生徒総会(後期)

 11月12日(火)5・6校時 晴れ

 本日は、午後から生徒総会が行われました。
 その様子をどうぞ。まずは、

 【第1部】 第1号議案~第3号議案まで




 【第2部】 話し合い活動
  テーマ 『小中野中が輝くために」





 どんな話し合いになったのでしょうか。
 これからに生かされる建設的な意見が、
 きっと、数多く出されたに違いありません。

  サービスショットです。
 題名『蒼空と紅葉に彩られた公園』 photo by tatsu

正門の近くには、今年も妙丹柿が実り
最近は、小鳥たちのさえずりが響いています。 

落ち葉拾いのたいへんな季節です。
でも、焼き芋のおいしい季節です。

2024/11/13 17:00 | この記事のURL

生徒朝会【図書委員会発表】

 11月12日(火) 晴れ

 隣の公園の桜の木の葉が真っ赤に色づいています。

 11月になり、生徒会活動も新旧が交代してから 
 2週間あまり経過し、活動に少しは慣れて来た頃
 でしょうか。今年度というスパンでみれば後半と
 いうことになりますが、生徒会執行部のスパンで
 考えると、始まったばかりということになります。

 まずは、足場を固める取り組みからのスタートです。
 生活改善やら、委員会活動の活性化やら……。
 そうして、力をつけて、来年の大きな行事を
 切り盛りして、礎を築いていくことになります。

 さて、そのトップバッターが図書委員会です。
 今回は、各学年毎に設定したテーマに沿った2冊の本を、
 それぞれの学年が2チームに分かれて紹介バトルをする
 という趣向のようです。面白そうです。

 まず、1学年のテーマは、『図鑑VS事典』
 図鑑チームが紹介してくれたのが
 「宇宙人と見つける仕事図鑑」
 事典チームが紹介してくれたのが
 「ざんねんな生き物事典」 です。

 続いて、2年生。テーマは『絵本対決』
 紹介してくれたのが、、
 「スイミー」VS「りんごかもしれない」

 そして、3年生のテーマは『映画になった本』
 紹介してくれたのが、
 「未来のミライ」VS「メアリと魔女の花」でした。

 今日から早速、昼休みは図書室へゴー! ですね。
 まだまだ、読書の秋です。

  最後に、校長先生から
  サッカーボール寄贈の件について、紹介がありました。


 今日も、いい日になりますように……。


2024/11/13 11:10 | この記事のURL

サッカーボールの寄贈【明治安田】

 11月11日(月) 晴れ

 本日は、言わずと知れたポッキーの日です。
 そして、『11』という背番号が最も似合うアスリートといえば、
 やはりプロサッカー選手の「三浦知良」選手でしょう。

 今年から、明治安田のイメージキャラクターとなったのを記念し、
 11月11日に全国の小中学校に、1.1万個のサッカ-ボールを
 寄贈するというプロジェクトに、なんと本校が当選いたしました。
 さすが、コナ中。勝負強い!!!

 その寄贈式の様子がこちらになります。



 そして、サッカーボールがこちら。

 ちなみに、ボールは2個いただきました。
 一つは、展示用に。
 そしてもう一つは、ぜひ使ってくださいとのことでした。
 もったいない気はしますが、体育や生徒会行事等で
 使ってもらいましょう。

 三浦選手のメッセージが入りのボードもいただきました。

『みなさんこんにちは、三浦知良です。
 明治安田さんとともに、僕の背番号11にかけた
 1.1万個のサッカーボールをお届けします。
 僕は、「夢は語った方がいい。言わなきゃ、何も始まらない。」
 そう思っています。
 未来に向かってたくさん挑戦してみましょう。
 そんなこどもたちの未来に向けた挑戦の一歩を
 全力でおうえんしてい応援しています』

 三浦選手からのメッセージです。
 『夢』追いかけましょう。

2024/11/11 17:00 | この記事のURL

避難訓練&救助袋体験

 11月8日(金) 秋晴れ

 秋晴れの空のもと、難訓練が行われました。
 今回は、救助袋を使っての体験実習も行いました。
 万が一、中層階に取り残された時を想定しての訓練です。
 消防署の方にも来ていただきました。

 まずは、地震発生後火災が起きたことを想定し
 校庭に一次避難を行っている様子です。

 避難開始から、点呼完了までにかかった時間は
 『2分57秒』
 校舎に取り残されている人がいた場合、
 救助可能な時間には限りがあります。
 「一分一秒が生死を分ける。」
 「誰一人犠牲者を出さない。」
 そのためにも、焦らず、慌てず、冷静に急ぐ。
 その心構えをみんながもつ必要があります。
 今日は、まずまずの早さでした。

 続いて、救助袋を使っての避難体験です。
 その様子がこちら ⇩⇩⇩⇩⇩


 横に一直線に長いコナ中の校舎は、
 全長120mぐらいあります。
 そこに設置された救助袋は3カ所です。
 今回は、そのうちの2カ所を使って行いました。
 垂直落下式の螺旋スライダー型です。
 斜降型のものより、利便性を感じます。
 時間の都合上、
 全員が体験することはできませんでしたが、
 イメージと安全性への安心感はもてたようです。

 最後に、消防隊員の方から講評をいただきました。
 訓練の様子を見ているときの眼の厳しさが
 とても印象に残っています。
 頂いた助言等は必ず生かしていきたいと思います。


 今日はとても有意義な訓練となりました。
 例年よりは、かなり遅めではありますが、
 木々が色づき、秋の深まりを実感させます。
 空の青も、雲の色も、光彩も、風の匂いも、
 すぐそこまで来ている、冬をも予感させます。


 八戸東消防署小中野分遣所の隊員の皆様
 避難器具の設営及び撤収を指導してくださった
 佐々木隆造商店の方々、
 本日は、御協力本当にありがとうございました。

 お疲れさまでした。



2024/11/09 10:10 | この記事のURL

いのちを育む教育講演会【2024】

 11月8日(金) 秋晴れ

 今日は、秋晴れですが少し肌寒い日和です。

 11月もまもなく中旬に足を踏み入れると、
 さすがに、冬の訪れを意識させられます。
 さて、今日は「いのちを育む教育講演会」が行われました。
 
 講師:梅本実香 氏(西村産婦人科クリニック医師)
 演題:『思春期の心と体
    ~性と生について考えよう~』


 40分ほどの短い時間ではありました。
 その時間をいっぱいに使って、切々と誠実に、
 性をとりまく様々な問題点や危険性について、
 優しく語り掛けるように、丁寧に話してくださいました。
 やはり、中学生の頃に「性」に関する大切な内容と
 真摯に向き合い、真剣に考える必要性を感じました。



 「『愛』と『奇跡』!」
 梅本先生が絶対に伝えたかった二つのこと。
 ・性とは何か。
 ・それぞれの性の違い。

 ・思春期とは?
 ・性にまつわる話
 ・一人前の人間として、これからどう生きる?

 内容が五つに整理し、それがさらに細分化され、
 とても分かりやすい話の構成になっていること
 何より、先生の押し付ける感じの全くない、
 慈愛に満ちた語り掛けるような言葉の響きが、
 すう~っと話が自然に心の中に落ちていく、
 そんな感じのする貴重な時間でした。


 望まない妊娠の弊害、性感染症の恐ろしさ、
 性をとりまく誤った情報の氾濫。…
 時に、もっと踏み込んだ問題について…。

 出会いと体験の数々の話の中から、
 あふれる思いが伝わってくるようでした。
 傷ついていった人たちも、
幸せになった人たちも、
 きっと、星の数ほど見てきたのでしょう。
 
 性の問題は相手を大切に思う気持ちの問題です。
 決して、恋愛と切り離して考えることはできません。
 しかし、だからこそ、
 性の問題は、恋愛の問題以上に命の問題であることを、
 我々は決して忘れてはいけませんね。
 経済的に、社会的に、そして精神的に自立してから、
 本当に大好きな人、大切な人と! です。
 軽はずみな行動は、絶対にいけません!!!


 生徒を代表して保健委員長のMさんがお礼を述べました。
 そして、全員で元気な挨拶をして講演会を終えました。 

 命のこと。性のこと。人生のこと。
 人を大切にすること。
 自分を大切にすること。
 幸せ。

 自分をコントロールする力。

 大事なことで選択を誤らない、
 判断を間違わない、
 強さと勇気を、
 この思春期に、
 自分の中に
 育みたいですね。

 梅本先生、本当にありがとう五あいました。
 


2024/11/09 09:40 | この記事のURL

地域企業・大学見学会(2学年)

 10月30日(水) 曇り時々雨

 朝の気温は10℃。肌寒い朝です。
 天気予報には、立派に傘のマークが出ております。
 今日は2学年の子供たちの企業と大学の見学の日です。
 今にも落ちてきそうな曇天の下、生徒たちは
 集合時間の7時55分。玄関前に集まりました。
 そして、出発式を行い、いざ出発。
 郷土を知り、社会を学び、未来を考え、そして、
 自分と向き合うことのできる1日になることでしょう。
 それでは、今日一日の様子をご覧ください。

 【出発式】

 【水産会館】


 【北日本造船豊洲工場】


 【八戸工業大学】



 【帰校式】

 水産会館から北日本造船に移動する途中、
 バスの車窓から、東京鉄鋼、八戸精練、北日本鋳金
 三菱製紙、大平洋金属などの八戸の発展を支えた
 港湾エリアの大きな工場群の案内も聞いたようです。
 郷土の歩みを知るとともに、未来の郷土の姿にも
 思いをはせたり、普段見ることのない造船工場の
 内側に入ることで、知らなかった世界に触れたり、
 高校を飛び越えて大学の講義を疑似体験したり、
 中学校の校舎の中では、決して学ぶことのない、
 体験することのない、何より感じることのない、
 新鮮で貴重な経験ができたのだと思います。
  
 今日のようなかけがえのない経験を通しながら、
 自分たちの生活を支える様々な仕事があること、
 自分の未来と、今と、しっかりと向き合うこと、
 そして、いろんなことを思い、考え、
 心の中で起きる化学反応を大切にしながら、
 子供たちが成長してくれることを願います。

 この機会を与えてくださった
 NPO法人RENの皆様には心から感謝いたします。

 今日は、寒い中、大変お疲れさまでした。

 追伸
 とても礼儀正しい子どもたちですね。
 と、お褒めの言葉をいただいたようです。
 質問もいっぱいしてきたとか…。
 うれしいですね。

2024/10/30 17:50 | この記事のURL

全校朝会(10月)表彰&後期任命式

 10月29日(火) 秋晴れ

 空はカラッと晴れ渡り、青空が広がっています。
 「青空に 真っ赤に燃える 七竈かな(字余り)」

 しかし、今朝の空気はひんやり…。
 校地の銀杏や楓を一気に色づける勢いを、
 今朝の冷え込みから感じ取ることができます。
 そんな、冷たい空気の混じる体育館で
 全校朝会が行われました。まずは表彰です。


 理科の自由研究。防犯弁論。
 納税貯蓄作品コンクールの書道と作文。
 コナ中は文武両道で頑張っています。

 続いて行われたのが認証です。
 週をまたいで、昨日から係活動、清掃活動、生徒会活動
 すべてが後期の動きに切り替わりました。
 先だって、先週末は後期の委員会組織が行われました。
 そこで選出された各常任委員会の委員長及び生徒会役員、
 正副室長等の任命証が、リーダーたちに授与されました。


 いよいよ、新旧交代。前期から後期へ。そして…、
 3年生から2年生へバトンが手渡されます。
 凛々しい立ち姿です。頼もしいですね。

 校長先生からは、
 新しいリーダーたちへの期待とともに、
 昨日から始まった未来への架け橋講座の様子が
 紹介されました。とてもいい雰囲気でしたから。

 さて、今年度も折り返しを過ぎました。
 コナ中の1年間という長い長い航海も
 往路から復路へ。
 再び母港へ向けての旅となります。
 別れと出会いの場へ向けて…。
 コナ中の舵を握る各リーダーの活躍に期待大ですね。
 
 いざ。
 進化し続けるコナ中生徒会であれ!!!

2024/10/29 13:00 | この記事のURL

未来への架け橋講座①(和菓子職人)

 10月28日(月) 晴れ時々曇り

 神無月最後の週末明けの月曜日、今年度1回目の
 未来への架け橋講座が行われました。
 今回講師を務めてくださるのは、
 お菓子処丸美屋の社長の若山さんと
 職人の長谷川さんと、若手の三浦さんです。 

 未来への架け橋講座の仕掛け人である本校の
 地域密着型教育コーディネーターのNさんの
 講師の紹介からいつものように始まりました。
 まずは、社長さんのお話からです。

 話のとっかかりは、お店の歴史について
 昭和8年に陸奥湊の方に店を開き、
 昭和23年に小中野裏町に移転、
 その後現在地に移って現在に至るとのこと
 ちなみに現社長さんは三代目。J‐SOULです。
 ここで、一旦お話を切り上げ、
 和菓子職人のお二人を紹介してくださいました。

 その後、すぐに実演が始まりました。
 「ねりきり」と「きんとん」。
 先に見せてくれたのが三浦さん。
 「ハロウィン」と「銀杏」の
 お二つを作ってくださいました。

 続いて、長谷川さん。
 技能検定1級の腕前だそうです。
 手際よく、作る様子を見せてくれます。
 これでも、いつもよりかなりスローだとか。
 長谷川さんが作ってくれたのは、
 「紅葉狩り」「妙丹柿」「菊」の三作品。


 作っている様子を見ている生徒も、
 その技術の凄さと、出来栄えに
 「お~」「おお~」「おおお~」と
 自然に感嘆の声が上がります。
 そして、出来上がった作品がこれです。⇩⇩⇩

 この作品は、当分の間校長室前に
 飾っておく予定です。
 悩みは、いつ食べるか。誰が食べるか。
 ケンカしないように気を付けなければ…。

 このあと、3人の方それぞれが、
 この仕事に就くまでのあらまし、
 つまり、きっかけや進路選択など、
 おいたち、中高生時代を意識しながら
 人生を語ってくださいました。
 この仕事の喜びも、大変さも…。

 質問タイムでは、
 生徒も積極的に手を挙げて発言。
 前のめり感がつたわ伝わりました。


 多くの人が休みの時に忙しい仕事。
 常に新しいものを生み出し続けなければ
 ならない大きなプレッシャー。
 一日中立ち続ける大変な仕事。
 それでも、お客様のお客様の笑顔を励みに
 お客様の喜ぶ声をやりがいに
 好きなことに打ち込めていることを生きがいに
 この仕事に誇りを持っているのが伝わります。
  
 最後に、生徒を代表してSさんが
 感謝の言葉を述べ、本日の講演会は幕を閉じました。

 生徒たちからは
・自分の好きなことを仕事にできるって素敵なこと
 なんだなあってわかった。
・目標に向かって努力することの大切さを学んだ。
・はじめはうまくできなくても、辛抱強く続ければ
 必ず成長を実感しやりがいを感じることができるんだ。
・みんなが笑顔になれるからこそ続けられるって、
 素敵だなって思った。
・自分の信じる道を貫き通す姿がかっこいいと思った。

 などなどの感想が寄せられました。

 若山さん・長谷川さん・三浦さんには、
 感謝の思いでいっぱいです。
 お忙しい中、本当にありがとうございました。
2024/10/28 20:40 | この記事のURL

文化祭2024【ステージ発表②】

 いよいよ文化祭の花形「吹奏楽部」の登場です。

 演目⑥:『吹奏楽部ステージ』です。

 今年の吹奏楽部の3年生は、2人。
 その2人にとって、今日が現役生活最後の舞台と
 なります。その先には「引退」が待っています。
 県大会出場。三八中体野球応援演奏。公民館まつり
 野外コンサート…。充実した日々を全力で駆け抜け、
 とうとうこの日を迎えました。
 目一杯楽しんでほしいと願います。

 1曲目は、「め組のひと」
 指揮者自ら振り向きざまに「メ!」のポーズです。
 2曲目は「タイムパラドックス」
 これは今シーズンの十八番ともいえる曲です。
 続いて3曲目の「ドリフメドレー」には、
 職員がまさしく『全員集合』で臨みました。
 「元少年少女合唱隊」そしてヒゲダンス二組。
 「オフィシャル髭ダンスイズム」
 「新・マッドサイエンティスト」が盛り上げます。
 
 会場が温まったところで、
 ここからはじっくり聞いもらう時間となります。
 4曲目は「女々しくて」
 5曲目は「ギザギザハートの子守歌」
 ゲストとして「悪ガキ」と「ギャル」の登場です

 6曲目が「僕のこと」
 合唱発表会で3年生が歌った曲です。
 3年生全員が立ち上がり、一緒に歌いました。




 いよいよ、最後の曲となる7曲目です。曲は、
「ハルカ
 楽器を始めたころの3年生の写真が映し出され、
 続いて子供たちが歩んできた道のりが
 アルバムのページをめくるように流れます。

 そして、アンコール…。
 Mrs.GREEN APPLE の「青と夏」で締めくくられました。
 名残を惜しむような音色が印象的です。
 素敵なステージでした。

 フロアで鑑賞する側の生徒も素敵でした。
 一生懸命に盛り上げようとしてくれます。
 自分が目立とうとするのではなく、
 ステージにいる仲間たちのために、
 文化祭を企画・運営してくれている生徒会の
 仲間たちのために、サクラと見まごうばかりの
 前のめり感が素敵でした。優しさと思いやり、
 あたたかさ、心のつながりを感じます。
 
 そして、舞台は午後へと続きます。


 演目⑦  演劇 『 マイ ライフ 』

 3年生の渾身の演劇のステージの幕が開きました。
 中学校3年生となり、自分の進路選択に悩む少年と少女が
 いつしか人生の案内人「ライフナビゲーター」の支配する
 意識の世界へと迷い込むところから物語が始まります。


 そこには、これかrの生き方を示す6つの「人間型」が…。
 迷い込んだ二人が導き出す答えは、どんな未来なのか…。
 緊迫する物語の中、幕間ダンサーズたちが、
 物語を勢いづかせたり、一息つかせたり…。
 巧みな演出も見どころです。その様子がこちら⇩⇩⇩です。










 観劇を終えて、リアリテイーを感じました。
 まさに、自分たちがおかれた今を演じている。
 子供たちは、どんな思いで演じているのか、
 「自分型」という、世界に一つしかない
 誰にもまねのできない人生を選択した少女に
 人生に型などないのだということを
 再認識させられた思いがします。
 しかし、それは言葉にしたら過去いいものだけれど、
 マニュアルの存在しない厳しい世界です。
 それでも、自分の可能性に満ちた人生を
 答えのない問いと向き合いながら生きていこうとする
 覚悟と決意が最高にかっこよかったですね。

 クォリティーの高さだけでなく、
 主要なキャストの演技力はもちろん。脇の役の人も、
 ダンサーズたちも、ナレーター、音響効果音、照明、
 舞台道具、背景、衣装……、3年生全員が関わって、
 みんなで作り上げた、みんなの思いがこもった演劇
 だったからこそ感動は倍にもなったのだと思います。
 本当に素晴らしかった…。感動的でした。 

 閉祭セレモニー

 文化祭メイキングムービーが流れます。
 文化祭週間の歩みを振り返りながら、
 あらためて、この文化祭は全員の力で作り上げて
 来たのだという思いを強くします。
 自分の知らないところで頑張っている仲間がいた。
 その思いが、チーム小中野をより強い集団へと、
 成長させてくれます。一人一人の心の根っこを、
 耕してくれます。肥料や空気や水、光となって。


 スライドを見終えて、テーマソングが流れました。
 スクリーンには、スライドと共に歌詞が映し出され、
 全校生徒が一つになり、「勇気100%」を
   熱唱しました。3年生から自然に肩を組み始めます。
 その輪が2年生へ、そして1年生へと広がります。

 テーマソングを歌い終えると、
 ステージには3年生の生徒会役員が表れます。
 全校が一つになったその熱と輝きが、
 最後の1ピースへと形を変え、
 オープニングで出された課題がどうやら達成されたようです。
 星野君が無事に復活しました。メデタシメデタシ。



 最後に、新生徒会役員を代表して新生徒会長が
 3年生の4人の先輩役員に感謝の言葉を伝えます。
 握手。グータッチ。ハイタッチ。軽いどつき。
 3年生は、それぞれの思いを後輩に託します。
 魂のバトンが受け継がれる瞬間です。

 閉祭式を締めくくるのは、
 その4人の3年生の生徒会役員です。
 文化祭を締めくくるにふさわしい4人ですね。
 
 閉祭式が終わり、片づけるだけとなりました。
 子供たちが片づける姿は、なごりを惜しむようも、
 区切りをつけて、前に進もうとしているようにも、
 どちらにも見えます。あっという間に片付きました。
 時間をかけて作り上げてきた展示作品も、そして
 ステージで披露したすべての演目も、
 本番は一瞬ですが、準備の道のりは長い。
 目標が大きければそれだけ長くなる。
 時に途方もないほどに…。
 努力は永遠です。。そして、無限です。
 心の中にしまいこまれた思い出という宝物もまた
 永遠です。かけがえのない無限の財産です。

 片付けも終わり、帰りの会をやっているころ、
 空は、爽やかに青く澄んで晴れ渡っています。
 低く感じる秋の空は、文化祭に似合います。

 17時。
 生徒がかえって静まり返った校舎の3階の窓から
 西の空を眺めると、空が紫色に広がっています。
 どうやら、一日を終えようとしているようです。
 
 文化祭という学校生活の中では「非日常」の活動は、
 子供たちの様々な力を花開かせる大きなチャンスです。
 「挑戦」の場であり「確認」の場でもあるからです。
 「日常」では試せないことでも、「非日常」の中でなら
 試すことができる。しかし、挑戦を裏付けるのは、まさに
 ありふれた「日常」の中で積み上げてきた「今の自分」
 にほかなりません。そして、「挑戦」が生み出した力が、
 これからの「日常」の積み重ねの中で本物になっていく。
 学校が成長できる場所であり続ける理由です。
 学校って素敵なところだと心から思います。

 本当に、お疲れさまでした。

 FIN。
2024/10/21 12:30 | この記事のURL

文化祭2024【ステージ発表①】

 文化祭本番、こちらはステージ発表です。その前に…、
 低く浮かぶ雲はまだあるものの、
 雲間から差し込む東の空の光の幻想的なカーテンと
 雲間に徐々に大きく広がってゆく爽やかな青空が、
 文化祭の幕開けを飾ってくれているようです。

 朝早くから、おやじの会の方々が、
 やきそばと焼き鳥の調理をはじめています。
 体育館前には、いい匂いが立ち込めてます。


 開祭セレモニーから始まります。
 ステージのスクリーンに映像が流れ始めました。
 恒例となっているオープニングムービーです。
 さて、今年も物語が始まります。
 なんと、星野君が小型化し、校内のあちこちに
 散らばってしまうという事件が発生した模様です。
 星野君復活のため、せんべいと間違われて
 食べられてしまう前に、何とかすべて回収し、
 星野君を復活させることが、今年の使命であるようです。



 今年の文化祭テーマ『輝』を実現するためには、
 残1ピースの星野君のかけらを手に入れること。
 それは、今日のコナ中生一人一人の輝きの結晶
 に手に入るものであること。星野君復活のため、
 全校生徒一致団結して、文化祭に取り組もう。
 無事にテーマに結び付いたところで幕が上がります。
 そして、テーマ看板に込めた思いが語られます。
 看板に描かれた花は「ラナンキュラス」。花言葉は、
 
「とても魅力的」「晴れやかな魅力」「光輝」

 そんな一日になることを願いたくなる始まりです。
 いよいよ、文化祭の始まりが宣言されました。

 演目①:『朳・虎舞』です。
 今年も先に演じられるのが「えんぶり」です。
 国から重要無形民俗文化財に指定されている
 芸能史的価値の高い八戸独自の郷土芸能です。

 生徒の役割は様々です。
 『親方』『太夫』『えびす舞』『松の舞』
 『大黒舞』『歌』『笛』『太鼓』
 そして『手平鉦』に分かれて演じます。

 『太夫』たちによる「摺り始め」「中の摺り」
 途中に祝舞として『松の舞』『えびす舞』
 さらに『大黒舞』などの祝舞が披露されます。 

   続いて演じるのは虎舞です。
 全国的には『獅子舞』が一般的ですが、
 三陸沿岸の一部では伝統的に虎舞が主流です。 

 こちらも生徒の役割が様々です。
 『親方』『虎(前足)』『虎(後足)』
 『ひょっとこ』『ささら』『笛』『太鼓』
 そして『手平鉦』に分かれて演じます。


 それぞれが、自分の役割をきっちり果たし、
 見事に虎舞を演じ切りました。伝統芸能を、 
 立派に継承する姿に、感動を覚えます。
 
 「虎舞」も「えんぶり」も2年生から1年生へと
 伝統が受け継がれるように、教えられていきます。
 この取り組みが見事です。素晴らしい取り組みです。
 本番までの道のりこそが、大きな財産です。
 指導に来てくださった、、朳組・虎舞組の方々に
 感謝感謝です。

演目②:『弁論発表』です。
 今年の弁論は三本立てです。
 トップを飾るのは防犯弁論。
 地区大会準優勝。県東部大会3位を獲得した発表です。
 演題は「差別のない社会に」
 1枚の写真から差別に対しての問題意識をもち、
 深く掘りげていくうちに日常の身の回りの思いやりに
 目が向けられていく、とても優しい内容です。

 続いて、英語弁論が二人。 
 一人目は、創作の部です。
 演題は「The Power of Words(言葉の力)」。
 言葉の持つパワーについて考えさせられる発表です。

 英語弁論二人目は、暗唱の部です。
 演題は「A Mother's Lullabi(母の子守歌)」
 広島に立つふるく古くて大きな木のお話。
 被団協がノーベル平和賞を受賞した今年、
 とてもタイムリーなない内容でした。


演目③:『理科自由研究』の発表です。

 八戸市中学校生徒理科研究発表会において
 物理分野で最優秀賞に輝いた作品です。
 研究内容は「水の表面張力」
 仮説と検証。結論を導き出す過程のアプローチと
 データ化しプロセスが見事でした。

演目④:『海外派遣報告』です。

 5月末に八戸市の友好使節団員として訪れた
 アメリカのポートランドとフェデラルウェイの紹介と
 体験・見聞してきたことをスライドにまとめ
 わかりやすく報告してくれました。
 とっても貴重ないい経験をしてきたようです。


 この後、休憩をはさんで、前日祭の目玉イベントから
 昨年から当日祭へと発表の場をグレードアップさせた、
 『学級ダンス』発表です。

演目⑤:『学級ダンス発表』です。
 2・3年生が学級全員でダンスに取り組んで完成させた
 集団パフォーマンスの様子です。
 
 まずは、2年1組からです。



 自信がないとアナウンスでは紹介されていましたが、
 なんの。見事なパフォーマンスです。
 大きく3部で構成された演出も、全体のまとまりも
 お見事でした。なによりみんな全力でした。

 続いて、2年2組です。



 こちらも大きく三部構成です。
 ところどころにマスゲーム的な要素も取り入れ
 男女のキャラを存分に生かした構成が見事です。
 最後の「決め」の演出が秀逸でした。

 最後に登場したのが3年1組。 



 単純なキレッキレダンスの構成というレベルを卒業し、
 与えられた時間をストーリー仕立てで展開する遊び心。
 見事というほかありません。しかも、選曲がドラクエ。
 この学級だから、この仲間だからという
 自分たちらしさにこだわり抜く姿勢に、感動しました。

 どのクラスも、みんな上手でした。
 フォーメーションや位置関係が、工夫され、
 役割分担やパート分けがきちんとしていて
 とてもレベルが高いと感じました。

 学級全員で踊るっていいですね。
 みんなで考え、ああだこうだといいながら、
 一緒に練習した日々こそが、かけがえのない財産です。
 1年生は、今年は研修期間です。
 来年を楽しみにしています。

 この後、午前の部最後を飾る
 「吹奏楽部ステージ」へと続きます。

2024/10/21 09:20 | この記事のURL
1034件中 11~20件目    <<前へ  1 | 2 | 3 | 4 | 5  次へ>>