体育祭(プログラム⑬~プログラム⑯)

 再び競技に戻ります。
 青軍2点リードのままプログラムは続きます。
 残る種目は、2生年団体・3年生団体
 そして、選抜リレー男女の4種目です。
 勝利の女神はどちらに微笑むのか。


【プログラム⑬2年生学年団体種目】
【Grasp the rope~全力でつかみ取とれ! 

 
 
2年生団体種目は、これまた体育祭の人気種目

 「5本綱引き」です。
 特に熾烈を極めるのは、女同士の戦いです。
 執念でしがみついて離さず、引きずられる姿。
 体育祭の風物詩といっても過言ではありません。

 入場門に整列して挨拶。始まります。


 勝敗は、5本勝負の3本先取となります。
 1戦目は、女の対決。2戦目は、男の対決。
 3戦目は、男女入り乱れて行われます。


 1戦目の女の対決は、3-2で紅軍の勝利です。

 残念ながら、引きずられる生徒はいませんでした。
 
 2戦目の男の対決は、3-2で青軍の勝利です。

 意地で取り返しました。互角の戦いです。

 そして、男女合同での第3戦。これまた…、
 長い戦いになりましたが、紅軍が勝ち切りました。
 これで紅軍が勝利へリーチです。

 第4戦はどういう戦いになるのかというと
 再び男同士の対決です。1回目は青軍が勝ってます。
 後のない青軍が再び勝利しました。熱戦です。
 これで、通算2勝2敗。次の勝負で決まります。

 最後の決戦を託された第5戦は、女の対決です。
 1回目は紅軍の勝利。青の雪辱なるでしょうか。
 号砲とともに始まりました。
 各軍の陣地からの応援にも熱が入ります。

 結果は、紅軍の勝ち。競技をした2年生も、
 紅軍の陣地にいる1年生も3年生も大喜びです。
 そして、3年生に思いをつなぎます。

【プログラム⑭3年生学年団体種目】 
【Bridge ~絆の橋を作り上げろ! 
 
 3年生の団体種目は、
 まず、女子がムカデリレーをします。
 次に、男子がカニカニリレーをします。
 最後に全員で背中渡りでゴールを目指すという、
 複合種目型のレースです。
 
 団体種目の最後を飾る対決が始まります。
 各軍、円陣を組み、心を一つにして気合を入れました。
 それぞれのスタート位置に分かれます。

 まずは、女子のムカデリレーです。
 紅軍がスタートダッシュで頭ひとつリード。
 と思いきや紅軍が前のめりに転びます。
 チャンスと思った青軍も、続いて転びます。

 前のめりにつんのめっても、バランスボールが
 クッションの役割を果たしています。
 絶妙な安全装置の役割を担っているのです。
 うまいこと考えたものです。
 紅軍リードのまま、男子へつながりました。
 紅軍の男子の1走がハイペースで飛ばします。

 青軍との距離がかなり開きました。
 紅軍は、男子の2走へと早々とつながります。
 ところが、なかなか2走が出発しません。
 なんと、結んだひもがほどけないようです。
 そうこうしている間に、青が追いつきました。
 そして2走は、なんと青が先に飛び出しました。

 最後は背中渡りです。青がぐんぐん離します。
 赤は、2走が終わったところでも紐トラブルです。
 青軍に油断はありません。
 つかんだチャンスは、決してはなさないとばかり、
 最後まで必死です。

 見事、青軍が逃げ切りました。
 敗北が確定した紅軍も、最後まで橋を渡り抜きました。
 両軍ともあっぱれです。
 やっぱり、大逆転劇は盛り上がりますね。

 ここで、
 プログラム⑬番までの途中経過が発表されました。

 紅軍…724点  青軍…706点

 再び18点差。途中経過はこれが最後となります。
 最後に笑うのは果たしてどちらになるのでしょう。

 いよいよ最後の種目です。
 体育祭の花形競技です。
 選ばれし者たちが、しのぎを削るレース。
 ザ・選抜リレーです。

【プログラム⑮選抜リレー女子】
【プログラム⑯選抜リレー男子】


 まずは女子の対決です。
 各軍2チームずつの4チーム対決です。
 1位2位を独占すれば、高得点を獲得できます。
 相手へのダメージは、はかりしれません。

 青が飛ばします。赤・赤・青と続きます。
 勝負は膠着状態となり、順位の変動はありません。
 しかし、徐々に2位の赤がじわりと追い上げます。
 アンカー勝負。最終コーナーを競ってきます。
 本部席前、2位の赤が1位の青をかわしました。
 そのままゴール。順位は、1位が紅軍、そして
 2位が青軍、3位が紅軍、4位が青軍でした。
 
 づいて、男子の出番です。
 男子も、青が飛び出します。そして赤が続きます。
 みんなさすが、とてもしなやかな走りです。

 青⇒赤⇒赤⇒青 の順でレースが続きます。
 ミスでもなければ、順位の変動は難しそうです。
 赤は、女子同様青を交わすことができるのか。
 青は、総合優勝のためには絶対に落とせません。

 バトンミスもなく、スムーズに進みます。
 3位4位の順位の入れ替わりがあるかどうか
 総合優勝へ向け、僅差の戦いが続く今、
 すべてが、重要な位置づけです。

 結局、順位は動きませんでした。
 1位青軍のアンカーは、さながらウィニングラン
 をしているように、誇らしげに見えます。
 1位青軍、2位紅軍、3位紅軍、4位青軍でした。


 とうとう全種目が終了しました。
 残すは、表彰式・閉祭式。
 そして、フィナーレです。
 
 体育祭ブログも、次が最終回です…。
2021/09/02 17:00 | この記事のURL