2021年7月の記事

えんぶり・虎舞の歴史講話

 東京オリンピック2020の開会式から
 早いもので10日ほど経過しました。
 序盤から日本の金メダルラッシュが続き、
 ドラマチックな試合展開の多さに、
 何度も胸が熱くなりました。
 中学校のスポーツ界でも、
 新チームの大会が幕を開けました。
 今日から卓球部が、試合に臨んでいます。
 そして、明日からソフトテニス部が、
 5日からは野球部が大会に臨みます。
 オリンピックに負けないドラマが
 きっと待ち受けています。

 さて、8月2日(月)
 1年生と2年生は、揃って出校日です。
 課題点検を済ませ、今日は講演会です。
 講師を務めてくださるのは、まさに、
 地域の生き字引、船田勝美さんです。

 「えんぶり・虎舞についての歴史講和」を10:30から
 約1時間に渡ってエネルギッシュにお話しくださいました。
 えんぶりを次の世代へつなぐことへの強い信念を感じます。

 以前、シンガポールや中国から招待されて、虎舞を
 披露してきたこと。その時感じた日本のよさ。
 苦労はすればするほど身になるということ。
 とにかくなんでも体験することの大切さ。
 見る人の立場に立った虎舞やえんぶりの楽しさ。
 多くのことを語ってくださいました。

 質問コーナーでは、「松の舞と大黒舞について」、
 「烏帽子の重さはどれぐらいか」などの質問に、
 丁寧に答えてくださいました。
 ちなみに、烏帽子の重さは軽いもので「1.2Kg」
 重いものだとなんと「2Kg」もあるとか…。
 
 最後の、生徒からのお礼の中に、
 「ほかの人より劣るところがあってもがっかりする
 ことはない。努力で勝っていればいい。大切なのは
 人間性である。という言葉が印象に残りました。」
 とありましたが、
 「努力」「厳しさを経験することが人間を強くする」
 などなど、えんぶりや虎舞の話とともに、生きること
 について、学ぶことの多い貴重な時間となりました。

 梅経寒苦発清香
 
 ですね。

 体育館の大きく開いた非常口からは、
 お隣の保育園に咲く立派なひまわりが、まるで
 こちらに聞き耳を立てているかのように見えます。


 1・2年生がこれから取り組むえんぶりと虎舞は、
 文化祭が発表の場となる予定です。
 
 どうぞ、お楽しみに!

2021/07/28 16:00 | この記事のURL

県大会(吹奏楽部)の結果

 去る、7月23日金曜日。
 リンクステーションホール青森において、
 全日本吹奏楽コンクール第63回青森県大会
 中学校小編成の部が行われました。

 八戸地区代表として本校からは、
 吹奏楽部の精鋭たちが出場してきました。

 演奏順は18団体中の4番目。
 八戸地区代表としては、先陣を切っての登場です。

 結果は次の通りでした。

   小中野中学校 銀賞 

 惜しくも金賞、東北大会への出場は逃しましたが、
 今回もまた、素晴らしい演奏だったそうです。
 地区大会では保護者の皆さんが演奏を聴くことは
 できませんでしたが、今回は制限はありましたが
 晴れの舞台で演奏する、我が子の姿を見ることが
 できたたこと、本当に何よりでした。

 演奏する側も、聞かせたい人、届けたい相手が
 目の前にいて演奏できる幸せを、味わうことが
 できたのではないかと思います。
 子どもたちにとっても本当に良かったと思います。

 それもこれも、
 県大会の切符を勝ち取ったからこそです。

 演奏中の写真は撮れませんので、
 帰る途中でとった充実感あるれる集合写真です。
 心の中も空のように真っ青に晴れ渡っています。


 おまけ…。

 帰りにジェラードを食べてきたようです。
 県大会まで一生懸命頑張ったご褒美ですね。
 きっと味もひとしおだったでしょう。
 『まきば』の香りがよく似合います。


 
 紛れもない、青春の1ページです。
 かけがえのない夏の日の思い出です。

 本当にお疲れさまでした。

2021/07/27 14:30 | この記事のURL

グラウンドゴルフ教室

 7月26日(月) 早朝
 千草公園を舞台に、グラウンドゴルフ教室が開催
 されました。昨年は大雨で開催することができず
 大変残念だっただけに、一安心です。 
 時まさにオリンピックの開催と同時期ですから、
 ちょっとアスリート気分に浸ってのプレーです。

 教えてくださるのは、八戸のグラウンドゴルフ界を
 けん引する、まさにトップアスリートの方々です。

 1日目のこの日の朝は快晴です。
 熱いぐらいです。皆さん完全防備です。
 天気の良かった1日目の様子です。

 とても丁寧で優しいコーチングです。

 実戦が始まりました。 

 かなり様になってきたところで1日目終了。
 この日は、2ゲーム16ホールを戦いました。
 手作りのこびりっこをいただきました。
 

 2日目です。心配された雨も朝方は上がり
 なんとか始めることができました。
 青空はありませんが涼しくて心地いい朝です。
 
 改めまして、トップアスリートの方々です。
 極めてる感満載のオーラが半端ありません。

 競技内容やルール、やり方などについて、
 わかりやすく説明してくださいました。 

 いよいよ競技が始まります。実戦です。
 アスリートの方々と大人と子供が混じる形で、
 4つのグループに分かれて8ホールを回ります。

 対戦の様子です。
 指導してくださる方々のプレーはさすがです。
 中学生も、なかなか筋がいいと褒められてます。

 さすが野球部です。褒められてご満悦です。
 その気になってプレーを楽しんでいます。
 まんざらでもない感じです。
 ホールインワンを出した生徒もいました。

 途中から雨が降り出してきたため、残念ながら、
 2日目は、1ホールのみで終了となりました。
 中学生で最も成績の良かった選手には記念品が
 贈られます。果たして何をいただいたのでしょう。



 閉会セレモニーも終わり、記念撮影です。
 みんな笑顔です。いい雰囲気です。

 来年の開催が今から楽しみです。
 
 この日もまた、
 手作りのこびりっことお茶をいただきました。
 朝4時から作ってくれたものです。
 出来たてほやほやのこびりっこは、
 まだ温かく、味付けも抜群。最高でした。

 『小中野グラウンドゴルフクラブ(仮称)』
   ※団体名を聞いたところ、
   「名乗るほどのものではない」
   とのことでした…。もはや正義の味方です。

 のレジェンドの皆様、楽しいひと時を
 本当にありがとうございました。

 See you next year.good luck.

2021/07/27 14:30 | この記事のURL

「さわやか八戸あいさつ運動」決起大会

 7月26日(月)10時30分ごろより
 八戸市役所庁舎前広場において、
 「さわやか八戸あいさつ運動」決起大会が
 開催されました。
 本校からは、生徒会役員2名が代表で出席し
 あいさつの励行を呼びかけました。


 午前中はまだ天気が良く、暑いぐらいです。

 「あいさつで 人の輪広がる まちづくり」
 「こだまする 元気なあいさつ さわやかに」
 「あいさつで 心の種に 水をまく」
 標語を紹介しながらの呼びかけでした。

 市民の皆様も、集まってくださっています。
 涼しげな木陰が、日差しの強さを印象付けます。
 青空がとってもきれいです。

 あいさつが盛んな街は犯罪が起きにくいと
 言われているそうです。
 今、平和の祭典オリンピック2020東京大会
 が行われています。
 世界中から集まったアスリートの皆さんに
 取材やチームスタッフ、その他の人々に
 日本中のあいさつの輪を届けたいものです。

 世界の平和はまず、足元から。
 自分たちが生活する学校や、身近なところから
 あいさつの輪を広げていきたいですね。

 発表してくれた二人に感謝です。
2021/07/26 14:20 | この記事のURL

盛り沢山の1学期最終日③

いよいよ、1学期も最終日となりました。
締めくくりとなる節目の今日は、
盛りだくさんの1日となりました。第3弾は、


体育祭軍結団式

 終業式を終え、1学期最後の給食を食べ終えた生徒たちは 
 再び体育館に集結し、体育祭軍結団式に臨みました。
 正真正銘、1学期最後のイベントです。
 ステージの端にはデジタイマーが設置してあります。
 その隣には何やら書かれたホワイトボードが…。
 フロアの片隅にも、何やらイベントグッズが…。
 どうやら、また何か始まりそうです。

 生徒会長の挨拶から始まったセレモニーは
 努力目標の全校唱和へと続きます。
 生徒会では『コナ中革命』のもと、次のことを
 生徒全員ができるようになるために
 目標に掲げているようです。
  一 あいさつ・返事を、大きな声でできるようにします。
  一 時間を意識して生活できるようにします。
  一 身の回りの整理整頓をしっかりできるようにします。

 以上の三つです。素晴らしいですね。
 体育祭を通して、生活力を高めようというねらいです。

 司会者が、全校生徒を体育館の後ろへと
 移動させ始めました。始まるようです。
 応援合戦の順番を決めるために、ゲームをして
 勝った方に決定権が与えられる仕組みです。
 行われるゲームは三つ。
 
 まず、第1ゲームです。
 1・2年生女子によるフラフープくぐり対決です。

 手をつないだままフラフープをくぐりながら、
 次々とリレーしていく着順競技です。
 往路が1年生対決。復路が2年生対決になります。

 1年生は、互角のまま2年生へバトンタッチ。

 2年生になると、ペースが上がります。
 特に後半はハイペースのレースになりました。

 勝ったのは、赤軍。
 もろ手を挙げて大喜びです。

 続いて、第2ゲームです。
 1・2年生男子による人間丸太転がし対決です。
 大きな丸太役の生徒を残りの生徒が転がりながら、
 手を使わずに前へ前へと運んでいく着順競技です。
 往路が1年生対決。復路が2年生対決になります。

 往路は、赤軍の1年生の方が先に2年生にバトンパス。
 勝負の復路が始まりました。またまたペースが上がり
 2年生は熾烈な戦いに…。

 ゴール直前は、ビデオ判定は必要なほどです。

 勝ったのは、青軍。
 男子はぐったり、女子が代わりに大喜びです。

 これで、1対1となった勝負の展開は
 おそらく、生徒会の思惑通りでしょう。
 最後の3年生対決に決着はゆだねられました。
 
 第3ゲームの始まりです。時間制です。
 種目はドッヂボール。ルールはシンプルですが
 ポイントは、ボールが2個だというところ。
 一つはバレーボール。もう一つがバランスボール。
 この組み合わせが結果をどのように左右するのか。

 ただ、バランスボールでバレーボールを
 はじいてもいいらしく、
 盾の代わりに使うことができるとのこと
 じゃんけんで勝った青軍女子は、迷いながら
 バランスボールを選びました。
 
 そして、始まりの合図。
 熱戦の火ぶたが切って落とされました。
 ボールが2個動くと、もうわけが分かりません。
 それでも、バランスボールの方が存在感があり、
 どうも、そちらに目を取られてしまいます。
 しかし、バランスボールを盾で使う余裕はなく、
 それに、バランスボールは相手にキャッチされ、
 その間に、次々にバレーボールの餌食に…。

 勝ったのは、男女とも青軍。
 トータル3ポイント対1ポイントで青軍の勝利。
 勝った青軍の団長は、応援合戦の順番を聞かれ、
 迷わず「後攻」を選びました。
 体育祭の応援合戦は、赤軍が先、青軍が後です。

 応援合戦の順番も決まり、
 軍の結団式に向けて、各軍団長に軍旗が、
 副団長に軍プラカートが、それぞれ
 校長先生から手渡されました。

 各軍のリーダーのがそれぞれ意気込みを語ります。
 これは、赤軍が先攻。真面目に語ってくれました。
 後攻の青軍リーダーの意気込み発表…、
 青軍はなにやら盛り上がり始めました。
 それを見ていた赤軍団長は、
 「え?いいの?」 と、戸惑い顔です。そして、
 泣きの一回のチャンスをもらうことができました。

 この後、本来であれば軍ごとに分かれての
 各軍決起集会が行われる予定でしたが、
 2学期なってから行われることになりました。

 空には、2本の飛行機雲が浮かんでいます。
 一本が赤軍で、もう一本が青軍でしょうか。
 それぞれの体育祭へと続いているように見えます。
 爽やかな青空は、コナ中の生徒にぴったりです。

 いよいよ夏休みです。
 3年生は体育祭に向けた、応援合戦などの準備、
 そして学習会、体験入学と大忙しです。
 1・2年生は、受け継いだ部活動に熱中です。

 充実した夏休みとなることを祈っています。
 1学期間お疲れさまでした。


2021/07/21 16:40 | この記事のURL

盛り沢山の1学期最終日②

いよいよ、1学期も最終日となりました。
締めくくりとなる節目の今日は、
盛りだくさんの1日となりました。第2弾は、


1学期終業式


 終業式に先立って、
 「万引きしま宣言」をみんなで唱和しました。
 先立ちをやってくれているのが、
 本校JUMPチームの代表2名です。

 終業式が始まりました。
 小中野中学校の終業式は各学年代表者1名による、
 意見発表から始まります。
 テーマは「1学期を振り返って」ですが、
 夏休みや2学期の目標にも触れて話してくれました。

 発報内容をかいつまんで紹介します。
 1年生代表の生徒は、
 「1学年として1学期にできなかったことを
  2学期は必ずやれる2年生になる。」
 2年生代表の生徒からは、
 「文武両道を目ざし、自分の課題と学年の課題の両方と
  向き合い2学年がチームとなって取り組んでいく。」
 最後に3年生代表の生徒が、
 「自分は挑戦することで、達成感とやりがいに出会えた
  修学旅行では、失敗から学び成長へとつなげられた
  でも、受験に次はない。そして受験への取り組みは
  団体戦だ。みんなで力を合わせて乗り越えたい。」
 
 どの生徒もすばらしい発表でした。
 そして、校長先生のお話。

 「運動神経」を話題に「才能を伸ばす」のお話でした。
 生まれつき運動神経の良い人はいない。イメージ通りに
 動かせるように、脳から筋肉までの最適最短のルートを
 身に付けていくことで、運動神経は作られ向上する。
 脳からの指令に個人差はない。といった切り口から、
 正しく努力することの大切さが語られました。
 チコちゃんからのアドバイスもありました。

 「チコちゃんからのポイント」
 ・うまい人の動きをまねする。
 ・うまくいった動きを繰り返す。
 ・自分の動きを客観的にみる。 でした。

 誰でも正しく努力を積み重ねれば運動神経がよくなるし
 視点を変えれば、勉強でも部活でも作文でも計算でも
 正しく取り組んでいけば必ず上達するということです。
 字だって、脳からの正しい字を書くための手の動きを
 正しく修正していくことで必ずうまくなるということ
 なのだと思います。絵だって歌だって…。
 裏返せば、「あきらめるな!」ということを、
 校長先生は言いたかったのだとも思いながら聞きました。
 あきらめるのはまだ早い、
 正しい努力もしないであきるめるなんてもったいない
 みんなには可能性がある。可能性が広がっている。
 だからあきらめるな。自分を信じろ。
 そう伝えたかったのではないでしょうか。
 力のこもった言葉でしたから。
 
 ALTの先生とのお別れセレモニー
 
 今日は、サプライズもありました。
 1学期限りで小中野中学校からALTの先生が
 変わることになりました。寂しくなります。
 小中野小中の児童生徒に4年間教えてくださいました。

 お別れに、メッセージがびっしり書かれた色紙と
 きれいな花束が代表生徒から贈られました。

 新任校でも頑張ってください。
 これまで本当にありがとうございました。

2021/07/21 16:40 | この記事のURL

盛り沢山の1学期最終日①

 いよいよ、1学期も最終日となりました。
 締めくくりとなる節目の今日は、
 盛りだくさんの1日となりました。まずは、


薬物乱用防止教室
 県警本部と県教育庁からそれぞれ1名の講師を迎え、
 薬物の危険性について、詳しく生々しく実例も踏まえ
 多くの情報を教えていただきました。


 驚いたのは、最近の薬物はネットで簡単に手に入る。
 という事実でした。オークションサイトなどで、
 まるで健康サプリメントか何かのように包装して、
 上手に偽装して販売しているようです。
 ネット社会の現代ですから、身近にある危険である
 と捉えるべきであるようです。
 また、たばこの害も印象に残りました。
 「身長」「肌年齢」「口内環境」に悪影響を与え、
 妊娠した時にお腹の子にも影響がでる可能性がある
 という事実を突きつけられ、たばこは絶対吸わない
 と心に決めた人もきっと多かったはずです。
 退場の際に、展示されている資料に食い入るように
 見つめる生徒が多かったことがとても印象的でした。

 また、SNSに絡んだ被害が最近増えてきていると
 注意喚起をしてくださいました。
 脅されて、誘われたり、写真や動画を要求されても
 困ったら、必ず警察に相談するように
 簡単な相手なら5分もあれば特定できるという
 力強い言葉がとても印象的でした。
 さすが、日本の警察です。

 青森からわざわざ駆けつけてくださり、
 貴重な講演してくださった講師のお二方には感謝です。


2021/07/21 15:00 | この記事のURL

県大会(剣道部)の結果

 去る、7月17日土曜日。
 五所川原市民体育館において、
 第72回青森県中学校体育大会夏季大会
 剣道競技の試合が開催されました。

 八戸地区代表として本校からは、
 女子剣道部の精鋭たちが出場してきました。
 結果は次の通りでした。

 【1回戦】
  小中野中 5-0   五所川原三中  見事勝利

 【2回戦】
  小中野中 1-4 大間中       無念惜敗

 2回戦で、準優勝した第2シードの強豪大間中と
 対戦し、敗れはしたものの、スコア以上の接戦を
 演じたようです。
 先鋒をとり、次鋒・中堅ととられ、そして副将戦。
 1-2で敗れ敗退が決まったのですが、
 この試合では、互いに旗が上がってもいいような
 しのぎを削る激闘だったらしく。
 運で片づけたり、タラレバを語るのは、
 勝負ごとにふさわしくないのかもしれませんが、
 もしも、勝利の女神がほほ笑んでいたならば、
 2-2のスコアで大将戦にもつれこみ
 そうなっっていれば、どうなっていたのだろうと
 つい、考えてしまいます。いけませんね。
 でも、そんなしびれる展開を見てみたかった…。
 子どもたちに体験させてみたかった…。
 そう思います。
 
 でも、試合後の子どもたちの顔は爽やかです。
 顧問も校長先生も晴れやかな顔をしています。
 
 きっと、
 やりっきったという思いがあるのでしょう。
 強い相手に逃げずに立ち向かった時の顔です。
 相手に対するリスペクトをもった顔です。
 自分たちの力が通用した実感に満ちた顔です。
 ほっとした顔でもあります。
 やっと、大きな緊張感から解放された安堵が
 どの子からも感じられます。
 かけがえのない経験をした時の、
 大きな山を乗り越えた時の、美しい顔です。

 本当にお疲れさまでした。

2021/07/20 09:30 | この記事のURL

県大会壮行会(剣道・吹奏楽)

 7月13日(火)生徒朝会
 県大会に出場する女子剣道部と吹奏楽部の壮行会が行われました。
 体育館の非常口からは、曇り空に色を添える紫陽花が光っています。
 反対側の非常口の外は、ご主人様と楽しそうに散歩する犬の姿が、
 梅雨どきの涼しい朝に爽やかを添えてくれます。

 先に決意表明をしたのは剣道部でした。

 女子剣道部は、7月17日土曜日に五所川原市民体育館で
 行われる県大会団体戦に出場します。
 1回戦の相手は五所川原三中。勝てば大間中学校です。
 大間は小さなころから剣道をやっている子どもたちが
 たくさんいる強豪校です。
 せっかくの県大会ですから、ぜひ対戦したいものです。
 負けることを恐れず、挑戦者として、
 思う存分にぶつかっていける相手と試合ができる喜びを
 中学校という舞台で経験してほしいと強く願います。
 
 続いて、吹奏楽部です。 

 吹奏楽部は、7月23日金曜日~25日日曜日の三日間に
 わたって、リンクステーションホール青森で開催される、
 「全日本吹奏楽コンクール第63回青森県大会小編成の部」
 に出場します。(小編成の部は1日目の10:30~)
 強豪ひしめく中ではありますが、今回は事前の申し込みで
 出演者の家族は演奏をホールの中で聞くことができるようです。
 本来音楽とは、届けたい人のために奏でるものでしょうから
 家族が聞いてくれることで、演奏への思いも強まるでしょう。
 強豪ひしめく中ですが、上手に演奏しようなどと気負うことなく
 まして、失敗を恐れることなく、楽しんで演奏してきてください。
 「おもちゃばこのファンタジー」という曲は、
 きっと、どの学校が選んだ曲よりも自由で楽しんで演奏できる
 そんな気がする曲です。
 聞いていてワクワクします。そして楽しい…。

 生徒を代表して、生徒会役員が激励の言葉を伝えてくれました。

 県大会に出場するということは、学校の代表だけではなくて
 この八戸市の代表でもあります。
 共に戦い敗れたライバルたちの思いも背負って頑張ってほしい
 そう願います。受け止める思いの強さがあれば、背負うことが
 「気負い」ではなく「覚悟」へと、きっとつながります。

 応援団は、回を重ねるたびに円熟味を増します。
 すでに、手慣れたものです。


 最後は校長先生が締めくくってくださいました。
 今回は、ステージに登壇する校長先生のバックショットを
 狙ってみました。題して「思いを背負った男の背中」です。

 練習でやってきたことを、全部出そうとしなくていい。
 100あるうちの80、いや70出すことができれば、
 必ず、いい戦いができる。
 
 熱いメッセージでした。

 「練習は試合のように、試合は練習のように」
 よく言われる言葉です。
 当たり前のようですが、実は難しいことです。
 緊張するからという理由ではありません。
 試合に対し、練習のように臨むには
 「練習を信じる心」が絶対条件だからです。
 練習に常に真剣勝負で取り組んできたものだけが
 たどり着ける場所です。
 そこにたどり着いた人だけが、次のステージの扉を開きます。
 
 中学校の部活動で、そのことを学んでほしい。
 そう強く願います。

 頑張れ女子剣道部、頑張れ吹奏楽部。そして、はばたけコナ中生。
2021/07/12 13:40 | この記事のURL

親子情報モラル教室

 7月7日(水)七夕。
 小中野中学校は保護者参観日が行われました。
 あいにくの曇り空で、天の川は拝めそうにありませんが
 我が子の頑張る姿を目にすることはできたようです。

 さて、本校では毎年1学期末の参観日を利用して
 近年急増しているネットトラブルに巻き込まれたり
 安易に人を傷つけたりすることないように願って、
 情報モラル教室を開催しています。

 今年、講師を務めてくださったのは
 八戸IT・テレマーケティング未来創造協議会の
 インストラクターであるSさんでした。

   インストラクターの方の自己紹介からスタートしました。
 IT関係の様々な経験から、そのスペシャリストぶりに感心…。
 すごい経験と知識をおもちのようです。

 話された内容は、
 ・インターネットの特性について
 ・SNSの正しい利用方法
 ・長時間利用について考えてみよう
 ・トラブルに巻き込まれた時の対処方法   などでした。

 近年、SNSを介してのトラブルが増えている。
 ゲームや動画などの長時間利用も問題となっている。
 心身、学力、体力、学校生活、人間関係への影響が出ている。
 などのお話がありましたが、感覚的に大いに共感しました。
 学校でも、インターネットに関わるトラブルや悪影響を
 大変心配しています。おそらくご家庭でも…。

 対策としては、ルールや優先度を決めることのようです。
 ・インターネットで何をしたいのか。
 ・どのくらい使うのか。
 ・何時まで使うのか。
 ・メッセージをやり取りしていい範囲は誰か。
 このことについて、「中学生」として必要なのはどこまでか
 真剣に考えるきっかけとなってくれることを願います。
 

 一日が終わって、西門を閉めに歩いていくと
 地域の方が、テニスコート側のフェンス沿いの
 除草作業をしてくださっていました。

 感謝の言葉はお伝えしましたが、
 とても気持ちのいい方でした。
 地域に支えられている学校なのだとあらためて感じました。
 学校も地域に恩返ししなければならないなとも感じました。

 小中野は、素敵な街ですね。

2021/07/07 17:40 | この記事のURL
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