2022年5月の記事

5月の生徒朝会

 令和4年5月30日(月) 晴れ ※強が強い…

 空は晴れ渡っていますが、風の強い一日です。
 夏を目の前に気圧の谷間がやってきているようです。
 天気予報にも今週は雲と傘のマークが並んでいます。

 5月の生徒朝会が行われました。
 生徒総会を終え生徒会活動が軌道に乗り始めました。
 まずは、計画されていた挨拶運動が始まっています。
 野球部が先陣を切って行っています。

 そして、今回から生徒朝会は各委員会の発表です。
 こちらは、生活向上委員会と保健委員会が先陣を
 きって発表しました。まずは生活向上委員会です。

 生活向上委員会


 生活向上委員会の発表は、学校生活の基本的な
 ルールやマナーについてモデルや実演を交えて
 の説明でした。さらに今年は、パワーポイント
 を使うなどのバージョンアップのみならず、
 なんと、動画を入れての発表でした。

保健委員会


 保健委員会の発表は、これから迎える熱い夏を
 前に、熱中症対策についての諸注意でした。
 アドバイスというべきでしょうか。
 こちらも、パワーポイントを使っていますが、
 アニメーションを施すなど、ところどころに、
 惹きつけるための工夫が施されています、
 さらには健康クイズが数問出題され、自然な、
 さりげない盛り上がりが朝から見られました。
 
 ちなみに、出題された問題は…、

 ①朝ご飯と学習・体力との因果関係
 ②中学生の望ましい睡眠時間
 ③熱中症対策の正しい衣服調節
 ④飛沫とは何を指すのか
 ⑤正しい咳エチケットの在り方

 だったと記憶しています。 
 それぞれ、三択問題で挙手制で行われました。
 どの問題も正解者多数でしたね。
 手のあげ方が、みんな自信に満ちていました。

 発表する側、伝える側の創意工夫に拍手です。
 いや、
 「いいね!」をいっぱいあげたいですね。

2022/05/30 13:30 | この記事のURL

1次考査前の放課後学習

 初夏の風が吹き始めました。晴天の日が続きます。
 衣替えの準備期間となった今週は、気温が25℃を
 超える日もあり、すっかり気分は夏です。
 県内では30℃を越えたところもあったとか…。

 さて、テスト週間はどの学年も、放課後は学習会を
 開催しております。1年生は初めての定期テストに
 おじけづくところか、張り切っているようです。
 ドキドキよりもワクワクの方が大きいのだとか。
 わからいところは先生に聞きに行ったり、友達と
 教え合ったり、積極的です。


 2年生は、ちょっとこなれた感じです。
 心なしか、どこか余裕があるようにも見えます。
 こちらの感覚では、余裕はないはずなのですが…。
 男子の中には、教え合う姿が見られます。
 女子の集中力は見事です。黙々と取り組む姿に
 勢いを感じます。2年生になって女子が力をつけて
 きたのを感じます。声や動きに「張り」を感じます。


 3年生は、やっぱり学校の顔ですね。主体性が
 感じられます。自学に没頭するものあり、学び合い
 の時間に活用するものあり、部活動のないタイミング
 を見計らって、夏季大会に向けて学年で取り組む
 アイテム作りに励んだり、今すべきことに集中できて
 いるのが伝わります。

 
 さて、1次考査本番がいよいよ明日に迫りました。
 どんな取り組みをしてテスト週間を締めくくるのか
 楽しみです。「一夜漬け」なんてことに、ならない
 取り組みであることを願います。

 教室の窓からは、
 臥牛の山が横たわる姿が一望できます。
 くっきり見える日も、かすんで見える日も、
 全く見えない日も、日によって変わります。
 子どもたちが3年間、毎日目にする景色です。
 季節ごとに、山も、木々も、街の様子も、
 少しづつ表情を変えます。

 1次考査が終われば、夏季大会に向けて、
 一気にギアをあげて臨戦態勢となります。

 本番まで3週間。
 このグラウンドにも、テニスコートにも、
 武道館にも体育館にも、熱い日々が訪れます。
 ブラスバンドの音色がこだまします。

 今年はどんなドラマが待っているのか。
 いや、どんなドラマが生まれるのか。
 そして、どんな『HERO』が生まれるのか。

 『HERO』になる時、それはまさに今です。
 
 乞うご期待!
2022/05/26 17:10 | この記事のURL

1学年校外学習『種差ウォーク』

 5月12日(木) 薄曇り

 前日に比べ少し雲がかかってはいますが、うっすらと
 晴れ間も広がる遠足日和です。朝は程よく涼しい。
 集合は、学校ではなくJR八戸線小中野駅です。
 駅の場所を知らなかったという生徒が案外いたことに
 驚きです。橋上の無人駅というのは、全国的に見ても
 おそらくそう多くないのではないかと思われます。

 集合時間の3分前には全員揃って点呼も完了です。
 8時07分発の下り列車に乗り込んで、いざ冒険の
 始まりです。一番、うきうきが止まらない時です。

 鮫駅で下車した一行は、鮫駅の象徴ともなっている、
 「ジョーズ」のところでいったん集合・点呼です。
 八戸線の下りの景色を車窓から眺めるのは、多くの
 生徒は初めてだったようですね。

 鮫駅を後にした一行は、徒歩で三陸トレイルの北の
 玄関口である、名勝「蕪島」へ向かいます。
 5月の蕪島は、菜の花で覆われているため、1年の
 中で最も爽やかな感じがします。

 鳥居をくぐって、神社を参拝します。それぞれ何を
 祈願しているのでしょう。気になるところではあり
 ますが、蕪島の守り神であるウにネコの爆撃を受け
 た生徒が2名ほどいたとか。ところが社務所にそれ
 を申告すると「開運証明書」を頂くことができると
 のことで、しっかりゲットしてきたようです。

 もう一人爆撃を受けた先生がいたらしいのですが
 被害に気付いたのは、この後、種差についてから
 だったらしく、残念ながら「開運」にこぎつける
 ことはできなかったみたいですね。お気の毒…。

 蕪島を後にした一行は、三陸トレイルを歩きます。
 が、とりあえずマリエント立ち寄って、トイレ
 休憩です。次なる目的地は、葦毛崎です。

 少しずつ遠くなっていく蕪島を、左手後ろ方向に
 見ながら、海岸沿いの道をひたすら歩きます。
 展望台からの景色も絶景ですが、それより何より
 ホロンバイルのソフトクリームは絶品です。
 みんなほっぺたが落ちそうになっています。

 甘いものを堪能し疲れを吹き飛ばして、すっかり
 元気を取り戻した一行は、次のチェックポイント
 となる白浜海水浴場へ向けて、出発です。
 まずは、中須賀海岸へと遊歩道を降りていきます。

 ローカル線が、走り抜ける景色もいいですね。
 中須賀海岸から大須賀海岸へと続く遊歩道は、
 きちんと整備されて、とてもきれいです。
 海と岩礁、そして砂浜と緑の草原。東山魁夷
 が描きたくなる気持ちがわかりますね。



 中須賀海岸を抜け、丘を一つ越えると、
 大きな砂浜が広がります。大須賀海岸です。
 この長い砂浜を歩き切るのが種差ウォークの
 山場でもあります。とっても歩きづらい…。


 しかし、生徒たちは果敢に挑みます。
 走り出すものあり、裸足になるものあり、
 なぜかズックを脱いで靴下で歩くものあり、
 そう、なんでもありです。無邪気さは、
 若者の特権です。大切なエネルギーです。


 やっとこさで、白浜海水浴場に到着した一行は、
 ここで再び休憩です。倒れこんでぐったりです。
 チャレンジウォークの醍醐味ですね。

 自分たちが歩いてきた延々と続く海岸線。沖には
 大きな貨物船がゆったりと航行しています。
 少しかすみがかった空と海の境目の水平線が、波に
 揺れているように見えます。時間の流れが少しだけ
 止まったような感覚に襲われます。風も心地いい。

 白浜漁港から、小さな岬を一つ越え、深久保漁港
 へと出てきます。ここから、名勝「淀の松原」の
 中へと進んでいきます。

 INW先生が、キメ顔をしています。いい顔です。
 道端には、ワラビやゼンマイ、ウドやコゴミが顔を
 のぞかせているでしょうか。お腹がすいてきます。

 こうもり穴の大岩のまえでパシャリ。そして、
 ゴール地点の種差海岸へたどり着きました。

 まずは、お昼御飯です。いつもの、
 全員前を向いて無言で食べる給食時間とは
 うってかわって、ちょっと楽しそうです。
 ウミネコにおかずを盗られた人もいたとか。

 ご飯を食べたら、お楽しみの自由時間です。
 今年の1年生は、ゴロゴロと寝転ぶ男子軍団と
 逆立ちにいそしむ体操系の女子軍団という構図
 が見受けられます。

 とにかく、みんなとっても楽しそうです。




 楽しかったひと時も過ぎ去り、帰る時間になりました。
 インフォメーションセンター前に集合です。
 昼にかけて、空の青さが増したように思います。
 天気に恵まれましたね。

 一行は、帰途につくべく種差海岸駅へと移動
 しました。風情のある駅です。
 ローカル線の旅の醍醐味を感じます。
 旅はこうでなくっちゃ。

 種差海岸駅から、電車に揺られ、車窓から見える
 八戸の良さを改めて堪能し、学校へと戻りました。

 帰校式では、各班の代表者による感想発表から
 始まり、学年主任の話で閉じられました。

 ・故郷の良さを実感すること。
 ・学級の協力・団結を深めること。

 二つの目的は、見事に達成されたようです。
 生徒の感想を受けた学年主任の話にもありました。
 事前に、たくさん調べて学習したこともたくさん
 あったけれど、実際にその場に行ってみて初めて
 感じることがたくさんあったようです。
 肌をかすめる海の風の感触、砂浜の表面と地中の
 温度の違い、砂浜の感覚、ウミネコのはばたく音、
 海の色の微妙な違い、遠くで見る波打ち際と、目
 の前に広がる波打ち際の迫力…。
 何もかもが、実際に足を運んで、目で見て、手で
 触れて、肌で感じてわかったことです。
 
 人生も、中学校生活も、きっと一緒です。
 やってみなければ、行動して見なければ、挑戦し
 てみなければ見えない景色がそこにはあります。
 
 いい経験、そしていい思い出になりました。



2022/05/13 16:00 | この記事のURL

1年生校外学習『種差ウォーク』出発式

 令和4年5月11日(水) 晴れ

 この日は、1年生の学年朝会でした。
 校外学習を明日に控えた1年生は、諸連絡諸活動を
 終えた後、明日の校外学習の出発式を行いました。

 明日の朝は、出発地点であるJR小中野駅に集合の
 ため、出発式は前の日に行うことにしたようです。

 集合隊形の練習等を終え、出発式の隊形に集合です。
 まずは点呼です。本番の本気モードです。

 開式の言葉と共に出発式が始まりました。
 並び方やお辞儀の仕方などがとてもきれいです。

 校長先生のお話の中で、校外学習の目的などが
 確認されます。しおりの中に書いてある目的を
 校長先生が読み上げると、自然と発生的に声が
 重なっていき、気が付くと全員一斉に唱和する
 流れが出来上がっています。まとまりの良さと
 ともに素直さが伝わってきます。

 最後に校長先生からの課題です。
 遠方から訪れた人に、種差の芝生について説明
 すると驚かれるのですが、それはなぜでしょう。
 というものでした。果たして正解は???

 校外学習を明日に控え、今日は快晴です。
 五月晴れとは、こんな爽やかな陽気をいうので
 しょう。暖かく、心地のいい朝です。

 太陽に明るく照らされた、一輪のタンポポと
 地面にうつる影。その陰影とコントラストが
 とても鮮やかで素敵ですね。

 今日も、空には二本の飛行機雲。
 遠くには、もう一筋の雲のラインが見えます。

 明日、穏やかな天候の中で、種差ウォークが
 実施できるといいですね。


2022/05/12 12:30 | この記事のURL

第1回生徒総会

 5月10日(火) 晴れ

 今年度1回目の生徒総会が行われました。

 1号議案…生徒会本部の活動計画
 2号議案…各委員会の前期活動計画
 3号議案…生徒会本部からのお願い

 総会の様子です。


















 体育館で行いましたが、今回の1回目の総会では
 4号議案…(全校話合い活動)はおあずけです。

 今年の生徒会テーマは「HERO」
 サブテーマは「目標に向かい進化を遂げるコナ中生」

 失敗を恐れず挑戦を積み重ねる1年にしたいですね。
2022/05/11 16:00 | この記事のURL

第1回避難訓練

 5月2日(月) 晴れ 
 今年度第1回目の避難訓練が行われました。今回の目的は、
 ①非常口の場所と避難経路、避難隊形と点呼の確認 
 ②火災時の避難における正しい知識と態度を身に付ける
 ことでした。つまり今回の想定は「火災」でした。
 今回は「柔剣道場」からの出火という想定です。

 放送で火災が発生したことが通告され、生徒職員全員が
 校庭へと避難を開始しました。学年毎に非常口は異なり
 ます。3方向からグラウンド奥へと集まっていきます。

 避難開始から点呼完了までの所要時間は3分11秒。
 昨年9月の避難訓練時の2分53秒と比べるてみると
 若干時間はかかっていますが、新しい教室から初めて
 の避難であることを考えると、上々の出来です。

 点呼を終え、校長先生からの講話が始まりました。
 今日は全校朝会も行う予定でしたが、感染対策の
 一環として、避難訓練と抱き合わせて行いました。
 避難訓練の講話と合わせて、全校朝会でのお話も
 してくださいました。

 まずは、避難訓練の様子についてです。そして、
 4月28日に八戸市のホームページに掲載された
 最新版の津波ハザードマップの話題にも触れなが
 ら、避難についてお話しされました。
 これまで小中野中学校は「津波避難ビル」に指定
 されていましたが、最新版のハザードマップでは
 完全に浸水区域の中に入ることになりました。
 水平避難場所であった柏崎公民館もまた、同じよ
 うに浸水区域の中に入りました。さて30分内に
 全校が避難するとしたらどこへ逃げればいいのか。
 ぜひ、考えてみてくださいという問いかけがなさ
 れました。

 続いて、全校朝会恒例の本の紹介もされました。
 今月紹介された本の名は「こども六法」です。
 日常の些細な言動の中に実は罪に問われるような
 ことがたくさんあります。そのことを漫画やイラ
 ストで分かりやすく解説してくれているのだとか。
 例えば、友達を傷つける発言は「侮辱罪」にあた
 るとか、軽はずみに口にした「死ね」という言葉
 は「自殺教唆」や「自殺幇助」にあたるなど、
 世の中はこういう仕組みでできているということ
 が、きっと理解できるだろうということです。
 そして最後に、
 紹介したい言葉を投げかけて、話を閉じました。

 「過去と相手は変えられないけれど、
   未来と自分は変えることができる。」
 
 素敵な言葉です……。


 今日は、五月晴れ。
 風も弱く、心地の良い日よりでした。
 





2022/05/02 12:10 | この記事のURL
6件中 1~6件目