2021年9月の記事

図書室、秋の様相に衣替え

 肌をかすめる風が、時折肌寒いと感じるこの頃です。
 校舎の周りの木々の葉先が赤みを帯びています。
 晩夏の香りをかすかに残しながら、めぐる季節は、
 すっかり秋に足を踏み入れたようです。

 毎週来てくださっている図書ボラの皆さんの手で、
 図書室も、すっかり秋の様相に様変わりしました。

 天井からりんごや葡萄など秋の果物が吊り下げられ
 壁面には、お月見の飾りつけが施されています。

 入り口を入ったところにある「おすすめの本」です。
 見事に紅葉したもみじがきれいです。


 季節ごとに変わる特設コーナーでは、
 「芸術にふれよう」特集を開設しています。
 読書の秋、そして芸術の秋ですね。


 カウンター前に並ぶのは、入りたての新刊本です。

 芥川賞受賞作「推し、燃ゆ」をはじめ、
 東野圭吾さんをはじめとした人気作家の新刊本、
 ジャニーズの加藤シゲアキさんの書いたことで有名
 「オルタネート」、話題となった「スマホ脳」、
 そして、「えんとつ町のプペル」まで揃っています。
 歴史好きの人のための時代小説あり。
 生き方を見つめるための自己啓発本あり、
 哲学や心理学をわかりやすく説明してくれる本あり、
 
 などなど、各種取り揃えています。

 本屋大賞のコーナーには、歴代の受賞作が並びます。
 芸術の秋には、「蜜蜂と遠雷」がおすすめです。

 こちらは、郷土コーナーです。

 この郷土コーナーには、八戸藩遠山家日記や八戸市史
 などが並んでいます。南部のことばの本も数冊あり、
 震災に関する本も何冊かそろっていますから、
 総合的な学習の時間にとても役立ちそうです。

 
 さらには、図書ボランティアの活動の様子や、

 〇〇先生の推薦コーナーまであります。
 並んでいる本の種類を見れば、どの先生なのか
 きっとすぐにわかるはずです。

 出口のところにちょっとしたコーナーが…。

 そこには、2種類の本が並んでいます。
 1冊は「RIDE THE EAST WIND~東の風に乗って~」
 もう1冊は「やまいも中学校」という本です。
 前者は、自叙伝と言っていいでしょう。
 後者は、子供向けの短編小説でしょうか。
 夏休みに入るころ、学校に届けられた寄贈本です。
 当時アメリカ兵だった著者が戦後すぐに八戸を訪れた
 ことがあることから、送られてきたものです。
 縁や人と人とのつながりって不思議ですね。

 今日の昼休み、図書室をのぞいてみました。

 図書委員の当番が受付カウンターで作業しています。
 そして、書棚の整理を始めました。
 そこに、1年生の女子が入ってきました。
 読書しながら昼休みを過ごす予定だったのでしょう。
 二人は快くサクラを引き受けてくれました。

 そのあと、新聞担当の図書委員が今日の朝刊を
 ホルダーにセットしに来ました。そのほか、
 閲覧に来た生徒1名、本を返しに来た生徒1名。
 今日の来室者は私も含めて8名でした。

 読書は心の糧とも栄養とも言います。
 コナ中生に、もっと読書の輪が広がるといいですね。
 せっかく素敵な環境を作ってくださる方々が
 身近なところにいるのですから…。

 近々、SDG’s関連の書籍と職業関係の書籍を
 購入する予定です。2学期からは、
 総合的な学習や進路の学習が充実する時期です。
 調べ学習などにぜひ役立ててください。

2021/09/16 10:00 | この記事のURL

第2回避難訓練(9月編)

 9月10日(金)6校時 14時43分
 地震発生という想定で避難訓練を行いました。
    もしもこれが11日14時46分だったなら、
 思い入れも全く違ったかもしれないな、
 などと思いながら、整然と避難する様子を
 じっくり観察していました。

 久しぶりに強い日差しを受ける気がします。
 ふと体育祭から2週間もたったのかと、
 時の流れにしみじみ感じ入ります。

 生徒は、無言で速やかに非常口を確認し、
 校庭に避難してきました。整列・点呼・報告と続き、
 避難開始から全員の安否確認が校長先生のところに
 報告されるまでの時間が、2分53秒でした。
 地震発生から安全確保、そして避難開始までが、
 1分6秒でしたから、合わせると約4分です。

 津波を想定した場合、この後柏崎公民館に避難します。
 小中野中と柏崎公民館の距離は1㎞ほど。
 徒歩で移動すれば12分程度の距離です。
 津波の到達時間を最短で30分と想定し、
 並んで移動した場合、先頭の到着時間を15分
 最後尾の移動時間が25分と、仮に算出し、
 避難時間と合算すると29分。なんとか間に合います。

 校長先生からの講評です。
 今日の避難の様子について触れた後、
 ご自身がこれまで経験してきた大きな地震や
 目にしてきた火災のことをお話されました。
 話の核は、災害の恐ろしさとともに、
 決して他人ごとではなく身近な問題である
 ということなのですが、時折、ふとどこか
 懐かし気な感じを漂わせていらっしゃったのが
 印象的でした。子どもたちも聞き入っています。

 津波が発生した場合、小中野中学校の上階は
 「津波避難ビル」に指定されています。しかし、
 地域の方に避難してもらうため、生徒は、
 災害が発生した場合、学校を立ち退きます。
 そして、津波が中学校まで達することなく、
 校舎の安全が確認されたのち、中学生たちは
 柏崎公民館から戻ってきて、避難所を設営します。

 今日がその避難所運営訓練を行う予定の日でした。
 地区防災会の方々をはじめとした地域の方々との
 合同訓練でしたが、感染拡大防止のための
 緊急対策を受け、今年度は中止となりました。

 残念でした。
 来年こそは、実施できることを祈っております。

 15時前だというのに、かなり日が傾いています。
 少し長く伸びた影法師に、秋の気配を感じながら、
 避難訓練を無事に終えることができました。

2021/09/10 16:50 | この記事のURL

9月の全校朝会

 9月1日(水) 全校朝会が行われました。

 初めに、夏休みの表彰です。
 安協大会3位の野球部と防犯大会3位の女子剣道部が
 校長先生から賞状を手渡されました。
 一人一人の名前が読み上げられます。
 初々しさの中に、誇らしげな表情が浮かびます。




 続いて校長先生からのお話です。まず、
 体育祭を成功へ導いた生徒たちへ労いの言葉が
 かけられました。そして、体育祭を通しての、
 生徒一人一人の成長を喜ぶとともに、
 自信に変えて、次の目標に向かおう。
 というお話から始まりました。

 続いて学校における感染拡大防止対策について
 静かにゆっくり丁寧に説明がなされました。
 行事のこと、部活動のこと、大会のこと…。
 
 なんとかみんなで乗り越えたいですね。

 最後に、生徒委員会発表です。
 今月は選挙管理委員会が発表します。
 生徒会役員選挙の告示についてでした。

 生徒会の新旧世代交代も近づいているのですね。
 3年生からの魂のバトンを、確かに受け止められる
 熱い思いを内に秘めた、新時代の担い手の出現を、
 楽しみにしています。
2021/09/06 11:50 | この記事のURL

体育祭(閉会式~フィナーレ へ)

 熱く燃えた1日も、終わりの時を迎えます。
 長い1日だったような気もします。
 あっという間だった気もします。
 長い準備期間にも思いをはせます。
 ふと、空を見上げたくなります。

 空を仰ぎたくなります。ここに至るまでの、
 遠く、見果てぬ夢を追うような日々が、
 自然に思い起こされるような感覚に包まれます。

 体育祭は、
 多くの保護者の皆様に見守られながら
 あたたかな賑わいの中で行われました。







 いよいよ、結果発表の時がやってきました。
 顔を上げ、そして胸を張り、力強い足取りで、
 あの雲に、あの空に向かって入場します。



【閉会式・表彰式】
 閉会式の入場です。
 まっすぐに、それぞれの陣地の前から進みます。
 心なしか、朝よりもたくましく見えます。
 
 開会宣言の後、早速結果発表です。
 まず、応援賞の発表が行われました。発表の仕方は、
 応援賞を獲得した軍の音源を流す。というものです。
 流れてきたのは、ディズニー映画「アラジン」の
 ジーニーのテーマ?です。

 応援賞は、青軍 がとりました。

 続いて、行進賞の発表です。行進賞の発表の仕方は、
 コナ中ウマ娘による「プリティーダービー」です。
 校庭1周を競走し勝った方の軍が行進賞なのだとか。
 ちなみに紅軍のウマ娘は「〇〇〇  テンペスト」
 青軍のウマ娘は「スパーキング  〇〇〇」とのこと。

 激走というにはほど遠い走りをする二人を、
 全校生徒は、その場でしゃがんだまま、
 ぐるっと1回転して見守ります。
 最終コーナーを回ったところから赤がスパート
 ほとんどの場合、これがフェイントで、実は青が
 最後に追い越す、というストーリーかと思いきや、
 なんと、赤がそのままゴールを駆け抜けました。
 これには、一本取られました。

  行進賞は、紅軍 がとりました。

 そして、総合優勝の発表です。
 二人の団長が式台の上に上がります。
 そこに伏せられた状態で置かれている
 「巨大うちわ」に、結果が記されているようです。
 1・2の3で同時に持ち上げます。

 持ち上げた団長たちが、それぞれのぞき込みます。
 一瞬の間…。そして紅軍団長S君のガッツポーズ。
 紅軍の選手たちも、ワ~っと声を上げ大喜びです。
 青軍団長は信じられないのか、うちわを見続けます。
 しかし、残念ながら結果は変わりません。

 得点差は、わずか…。
 今日一日、何度も目にしてきた18点差です。
 似たような数字が並んでいるので、ぱっと見
 どっちが勝ったのか、一瞬見分けがつきません。
 やはり、今年はすごい戦いでした。あっぱれ。


 校長先生から、賞状、優勝旗、準優勝杯が
 次々に手渡されていきます。

 各軍の団長からのスピーチの後、
 体育祭を締めくくるのは、実行委員長のK君です。
 多くの人への感謝の思いとやり遂げた達成感が
 ひしひしと伝わってくる素敵なスピーチでした。


【解団式】
 
 結果発表を受け止め、両軍とも解団式に臨みます。
 団長をはじめ、応援リーダーたちから次々に
 感謝の言葉が述べられました。
 みんなみんな、この軍でよかった
 この仲間と共に戦えて幸せだった
 そんな思いが語られます。
 とっても和やかな解団式です。



 解団式をしめくくることになったのは、
 どちらも軍も、3年生の学級担任。
 話をする声が元気溌剌でとても大きいので
 お互いにお互いの声が、気になるようです。
 これを、カオスな状態というのでしょうか。
 私はどちらの話も聞き取れませんでした…。


【片付け】

 3年生が、集合写真を撮っている間、
 体育祭の片づけをするのは1・2年生の仕事です。
 体育祭をここまで導いてくれた先輩への
 恩返しの意味も含めて、とてもよく働きました。
 


 あっという間に、机やいすが片づけられ、
 グラウンドに7基あったテントもすべて撤収。
 頑張りました。お見事です。

 
【3年生集合写真】

 後輩たちが片付けをやってくれている間、
 3年生が、各学級、学年の集合写真です。
 卒業アルバムに掲載されるのでしょうか。

 どちらの軍も、とってもいい顔をしています。
 勝ち負けを越えたところにある大切なものに
 気づいた人の顔です。爽やかな顔です。


 令和3年度小中野中体育祭 3学年一同の集合写真。

 思い出の1枚ですね。仲良し3年生です。
 写真屋さんからは、もっといい写真が届くでしょう。

 体育祭を作り上げた事実を、実績を、自信にかえて、
 次なる目標に向け、歩みを進めてくれるでしょう。
 

【祭りのあと…】

 祭りの後の静けさが好きです。
 ノスタルジーにも似た、切なさを覚えます。
 無意識のうちに過去に思いをはせながら、
 心のアルバムにしまい込もうとしているから
 なのかもしれません。
 誰もいないラインのひかれたグラウンド。
 うっすらと雲がかかり始めた空。
 いつもより、色濃くそびえる階上岳。
 この日の思い出が生徒たちの宝物となって
 豊かな心を育んでくれたらと願います。


 夏の夕日は、燃えるような夕焼けではなく
 朝日にも似た、優しいオレンジ色なのだと
 初めて気づいた気がします。
 紫がかった雲が、夕日に照らされる様子に
 また、厳かな気持ちにさせられます。
 
 素敵な1日でした。
 夏休み前から企画運営に取り組んできた生徒会
 夏休み返上で応援合戦の準備を頑張った3年生
 先輩達に協力を惜しまず取り組んだ1・2年生
 あたたかく見守ってくださった、保護者の皆様
 ほんとうにありがとうございました。
 
 おわり。
2021/09/03 11:30 | この記事のURL

体育祭(プログラム⑬~プログラム⑯)

 再び競技に戻ります。
 青軍2点リードのままプログラムは続きます。
 残る種目は、2生年団体・3年生団体
 そして、選抜リレー男女の4種目です。
 勝利の女神はどちらに微笑むのか。


【プログラム⑬2年生学年団体種目】
【Grasp the rope~全力でつかみ取とれ! 

 
 
2年生団体種目は、これまた体育祭の人気種目

 「5本綱引き」です。
 特に熾烈を極めるのは、女同士の戦いです。
 執念でしがみついて離さず、引きずられる姿。
 体育祭の風物詩といっても過言ではありません。

 入場門に整列して挨拶。始まります。


 勝敗は、5本勝負の3本先取となります。
 1戦目は、女の対決。2戦目は、男の対決。
 3戦目は、男女入り乱れて行われます。


 1戦目の女の対決は、3-2で紅軍の勝利です。

 残念ながら、引きずられる生徒はいませんでした。
 
 2戦目の男の対決は、3-2で青軍の勝利です。

 意地で取り返しました。互角の戦いです。

 そして、男女合同での第3戦。これまた…、
 長い戦いになりましたが、紅軍が勝ち切りました。
 これで紅軍が勝利へリーチです。

 第4戦はどういう戦いになるのかというと
 再び男同士の対決です。1回目は青軍が勝ってます。
 後のない青軍が再び勝利しました。熱戦です。
 これで、通算2勝2敗。次の勝負で決まります。

 最後の決戦を託された第5戦は、女の対決です。
 1回目は紅軍の勝利。青の雪辱なるでしょうか。
 号砲とともに始まりました。
 各軍の陣地からの応援にも熱が入ります。

 結果は、紅軍の勝ち。競技をした2年生も、
 紅軍の陣地にいる1年生も3年生も大喜びです。
 そして、3年生に思いをつなぎます。

【プログラム⑭3年生学年団体種目】 
【Bridge ~絆の橋を作り上げろ! 
 
 3年生の団体種目は、
 まず、女子がムカデリレーをします。
 次に、男子がカニカニリレーをします。
 最後に全員で背中渡りでゴールを目指すという、
 複合種目型のレースです。
 
 団体種目の最後を飾る対決が始まります。
 各軍、円陣を組み、心を一つにして気合を入れました。
 それぞれのスタート位置に分かれます。

 まずは、女子のムカデリレーです。
 紅軍がスタートダッシュで頭ひとつリード。
 と思いきや紅軍が前のめりに転びます。
 チャンスと思った青軍も、続いて転びます。

 前のめりにつんのめっても、バランスボールが
 クッションの役割を果たしています。
 絶妙な安全装置の役割を担っているのです。
 うまいこと考えたものです。
 紅軍リードのまま、男子へつながりました。
 紅軍の男子の1走がハイペースで飛ばします。

 青軍との距離がかなり開きました。
 紅軍は、男子の2走へと早々とつながります。
 ところが、なかなか2走が出発しません。
 なんと、結んだひもがほどけないようです。
 そうこうしている間に、青が追いつきました。
 そして2走は、なんと青が先に飛び出しました。

 最後は背中渡りです。青がぐんぐん離します。
 赤は、2走が終わったところでも紐トラブルです。
 青軍に油断はありません。
 つかんだチャンスは、決してはなさないとばかり、
 最後まで必死です。

 見事、青軍が逃げ切りました。
 敗北が確定した紅軍も、最後まで橋を渡り抜きました。
 両軍ともあっぱれです。
 やっぱり、大逆転劇は盛り上がりますね。

 ここで、
 プログラム⑬番までの途中経過が発表されました。

 紅軍…724点  青軍…706点

 再び18点差。途中経過はこれが最後となります。
 最後に笑うのは果たしてどちらになるのでしょう。

 いよいよ最後の種目です。
 体育祭の花形競技です。
 選ばれし者たちが、しのぎを削るレース。
 ザ・選抜リレーです。

【プログラム⑮選抜リレー女子】
【プログラム⑯選抜リレー男子】


 まずは女子の対決です。
 各軍2チームずつの4チーム対決です。
 1位2位を独占すれば、高得点を獲得できます。
 相手へのダメージは、はかりしれません。

 青が飛ばします。赤・赤・青と続きます。
 勝負は膠着状態となり、順位の変動はありません。
 しかし、徐々に2位の赤がじわりと追い上げます。
 アンカー勝負。最終コーナーを競ってきます。
 本部席前、2位の赤が1位の青をかわしました。
 そのままゴール。順位は、1位が紅軍、そして
 2位が青軍、3位が紅軍、4位が青軍でした。
 
 づいて、男子の出番です。
 男子も、青が飛び出します。そして赤が続きます。
 みんなさすが、とてもしなやかな走りです。

 青⇒赤⇒赤⇒青 の順でレースが続きます。
 ミスでもなければ、順位の変動は難しそうです。
 赤は、女子同様青を交わすことができるのか。
 青は、総合優勝のためには絶対に落とせません。

 バトンミスもなく、スムーズに進みます。
 3位4位の順位の入れ替わりがあるかどうか
 総合優勝へ向け、僅差の戦いが続く今、
 すべてが、重要な位置づけです。

 結局、順位は動きませんでした。
 1位青軍のアンカーは、さながらウィニングラン
 をしているように、誇らしげに見えます。
 1位青軍、2位紅軍、3位紅軍、4位青軍でした。


 とうとう全種目が終了しました。
 残すは、表彰式・閉祭式。
 そして、フィナーレです。
 
 体育祭ブログも、次が最終回です…。
2021/09/02 17:00 | この記事のURL

体育祭(プログラム⑫応援合戦)

 いよいよ午後の部がスタートします。
 体育祭の目玉でもある「応援合戦」の時間です。
  
 風が旗をたなびかせています。
 空は晴れ渡り、日差しも強くなってきました。
 白と青のコントラストに爽やかな風が似合います。

 中天に太陽が照り輝いています。
 太陽も応援合戦を楽しみに見ているようです。

 さて、いよいよ始まります。

【プログラム⑫軍対抗応援合戦】
 

 先行は「紅軍」。
 フォーメーション、隊形移動に工夫を凝らしています。
 要所要所では3年生が前面に出てきて激しく踊ります。
 特に、3年生の女子はノリノリです。
 紅軍の構成の特徴というか、感心したところは、
 1・2年生にも式台前の目立つメインポジションで
 踊れるチャンスを作ってくれているところです。
 後輩たちの保護者の気持ちを察したのでしょうか、
 「全員が主役だ」という思いが伝わってきました。
 でも、団長他数名のパフォーマンスは気合満点です。

 では、遠景写真ではありますが、
 5分間の演技の流れはこのような感じです。





 最後はみんなで肩を組み、二重の半円になって
 「獅子奮迅」のオリジナル軍旗を披露です。
 フィニッシュはかっこよく決まりました。

 続いて、後攻の「青軍」です。
 ストーリー構成、男女の役割分担に凝った演出です。
 出だしは、男子が前方で踊ります。
 しかし、団長がから回ってまとまらないという設定。
 そこに天使のように後方から女子が現れてきます。
 「コナ坂41」というようなチーム名だったような。
 その踊りを見ながら、団長はダンスは楽しいものだ
 ということに気づき、成長する青春ストーリーです。
 最後はみんなノリノリです。見せ場は、
 女子役の男子と団長たちとのちょっとした寸劇です。
 役作りも演技もばっちりでした。それから、
 音源の作り方も、とっても凝っていました。
 
 では、こちらも遠景写真ではありますが、
 5分間の演技の流れをご覧ください。







 最後は掟破りの、本部席前に最大接近です。
 審査委員長の校長先生の前でエールと三三七拍子。
 目の前のターゲットをロックオンした野獣の如く、
 大きな声を、はるか遠くまで轟かせました。
 
 どちらも見事な演技でした。
 甲乙つけがたい、審査員泣かせの応援合戦です。
 どちらが勝つのか…。
 発表は、閉会式の成績発表までおあずけです。


 紅軍…614点  青軍…616点

 行進賞と応援賞を除く、午前中の得点経過のまま
 プログラムは終盤へと進みます。

 残された種目は、「2年団体」「3年団体」
 そして、男女選抜リレーです。
 
 まだまだ次に、続きます…。
2021/09/01 16:20 | この記事のURL
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