第1回避難訓練

 5月2日(月) 晴れ 
 今年度第1回目の避難訓練が行われました。今回の目的は、
 ①非常口の場所と避難経路、避難隊形と点呼の確認 
 ②火災時の避難における正しい知識と態度を身に付ける
 ことでした。つまり今回の想定は「火災」でした。
 今回は「柔剣道場」からの出火という想定です。

 放送で火災が発生したことが通告され、生徒職員全員が
 校庭へと避難を開始しました。学年毎に非常口は異なり
 ます。3方向からグラウンド奥へと集まっていきます。

 避難開始から点呼完了までの所要時間は3分11秒。
 昨年9月の避難訓練時の2分53秒と比べるてみると
 若干時間はかかっていますが、新しい教室から初めて
 の避難であることを考えると、上々の出来です。

 点呼を終え、校長先生からの講話が始まりました。
 今日は全校朝会も行う予定でしたが、感染対策の
 一環として、避難訓練と抱き合わせて行いました。
 避難訓練の講話と合わせて、全校朝会でのお話も
 してくださいました。

 まずは、避難訓練の様子についてです。そして、
 4月28日に八戸市のホームページに掲載された
 最新版の津波ハザードマップの話題にも触れなが
 ら、避難についてお話しされました。
 これまで小中野中学校は「津波避難ビル」に指定
 されていましたが、最新版のハザードマップでは
 完全に浸水区域の中に入ることになりました。
 水平避難場所であった柏崎公民館もまた、同じよ
 うに浸水区域の中に入りました。さて30分内に
 全校が避難するとしたらどこへ逃げればいいのか。
 ぜひ、考えてみてくださいという問いかけがなさ
 れました。

 続いて、全校朝会恒例の本の紹介もされました。
 今月紹介された本の名は「こども六法」です。
 日常の些細な言動の中に実は罪に問われるような
 ことがたくさんあります。そのことを漫画やイラ
 ストで分かりやすく解説してくれているのだとか。
 例えば、友達を傷つける発言は「侮辱罪」にあた
 るとか、軽はずみに口にした「死ね」という言葉
 は「自殺教唆」や「自殺幇助」にあたるなど、
 世の中はこういう仕組みでできているということ
 が、きっと理解できるだろうということです。
 そして最後に、
 紹介したい言葉を投げかけて、話を閉じました。

 「過去と相手は変えられないけれど、
   未来と自分は変えることができる。」
 
 素敵な言葉です……。


 今日は、五月晴れ。
 風も弱く、心地の良い日よりでした。
 





2022/05/02 12:10 | この記事のURL