修了式

 3月26日(水) くもり時々雨

 今年度もいよいよ今日で最後になります。
 希望式や立志式を終えて、越えてたどり着いた場所
 だからでしょう。そして、卒業式の場に臨んだから
 でしょう。きりっとした空気が流れています。

 まずは、
 修了証書が代表生徒に校長先生から手渡されました。


そして、代表生徒の意見発表です。

 それぞれ、1年間の成長を振り返りながら、来年度に
 向けての目標と決意が述べられました。
 好きな言葉を引用したり、学年目標に立ち返ったり、
 思いのこもった素敵なスピーチでした。

 そして、校長先生の式辞です。

 意見発表の生徒の内容に触れながら、今年1年間の
 子どもたちの成長について、お話しくださいました。
 子どもたちへの愛情が、これからへの期待となって、
 優しく響きます。

 最後に校歌で締めくくりました。

 体育館に、厳かな声が響き渡ります。
 最後にふさわしい響きだと感じたのは
 きっと、私だけではないはずです。

 式後に生徒指導主任から春休みの注意がありました。

「三つの整理」というお話です。
「学びの整理」「ものの整理」「心の整理」
 春休みには、この三つのことをやってほしい。
 というお話でしたが、心の中で「うまいっ!」
と思いながら聞いていました。

 この後、最後の学活が行われ、
そして、離任式へと続きます…。

2025/03/26 10:10 | この記事のURL

移動式冷風機をいただきました。

 3月18日(火)

 青い森信用金庫類家支店の顧客親睦団体『信友会』様より、
 移動式冷風機を御寄贈いただきました。
 体育館や武道場などにおける、熱中症対策にありがたく
 活用させていただいきます。
 
 なお、詳細は以下の記事の通りです。


 本当にありがとうございます。


2025/03/24 14:30 | この記事のURL

第3回生徒総会

 令和7年3月17日(月) みぞれ交じりの雨

昨日から明日にかけて、天気は荒れ模様です。
海上ではかなり時化ているようで、波浪警報が出ています。

今年度も残すところ1週間余りとなりました。
さて、本日は3回目の生徒総会が行われました。
これは、今年からのものです。
生徒会執行部としては、来年度の生徒会テーマについて、
しっかりと全校で話し合って決めたいということで、
その熱意を組んで、話し合いの時間を取ることになりました。
 
まず議長団が選出されました。
議長は2年生のS君。副議長は1年生のF君です。


早速、1号議案です。
来年度の生徒会テーマについて、全校からアンケートの集計の結果、
A案「進化」 B案「進歩」 C案「前進」
この中のから選ばれるようです。ちなみに、サブテーマは、
『メリハリをつけ、自分からチャレンジするコナ中生』です。


話し合いが始まりました。
近くの人と話し合い、そして質疑応答、意見発表などの
時間を経て、いよいよ投票となります。


投票は、一人一台端末を使って行われるため
即時、集計結果が出されました。
その結果、過半数の得票を得た『進化』に決まりました。


続いて、2号議案です。
これは、生徒心得の見直しです。
靴下の色について、白だけでなく黒でも可とする。
というルール作りに向け、メリットデメリットを
話し合いを通して、精査していきます。

これは、多くの賛成を得て可決されました。
今後、生徒会執行部で校長先生に提案書が提出され、
認められれば、めでたく執行となります。

続いて、3号議案です。
これは、生徒会組織の見直しです。具体的には、
学年プログラム委員会や生徒会執行部と仕事内容の重複の多い
「生活向上委員会の廃止」し、
それに伴って、報道部の負担を軽減するために、
新たに「放送委員会の設置」するというものです。

3号議案については、様々な意見や要望が出されました。
その結果、今回の話し合いでは結論に至ることができず、
持ち越し案件となりました。
でも、当事者の気持ちや考えにも耳を傾けながら、
現状と将来的な見通しも含まれた、
とても、面白い話し合いとなりました。



最後に校長先生から、講評をいただきました。
生徒会活動や学校生活をより良いものにするために
生徒一人一人が真剣に、そして主体的に考える、
そんな学校をみんなで作っていきたい。
校長先生の願いの込められたエールともいえるお話でした。

新年度に向けた取り組みが、すでに始まっているのですね。
おt彼さまでした。



2025/03/17 17:00 | この記事のURL

防災教室(令和6年度)

 3月11日(火) 晴れ

 八戸市防災教育の日です。
 東日本大震災から14年の月日が流れましたが、
 自然災害の驚異的なエネルギーの前では、
 人間の力は、無力に等しいのかもしれません。
 それでも、学ぶこと、語り継ぐことを通して、
 救える命、助かる命が失われることなく、
 未来に確かに繋がることを切に願います。

 今日は防災教育が行われました。
 講師は、八戸市災害対策課の見付清隆さん。
 演題は『災害時に自分はどう動くべきか』です。



 災害の種類。その中でも地震と津波に特化して
 災害時にどう動くべきかを教えてくださいました。
・教室にいたら  ・トイレにいたら
・体育館だったら ・廊下にいたら
・校庭にいたら  ・登校中だったら
・家庭にいたら などなど、
 細かなシチュエーションでの具体的な説明だったので
 とってもわかりやすかったですね。


 私が印象に残ったのは、
「簡単なことほど、難しい。」
「わかっていることなのに、実際はできない。」
 という言葉でした。
 胸に刺さります。きっと私もそうだと思うので…。

「なんとかなる」「自分は大丈夫」。
安直な思いに逃げ、問題を先延ばしするような
そんな思いではダメなんだと、
学んだ気がしました。

今日の空は、気持ちの良い快晴でした。


見付様、本日は本当にありがとうございました。
 
 







2025/03/11 15:20 | この記事のURL

第77回卒業証書授与式

 令和7年3月9日(日) 晴れ

 第77回卒業証書授与式が挙行されました。

 朝方から空を覆っていた雲も、門出を祝うように、
 卒業生が登校するころには、すっかり晴れ渡り、
 卒業式の朝を、明るく飾ってくれました。

 とても感動的な卒業式でした。
 語る言葉など、探そうと思ってはみても、
 とてもみつかりません。
 この日の記憶をささやかに残すことだけを、
 ただそれだけを思います。

【卒業式フォトギャラリー】




























 中天で輝き続ける太陽は、学校を後にする子供たちを明るく
 照らしてくれます。明るい未来を予感させるようです。
 この子たちの今年のテーマ『輝』。
 一念が点に通じた思いがします…。

 今日の記憶を心の中にしまい込むには、
 火照った心の熱を、静かに冷ますような感覚が、
 心地よく思えます。

 この子供たちらしい、
 そう、らしさがあふれる、
 思いのあふれる、素敵な式でした。

 可能性に満ち溢れた卒業生の未来が、
 膨らみ始めた、ひとつひとつのつぼみが、
 爽やかに、明るく照らされたものであることを
 幸せに、満ちあふれたものであることを
 心から、お祈り申し上げます。

 御卒業、本当におめでとうございます。

2025/03/09 12:30 | この記事のURL

全校朝会(3月)&賞状伝達

  3月4日(火) 晴れ時々曇り

 暦の上では、今日が「啓蟄」。
 地面も温まり、虫たちが地中で活動を始める時期。
 春がいよいよ息遣いを始め、命の始まりを感じる
 そんな季節です。日も長くなりました…。

 県立受験まで2日。卒業まで5日。
 カウントダウンも、すでに片手です。

 さて、今日は全校朝会でした。

 まずは、表彰から。
 差し込む朝日に照らされ、受賞者が脇に待機しています。
 そして登壇。




 今回は、結構な人数でした。受賞内容は、
・八戸市中学校冬季卓球大会 男子団体3位
・東北電力中学生作文コンクール 佳作 1年Tさん
・八戸市中学校生徒美術作品展 特選&入選多数
・青森県中学校選抜美術展 特選 3年Ⅰ君
・文集はちのへ 推薦(生活文) 1年Yさん
        生活文・詩・短歌
        表紙・カットなど入選多数
 以上でした。
 続いて校長先生のお話。

 先日行われた希望式と立志式の感想。
 目前に迫った受験に向けて3年生へのアドバイス。
 などなどをお話しくださいました。

 明日と明後日の天気予報には雪のマークが…。
 暖かくなったり寒い日に戻ったり、
 三寒四温。ですね。
 春が目の前に迫っている証です。

 体調万全で大一番に挑んでほしいですね。

 



2025/03/04 09:00 | この記事のURL

立志記念講演会

 令和7年2月28日(金)IN 体育館 薄曇り

 立志式を無事にやり終えた2年生は、
 式を成功させた高揚感と、大人びた思いを胸に、
 ちょっとの休憩の後、記念講演会に臨みます。

 本日講師を務めてくださるのは、
 八戸市民病院CEOの今明秀先生です。
 救命救急の世界では、知らない人がいない、
 救命救急の世界でなくとも、知らない人はいない、
 超のつく有名人です。来ていただけるとは有り難い…。
 本当に貴重な経験です。
 いよいよ講演が始まりました。
 まずは、今日話す上でのご自分の目標から…。
 「子供たちが最後まで寝ない!」
 なるほど、この後展開されるスライドとトークの
 遊び心と熱い心が、あざなえる縄のごとく繰り広げられる
 巧みな空間に、まんまと引きずりこまれました。
 スライドの完成度の高さと、あふれそうな思いを
 圧倒されているのに、楽しんでいる自分がいます。



 『医術廻戦』というタイトル。そしてスライド。
 一瞬で心をつかまれてしまいました。
 ほかにも、「鬼滅の刃」「エバンゲリオン」
 「推しの子」さらには「ディズニー」まで…。
 お話の合間合間にさ差し込まれるのですが、
 それが、ちゃんと意味を持っている。
 いつもなら、すぐに船をこいでしまう子も
 今日は、俄然、前のめりです。



 ご自分の半生とその軌跡、取り組みを紹介して
 くださるのですが、すごいことを成してきているのに、
 偉ぶらず、押しつけがましさなど微塵もなく
 楽しそうに、自然体で、飾らず、真っすぐに、
 優しく、誠実に、柔らかな表情で、熱く、熱く、
 身振り手振りを交え、前のめりで、語り掛けるように
 問いかけてくれました。メッセージ性の強いお話でした。
 わかりやすくて面白かった…。何より説得力がありました。
 そして、そして、スライドの工夫が凄すぎました。
 まさに、『マニアック』のレベルでした。



 立志式のテーマやサブタイトルまで盛り込んでくださり、
 「仲間」のこと「瞬発力」のこと、そして「挑む」こと。
 ご自分の経験と重ねてお話しくださったことが
 本当にありがたかったです。
 子供たちも、自分たちの立てた目標が
 人生と深く結びついているということを、
 強く実感できたに違いありません

 最後にお話しくださった。「折れない心」のお話。
 とっても良かった…。
 「頑丈」ではなく「しなやか」であること。
 本校の教育目標の中にもある言葉ですが、
 とっても、響きました。
 大切な、大切な時間でした。


 質問も、たくさん出ました。
 最後に、生徒を代表してお礼の言葉をK君が述べます。

 立志式を終えた生徒にとって、 
 心の中でさまざまな化学変化がおきてるだろうなと
 一緒に話を聞きながら、わくわくさせられました。

 最後に、講師の今先生も交えての記念撮影!
 みんな表情が晴れやかですね。


 お忙しい中、お話くださった今先生。
 本当にありがとうございました。


 
 沈む夕日に、柔らかにあたたかに赤みを増す地平の
 その先にある未来をしみじみと思います。
 この子たちが、たくましく歩むだろう未来が
 素敵な世界であることを祈りながら…。



 最高の立志式でした。
 素敵な一日でした。



2025/03/03 12:00 | この記事のURL

立志式

 2月28日(金) 薄曇りの陽気

 昨日の希望式に続き、今日は立志式です。
 なんとなく、2年生たちの目が朝から燃えて見えます。
 気のせいでしょうか。いや、、そうではないでしょう。

 これから式が始まろうとする、会場の様子です。
 壁に掲示された、『自分史」がいいですね。
 これまでの自分と今の自分、そしてこれからの自分
 立志式の意義が、そこにぎっしり詰まっています。


 開始時間が近づくにつれて、保護者の来場が増えます。
 生徒も準備に入ります。一足先に希望式を成功させた
 1年生たちも会場入り、1年後に思いを馳せます。

 いよいよ始まります。

【 序  章 】
1.スライドショー
 式に先立ってオープニングセレモニーが始まります。
 スライドショーです。式全体のプロローグ的な要素
 ですが、いきなりクライマックスを迎えた気分です。


 幼い日の写真…、親から子へ、そして子から親への
 短い感謝の手紙が、落ちては消える雪のように、
 次々と現れては消えていくスライドを見ながら、
 ファインダー越しに見える景色がゆがんでいきます。


 そして、1年間の思い出をふり返ります。




【第1部】
 立志式本番です。
 『 挑  ~心の瞬発力、仲間とともに~ 』

1.開式宣言
 一斉に隊形を対面に移動し、
 ステージの前に整列しました。
 開式宣言に先だち、。
 立志式テーマ「挑」に込めた願い、
 テーマ看板に込めた思い、
 立志式そのものに臨む思いや決意が
 実行委員メンバーの口から熱く語られました。

 そして、開始宣言。


2.生徒代表作文発表
 男子2名、女子2名が学年を代表して
 自分がどんな人間になりたいのか。めざすのか。
 今までの自分を振り返りながら、飾らずに、
 真っすぐに自分を見つめ、思いを込めて読みます。



3.立志宣言
 個人の宣言です。
 大人びた声で、はっきりと、
 一言一言、伝わるように叫びます。


「弱い自分を改善することに努められる人になる」
「どんなときも諦めず、迷わずに行動できる人になる」
「やるべきことを優先し、最後までやり遂げる人になる」
「周りに流されず、自分の意見を持つ人になる」
 その声に成長を感じます。『たくましくなった』と。

4.学年立志宣言
 全員で声をそろえて唱和します。すごい迫力です。
 一、自分の意志と自信をもち
                             一発目から本気で取り組みます
 一、稚心を捨て、心と時間に余裕をもって考動します
 一、感謝の気持ちを忘れず、
         仲間への思いやりをもって接します

 目標を、言葉に託して発した責任を、みんなで負う
 共に歩むものとして、共に成長することを信じて、
 言い訳を許さぬ覚悟をもって、今の思いを残す。
 かっこいいですね。熱く生きようとする生き方が。

5.学年合唱『fight(ファイト)』
 「ファイト」とくれば、我々の世代は「中島みゆき」
 なのですが、今の子供たちはわからないでしょうね。
 しかし、名曲「糸」は生徒もきっと知っているはず。
 今日歌う「fight」は、Nコンの課題曲にもなった
 YUIさんの作った素敵な歌です。
 学年合唱で、美しいハーモニーを響かせました。

「描く夢がすべて 叶うわけじゃないけど…」
「壊れそうな空だって あたしは受け入れるから」
「希望の先になる 憧れに手を伸ばせば…」
「ごめんね もう少し大人になるから」
「頑張れ 頑張れ 限りある日々に…」
 言葉が砕けて破片となって胸にささる
 そんな思いにさせられる歌です。


6.保護者代表激励のことば
 すきのない動き、声、この日を迎えるまでの取り組み
 その頑張りに思いを馳せ、そしてこれからの頑張りを
 期待した、温かい激励をいただきました。


7.校長先生のお話
 覚悟と決意にあふれた式典の感想を述べながら、
 『吉田松陰』の言葉を引用し、お話をされました。
 「夢なき者に成功なし」
 夢が理想に、理想が計画に、計画が実行につながる
 今、「夢」と呼べるものがなくとも、
 これから見つければいい。
 しっかりと生きていれば必ず見つかる。
 そして、成功に必ず近づけると。


8.校歌
 2年生と対面する形で、1年生も立ち上がります。
 1年生も頑張りますが、
 さすが、2年生は負けません。
 学年を越えて、切磋琢磨できる
 学年を超えたつながりが素敵です。


9.閉会宣言
 これからの成長を誓って、いや、約束して、
 しっかりと、式は締めくくられました。

「実行委員」「看板班」「IT班」「しおり班」…。
 手作りの立志式です。
 やらされた立志式に価値などありません。
 式のために生徒がいるのではありません。
 自分のために、自分たちのために、
 本気で式に挑む姿勢。それこそが大切です。
 素晴らしい立志式でした。
 
 さあ、1年生も2年生も、そろって
 スタート地点に立ちました。
 ここからが、本当の戦いです。
 
 2日連続の感動に、お腹いっぱいです。

 そして、第2部「記念講演」へと続きます。


2025/02/28 16:40 | この記事のURL

希望式

 2月27日(木) 晴れたり薄く曇ったり


 2月も残すところ2日。
 今週末には、暦も一枚めくって3月へと変わり,
 県内の高校でも、一斉に卒業式が行われるようです。
 本校においても、今日は1年生が一年の節目として、
 進級へのスタートラインに向かって挑む『希望式』
 がとり行われました。
 これから式が始まろうとする、会場の様子です。
 嵐の前の静けさのように、その時を待ちます。

 開始時間が近づくにつれて、保護者の来場が増えます。
 開始までの時間、1年生のピアニストたちによる
 ピアノのソロ演奏がBGMで流れています。
 安らぎの中で、気持ちが徐々に高まります。

 
いよいよ始まります。

1.実行委員長挨拶
 開式宣言に先だち、希望式テーマにかける思い、
 そして、未来に向けた願いが語られました。
 今年の希望式のてテーマは、
 『チャレンジ
  ~仲間との絆を深め合い、共に殻を破る~』

2.ダンス発表
 オープニング第2弾は、アトラクション発表です。
 学級ごとに構成、アレンジを考えての発表です。
 パフォーマンスが披露されました。
 まずは1組。




 続いて、2組の発表。




 楽しそうな表情、
 みんなで動きをそろえようとする、心のつながり、
 その意志に感動を覚えます。 
 ダンス発表を終えて、ひな壇へ移動。
 そして、再び静寂。

3.生徒代表作文発表
 男子1名、女子1名が学年を代表して
 今年1年間の成長と新年度への抱負をつづった
 作文を堂々と読み上げました。

3.希望宣言
 個人の宣言です。マスク無し、遠慮なし。
 みんなでっかい声で、自分の夢を叫びます。
 自分に、言い訳を許さないような強さを感じます。
「常に後輩の手本となり、信頼される2年生になる」
「自分の限界まで、チャレンジし続ける2年生になる」
「何があっても、折れない心をもつ2年生になる」
「裾野を広げ、自分に厳しく努力できる2年生になる」
 誰もかれもが、最高にかっこいい。輝く瞬間です。


4.学年宣言
 全員で声をそろえて唱和します。迫力が違います。
 一、見通しを立てて切り替えを早くできる先輩
 一、思いやりを意識して仲間を大切にする先輩
 一、手本として堂々と活動する先輩
 言葉の余韻が、体育館にこだまします。
 一人の夢と、みんなの夢。どちらも大事です。
 今の夢が、決して永遠のものではないかもしれません。
 それでも、今の思いを大切に、力強い一歩を踏み出す
 ことが、自分を、自分たちを成長させてくれます。

5.学年群読
 教育者でもあり、詩人でもあった宮澤章二さんの
 「自分の一歩」をアレンジして、
 作りあげた「僕たちの一歩」を群読で表現します。
 学年オリジナルです。世界に一つだけの詩です。
「誰かほかの人の一歩ではない」
「その決意が最後まで歩く力を生む」
「歩き続け生き抜いた尊い証明……」
 一つ一つのフレーズが胸を打ちます。

6.校歌
 このコナ中をけん引していこうとする
 思いのこもった素敵な響きでした。

7.校長先生のお話
 「良い先輩になる点にどうすればよいか」
 について、わかりやすく具体的にアドバイスして
 くださいました。「人生訓」ですね。
 校長先生の人柄が、語り口ににじんでいました。
 いつもながら…、です。

8.学年委員長(保護者)のお話
 子供たちへ、励ましの言葉をいただきました。
 子供たちの成長を喜ぶとともに、
 子供たちを支えつけていこうとする愛情が
 決して多くはない言葉の中に、
 ぎゅっと詰め込まれた愛情。
 温かなスピーチでした。

 そして、希望式も無事に終了。
 最後まで気を抜くまいという心の姿勢。
 その中にあるやり終えた達成感。凛とした表情。
 緩んだ天気の中に、冴えわたる空気感。
 お見事!!!

 手作りの温かさが、確かなものとなって
 子どもたちの中に根付いていく。
 そんな実感を得ることのできる、
 素敵な、立派な希望式でした。
 
 さあ、スタート地点に立ちました。
 ここからが、本当の戦いです。
 
 感動をありがとう。


2025/02/27 10:00 | この記事のURL

未来への架け橋講座⑥(消防士)

 2月13日(木) 朝のうち雪、のち曇り

 今年度の未来への懸け橋講座も6回目となりました。
 和菓子職人、銀行員、保育士、スポーツ選手、
 コンビニ経営、とつづい続いてきた本講座も、
 とうとう今年度の最終回を迎えました。
 今回講師を務めてくださるのは、
 「八戸東消防署小中野分遣所」の消防士長、
 そして本校卒業生でもある坂本潤哉さんです。
 
 未来への架け橋講座の仕掛け人である本校の
 地域密着型教育コーディネーターのNさんの
 講師の紹介からいつものように始まりました。

 お話は、まず自己紹介から始まりました。
 学生時代に夢中になっていた部活動のこと。
 好きな言葉。(※「一石二鳥」だそうです。)
 好きな食べ物。(※「肉」全般)
  ➡生徒から「唐揚げ」と予想されてました。

 続いて、消防組織について教えてくださいました
 地方公務員であり、服務規律が厳しいこと。
 日課表により、勤務時間の流れが決められていること。
 基本的に24時間勤務であること。
 しかし、日勤もあるので女性も働きやすいこと。
 最近では女性の隊員も増えてきていること。
 八戸広域消防は7市町村35万人の命を預かっていること。
 職員は、約400人。それが、
 5消防、5分署、7分遣所にわかれて勤務していること。
 などなど、わかりやすく説明してくださいました。

 ほかにも、消防士を目指そうと思ったきっかけ。
 仕事のやりがい。消防士を目指す若者への期待。
 中学生のへのメッセージ。などなどを語ってくださいました。
 「兄貴」的な感じで。
 まじめな話だけれど、堅苦しさがなく。
 熱い話だけれど、暑苦しさがない。
 とっても、気さくな人柄があふれ出てました。
 それ以上に、心の熱さがあふれ出ていました。
 さすが、ファイアーマンですね。

 「目標に向かって思いっきり前進してほしい。」
 「何でもいいから、一途にひたむきに頑張ってほしい。」
 「人生は失敗することは絶対にあるのだけれど、
  そんな時こそ、絶対にあきらめない。めげない。
  そうすれば、必ず乗り越えられるものだ。」
 ふざけたり、脱線したり、そんな照れ隠しもまた
 押しつけがましさのないまっすぐな思いとなって
 聞き手の心の扉を開いてしますのでしょう。
 素敵な言葉が、我々の心を熱くしてくれました。

 続いて、生徒からの質問タイムです。
 たくさん質問が出ました。
 「採用試験はどんな内容ですか?」
 「24時間勤務の中でどれぐらい仮眠が取れるんですか?」
 「人の死を見たとき、気持ちが落ちかけた時、
  どうやって気持ちを立て直すんですか?」
 「正月って、必ず休めるんですか?」
 「普段のトレーニングメニューを教えてください。」
 「体調が悪い時は休めるんですか?」
 「働いてから受けた試験で一番きつかった試験は?」
 「髪型って決まりがあるんですか?」
 「消防に入ってからの勉強できついのはなんですか?」
 「消防士の定年は何歳ですか?」
 「消防士になっていなかったら何をしてましたか?」
 「旅行に行けますか?」
 などなど、多くの質問に丁寧に答えてくださいました。

 とっても素敵な、大満足な講演会でした。
 子供たちの、消防士への関心の高さにも驚かされました。
 生徒たちからは
・公務員に興味があった。女性の消防士が増えていると知り
 将来の選択肢が一つ増えた。
・消防士の採用試験に、国語や数学があると知り驚いた。
・目標に対して一途になること、失敗してもめげずにやり
 続けることの大切さを学んだ。
・命を救う時、救助者を家族だと思って接していると聞き、
 とっても素敵だと思った。
・命がけで人を救う消防士はかっこいい。
・「ありがとう」といわれることがやりがいになると聞き、
 消防士の仕事に魅力を感じた。
 などなどの感想が寄せられました。

 最後に、生徒を代表してSさんが
 感謝の言葉を述べ、本日の講演会は幕を閉じました。
 素敵な時間を過ごさせていただきました。


 坂本さんには、感謝の思いでいっぱいです。
 お忙しい中、大切なお話と、貴重な時間を、
 本当に、ありがとうございました。
2025/02/14 08:10 | この記事のURL
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