個? 9個実がなっているのに7個しか見えません。
 青がほとんど見えませんでした。緑色の非常口の表示は見えるのに、色が黄色に変わると認識できません。色の組み合わせによっても見えたり見えなかったり…。
 

「お年寄りってこんなに大変な思いをして生活していることが分かりました。」
「僕の家にはおばあちゃんがいるからこれから優しくします!」
 
 高齢者の方々と接するときにこの経験を生かしたいと思います。大変貴重な体験ができました。八戸市福祉協議会の皆さん、ありがとうございました。

2022/11/16 16:20 | この記事のURL体験活動