市秋季大会表彰式&報告会

 9月21日(木) 雨…けっこうな土砂降り

 秋季大会までは、連日30度を超える、まだ夏かと
 思わせるような天気が続いていましたが、振り替え
 休業日を終えた今日からは、一気に秋が訪れたように
 朝は、肌寒ささえ覚える気温です。
 つい1週間前に行われた壮行会と、同じ体育館とは
 思えないほど過ごしやすく、ジャージを着ている生徒
 の姿もまばらです。
 まずは、表彰式から行われました。

 今回賞状をもって帰ってきたのは、
 ・バレーボール部男子 準優勝
 ・バレーボール部女子 第3位
 ・ソフトテニス部女子 第3位
 ・剣道男子個人戦【I・Y君】第3位  でした。

 そして、各部部長からの大会報告へと続きます。

 ・自分たちの成長を感じることができた。
 ・思いを一つに勝ちにこだわって練習に励みたい。
 ・結果にどうしても後悔が残ってしまう。
 ・悔しさをバネに次に向かいたい。
 ・一丸となって声を出すこと応援することの大切さを知った。
 ・技術面以前に声出しや準備や礼儀をしっかりやりたい。
 ・少ない人数でも支え合い、あきらめずに挑めた。
 ・絶対に部活動に穴をあけずに必死に取り組む。

 ・リードを守りきれなかったことが悔しい。
 ・3年生の応援が私たちの背中を押してくれた。
 ・リードされても諦めずに声を出して戦えた。
 ・選手の力になる応援を最後まで頑張れた。
 ・秋季大会を通して結束力が高まった。
 ・相手に負けない力強い応援ができた。
 ・優勝に導けるような応援がしたい。
 などなど、熱いメッセージが語られました。

 最後に校長先生から。
 ゲームに出ている選手も、出ていない子も、勉強で
 学校に残った3年生も、みんな自分にできること、
 自分がやるべきことに全力で向き合えた3日間だった。
 どの部も本当によく頑張ったと思う。
 3年生の3日目の応援も素晴らしかった。
 チーム小中野という意識を強く感じた。

 というお話でした。
 いや、もっと長くて素敵なお話でした。

 3か月前、
 最後の大会と向き合う3年生の姿をみた後輩たちが、
 今、秋季大会を終え、
 9か月後に迫る最後の大会に向け、
 新しい一歩を踏み出します。
 今の決意を、持ち続けることができたなら、
 来年は、すごいことになる予感がします。

 頑張れ!コナ中生
 大きな未来を切り拓け!


2023/09/21 16:20 | この記事のURL

市秋季大会3日目試合結果


2023/09/18 16:30 | この記事のURL

市秋季大会2日目試合結果


2023/09/17 17:00 | この記事のURL

市秋季大会1日目試合結果


2023/09/16 16:40 | この記事のURL

八戸市秋季大会(三八合同開催)壮行会

 9月14日(木) くもり

 9月も中旬となりました。そして外は曇り空です、
 しかし、今日もまだ、蒸し暑さが残っています。

 いよいよ、今週末から秋季大会です。
 新チームの初陣です。今日は、若さのエネルギーが
 爆発するような素敵な壮行会でした。
 そして、引退した3年生たちの、後輩を思う
 熱いエールが炸裂した素晴らしい壮行会でした。
 その様子をご覧ください。

【壮行会フォトギャラリー】




















 今年で74回目となる秋季大会ですが、
 今年から、三戸郡との合同開催となる節目の年です。
 試合会場も南部町や三戸町、五戸町で行われる競技も
 あります。対戦相手も増えます。

 新しい時代の変化に、対応できる強さに磨きをかけ
 この大会を通して、
 きっと、たくましく成長してくれるでしょう。

 子どもたちの活躍に期待が膨らみます。
 ガンバレ。コナ中生。

2023/09/14 18:00 | この記事のURL

花壇整備(9月)

9月12日(火) 8:00 快晴


 酷暑続きだった今年の夏も、朝晩の気温が下がるようになり、
 だいぶ過ごしやすくなってまいりました。今年ほど秋の訪れを
 待ち遠しく思う年はありませんね。少しずつではありますが、
 秋の足音が、遠くから聞こえてくる気がします。もう一息です。
 しかし昨日と今日は熱さ納めなのでしょう。最高気温の予報が
 34℃と、厳しい1日になりそうです。
 花火大会の最後を飾る打ち上げ花火のようですね。

 そのような日に、花壇整備をやることになった委員の皆様の
 勝負強さに感服いたします。


 体育祭前に、親子除草を実施してから、それほど経過して
 いませんから、雑草はそれほど多くはありません。
 しかし、風の強い日があったこともあり、花壇は少し荒れ、
 ほうき草が倒れ掛かっています。その手入れとともに、
 周囲を丁寧に片づけてくださいました。


 おかげさまで、すっきりさっぱりです。
 青空の下、きれいに整備された花壇が美しく映えます。

 今日は、腕をけっこう蚊に刺されてしまった方も
 いらっしゃいました。秋口は、虫が多くて大変ですね。

 環境委員のみ皆様、今回も本当にありがとうございました。





















2023/09/12 09:10 | この記事のURL

生徒朝会(9月)

 9月5日(火) 雨時々曇り

 久しぶりの全校朝会のような気がします。
 いや、2か月ぶりですから間違いなく久しぶりです。

 まずは、校長先生のお話です。

 今月のお話は、「災害の後の生き方」についてでした。
 防災の日、そして避難所運営訓練を終えて、被災、
 防災、災害後、いのち、生き方、かかわり、支え合う
 こと、思いやること、共に生きること…、多くのこと
 を考えさせられました。

 被災した人は、大切なものを多く失っています。
 家族も財産も、思い出も…。そんな人が初めに
 訪れるのが避難所なのだ。だからこそ、温かく
 寄り添ってあげたい、優しさや温もりを心の中
 まで届けてあげたい。避難所での出会いが、
 ここから先の人生を生きていく勇気や希望へと
 つながる何かになり得るのではないか。
 そんな思いが伝わってきました。

 そして、今月の1冊も、そんな内容のようです。

 原田マハさん著「翔ぶ少女」。
 阪神淡路大震災の被害や出来事をベースに作られた、
 ハートフルファンタジーっぽいですね。
 タイムリーな選書。さすがです。

 続いて、
 選挙管理委員会から生徒会役員選挙の告示がありました。
 委員長のH君が告示及び規約を読み上げます。
 生徒会役員も改選の時が来たのですね。


 最後に校長先生がおっしゃってましたが、、
 今日は国際チャリティーデーなのだそうです。
 「自分にできること」「自分でもできること」
 「自分だからできること」「誰かのために」

 ちょっと考えてみたいですね。

2023/09/05 11:50 | この記事のURL

避難所運営訓練

 9月4日(月) 晴れ時々曇り

 関東大震災から100年。今年の9月1日防災の日は、
 特別な日となりました。例年に比べ、ニュース番組でも
 特集が組まれるなど、防災に関して期の引き締まる、
 いや、思いを新たにする日になったように思います。

 そして、週末を過ごして迎えた月曜日。
 本校においても、小中野地区自主防災会が中心となり、
 八戸東消防署小中野分遣所、八戸市防災危機管理課、
 八戸市社会福祉協議会をはじめ、多くの方々の協力を
 仰ぎながら、4年ぶりに避難所運営訓練が行われました。

 まずは、4時間目は学年ごとに割り当てられた仕事と
 防災、避難所運営について学ぶ時間となります。
 
【衛星班】【食料物資班】…1年生

【住民管理班】【情報広報班】…2年生


【施設管理班】【救護班】…3年生




 それぞれ1時間かけて、心構えから具体的な作業内容など
 についてしっかり学び、午後の避難所設営に備えます。
 調理室では、炊き出しの準備をしていただいています。


 5時間目の始まりは、避難訓練からです。
 今回は地震を想定し、揺れが収まった後、火災や倒壊の
 恐れがあるため、安全な場所に素早く一時的に避難する
 訓練でした。整然と避難する姿がお見事でした。


 この後避難所運営訓練を控えているため、講評も短めに
 すぐに校舎の中に戻って、もろもろ整えます。

【避難所運営訓練スタート】
 地域の方が、次々に避難していらっしゃいました。
 いよいよ、避難所運営訓練が始まります。
 学年、学級、班ごとに、割り当てられた役割を全うすべく、
 全校生徒が自主防災会の方々をはじめとした、
 ボランティアの方々と協力し、一気に避難所を作り上げます。
 その所用時間は、約40分ほどでした。
 あれよあれよという間に、避難所が形になっていきます。
 中学生たちの動きも見事です。
 組織的に生徒を動かしてくださる自主防災会の方々の動き、
 さすがです。4年ぶりということもあり、ゼロからの出発に
 近いものがありましたが、そのブランクを全く感じさせない
 取り組みとなりました。。
 その、様子がこちらです。









 小中野中学校の校舎は、昨年見直された大津波の浸水エリア
 に該当するため、津波避難ビルではなくなりました。
 そのため今回は
 「線状降水帯の発生に伴う集中豪雨が新井田川上流域を含む
  県南地域を直撃したことにより、新井田川が氾濫する危険な
  状態にあるため洪水警報及び避難指示が出された。そのため、
  各自、各町内は、津波避難・津波避難支援行動と同等の動きを
  とるととなり、中学校では避難者の受け入れを行うことと
  なった。」
 という想定でした。
 昨今の異常ともいえる気候変動を考えれば十分にあり得ます。

 自主防災会の方からは、津波避難ビルではなくなったけれども、
 避難所設営・運営の訓練は、これを経験した中学生にとって、
 将来何かあったときに、必ず役立つ。
 地域やそこに暮らす人々の力になれる力になれる。
 そんな子供たちをそ育てたいという、願いを伺っています。
 熱い思いです。そんな思いを抱いてくださっている方々が、
 この町にたくさんいる。だから、素敵な町なんですね。

 協力いただいた、多くの皆様。
 本当にありがとうございました。



2023/09/05 10:20 | この記事のURL

体育祭の記憶Ⅴ(閉会式~解団式)

 暑く熱い1日も、終わりの時を迎えます。
 いつの間にか、空は、うっすらと雲に覆われています。

 戦いを終えた生徒たちが、グラウンドに整列します。
 閉会式・表彰式が始まります。

 いよいよ、結果発表の時がやってきました。
 顔を上げ、胸を張り、凛とした表情で整然と並ぶ姿に、
 大きな仕事をやり終えた達成感が滲ます。
 どんな結果も勝敗も受け止める覚悟とともに…。
 心なしか、朝よりもたくましく見えます。

【閉会式・表彰式】
 開会宣言の後、早速結果発表です。
 まず、団結賞の発表が行われました。
 本来、行進賞の予定でしたが、熱中症対策として
 入場行進をカットしたため、今年度は急遽、
 団結賞という賞を設定することにしました。
 発表の仕方は、コナ中ウマ娘による「プリティーダービー」。
 ホームストレートを競走し勝った方の軍が団結賞なのだとか。
 ちなみに紅軍のウマ娘は「スペシャル・ウィーク」
 青軍のウマ娘は「サイレンス・スズカ」とのこと。

 クール感を演出する「サイレンス・スズカ」に対し、
 超激アツなのが、「スペシャル・ウィーク」。
 なりきり具合が半端ない。憑依レベル。役者ですね。

 ハードルを跳び越え、ニンジンをゲットし、
 先にゴールした方の軍が団結賞のようです。

 団結賞は、紅軍 がとりました。

 続いて、応援賞の発表です。行進賞の発表の仕方は、
 『顔面パイ』となります。
 式台前に座る各軍副団長に向けてパイが投げられます。
 投げられた方が負けという、シンプルですが、
 テレビで見るにつけ、1度はやってみたいやつです。

 見事に顔面にパイを受けることになったのは、
 紅軍のS君。不安が的中したようですね。

  応援賞は、青軍 がとりました。

 そして、総合優勝の発表です。
 指揮台の後ろに見覚えのある物体がうごめいています。
 そう、あれは間違いなく「星野君」です。
 なんと今年は彼女を連れて登場してきました。 
 彼女の名前は「メテオちゃん」。
 昨年の体育祭の後からお付き合いを始めたようです。

 しかし、ここで簡単に発表という流れにはなりません。
 なんと、式台前で突然二人の別れ話が始まりました。
 その結果、星野君がふられてしまったようようです。
 星野君もだいぶ傷んできてましたので、そろそろ、
 お役御免ということなのでしょうか。残念です。
 さて、その結果、メテオちゃんは、この体育祭で
 優勝した軍の団長さんとお付き合いしたいとのこと。
 ここで、ねるとんチャンスの時間です。
 各軍の団長がメテオちゃんに手を差し出します。
 果たして、メテオちゃんが選ぶのはどっちか???


 メテオちゃんが選んだのは、青軍団長Y君です。
 その瞬間のY君の間髪入れない絶叫が見事でした。
 「よろしくお願いしまあす!」
 瞬発力のある完璧なアドリブでした。

   かくして 総合優勝は、青軍 がとりました。

 校長先生から、賞状、優勝旗、準優勝杯が
 次々に手渡されていきます。

 各軍の団長からのスピーチの後、
 体育祭を締めくくるのは、実行委員長のHさんです。

 多くの人への感謝の思いとやり遂げた達成感が
 ひしひしと伝わってくる素敵なスピーチでした。

 校歌を元気よく歌います。どこから始まったのか、
 自然に軽く反りながら歌う和が全体に広がります。
 体育行事をさりげなく彩ります。素敵な生徒です。

 最後に、静かに流れる厳かな国歌を耳にしながら、
 ゆっくりと降りていく国旗と校章旗を目で追います。

 今年の体育祭も幕を閉じました。 


【解団式】
 
 結果発表を受け止め、両軍とも解団式に臨みます。
 今年は、日差しを避けてテントの中で行われました。
 団長をはじめ、応援リーダーたちから次々に
 感謝の言葉が述べられました。


 みんなみんな、この軍でよかった
 この仲間と共に戦えて幸せだった
 そんな思いが語られます。
 とっても和やかな解団式です。


 解団式のしめくくりは、軍全員での円陣です。
 最後まで、団長たちの大きな声が響き渡ります。
 呼応するように、みんなも大きな声で答えます。
 とっても、いい雰囲気でした。

【片付け】

 競技が終わった後の生徒の負担を軽減するため、
 片付けのお手伝いを「小中野おやじの会」の方々に
 お願いしたところ、快く引き受けてくださいました。
 実は、日中も生徒・保護者の体調不良者早期発見のため
 ずうっと見守り・見回り活動もしてくださっていました。

 グラウンドに7基あった大型テントをすべて撤収。
 あっという間に、片付きました。
 速いだけではなく、たたみ方、まとめ方が、
 とてもきれいです。恐れ入りました。
 さすがというほかありません。
 本当に本当にありがとうございました。
 
【3年生集合写真】

 おやじの会の方々とともに
 後輩たちが片付けをやってくれている間、
 3年生が、各学級、学年の集合写真です。
 卒業アルバムに掲載されるのでしょう。

 みんな、とってもいい顔をしています。
 勝ち負けを越えたところにある大切なものに
 気づいた人の顔です。爽やかな顔です。

 令和5年度小中野中体育祭 3学年一同の集合写真。

 思い出の1枚ですね。仲良し3年生です。
 写真屋さんからは、もっといい写真が届くでしょう。

 体育祭を作り上げた事実を、実績を、自信にかえて、
 次なる目標に向け歩みを進める姿が目に浮かびます。
 
【祭りのあと…】

 祭りの後の静けさが好きです。
 ノスタルジーにも似た、切なさを覚えます。
 ふと、一人になりたくなります。
 ずっと、遠くを眺めていたくなります。
 誰もいないラインのひかれたグラウンド。
 うっすらと雲がかかった空。
 遠く色濃く横たわる階上岳。
 この日の思い出が生徒たちの宝物となって
 豊かな心を育んでくれたらと願います。

 
 素敵な1日でした。
 夏休み前から企画運営に取り組んできた生徒会
 夏休み返上で応援合戦の準備を頑張った3年生
 先輩達に協力を惜しまず取り組んだ1・2年生
 あたたかく見守ってくださった、保護者の皆様
 そのほか御助力いただいたすべての全ての方々
 ほんとうにありがとうございました。
 
 おわり。
2023/08/30 08:30 | この記事のURL

体育祭の記憶Ⅳ(プログラム⑫~プログラム⑯)

 今年の体育祭も、終盤へと差し掛かります。
 午後の種目は、各学年の団体種目になります。
 トップバッターを務めるのは。2年生です。

 プログラム⑫2年生学年団体種目
【ONE TEAM~つなげ想魂~】 


 「ムカデとカニのミックスレース」です。
 とっても豪華な組み合わせですね。
 どちらも主役を担うことができる種目の共演。
 定食に例えるなら「とんかつ&エビフライ定食」
 ドラマに例えるなら危ない刑事の「タカ&ユウジ」
 ということは、つまり間違いないということ…。
 難易度が高く、団結力が試されます。
 コツ、作戦がものをいう、奥の深い種目です。

 まずは、ムカデで女子2チームと男子2チームが
 それぞれ半周ずつをつなぎます。
 女子からスタート。一走目で紅軍が若干リードします。
 2走目にバトンタッチ。ジワリと紅軍が引き離します。
 青軍も必死に食い下がります。

 女子から男子へバトン代わりの大ボールが渡されます。
 しかし、その差はなかなか詰まりません。
 どちらも、転ぶことなく見事なチームワークです。
 そして、レースは後半のカニカニレースへと進みます。
 どちらの軍も、団結力を感じさせる、いい雰囲気です。

 紅軍の女子が先にゴールラインを通過しました。
 大きな声で男子に声援を送ります。
 青軍のカニカニも動き始めました。
 徐々に自分たちのペースをつかんで追い上げます。
 紅軍も必死に逃げます。

 最後まで逃げ切った紅軍が見事に勝ちました。

 
 25点あった得点差も、これでかなり縮まります。
 総合優勝争いが面白くなってまいりました。

 さらに競技は続きます。
 残る種目は、1生年団体・3年生団体
 そして、選抜リレー男女の4種目です。
 勝利の女神はどちらに微笑むのか。


 プログラム⑬1年生学年団体種目
【ドキドキボールリレー】 

 
 1
年生団体種目は、コナ中1学年種目の定番ともいえる

 ブルーシートを駆使した競技となります。
 今回は、ブルーシートにバランスボールを乗せて、
 1チーム4人が力を合わせ、落とさないように運び、
 つないでいく、リレー形式の競技です。
 しかし、そこで終わりではありません。
 最後は頭上でボールリレーして30mをつなぎ、
 めでたくゴールとなります。

 入場門に整列して挨拶。一斉に駆け出します。
 競技開始です。まずは、バランスボールリレーです。


 簡単そうに見えて、意外に難しそうです。
 あちらこちらで、落球騒ぎが勃発しています。

 早く運ぼうとすると、ブルーシートが波打つようです。
 しかし、のんびり運ぶわけにもいきません。
 青軍がリードして、頭上ボール渡しに入りました。
 
 決勝の審判を務めるI先生にも緊張が走ります。
 ゴールジャッジにかける誇りと信念を感じさせる構え、
 プロフェッショナルな空気が漂います。


 先にゴールラインを割ったのが青軍。
 ブルーシートの上にボールを置いて、勝負ありです。
 学担のI先生はもろ手を挙げての喜びようです。

 紅軍も、敗戦が決まっても手をゆるめません。
 必死にゴールを目指します。あっぱれです。

 結果は、青軍の勝ち。
 またまた、点差が開いた格好となります。
 紅軍は、いよいよ後には引けなくなりました。
 最後の、3年生団体に思いをつなぎます。

 プログラム⑭3年生学年団体種目  
【運び続けろ最後まで!真夏の長旅】 
 
 3年生の団体種目は、これまた究極のてんこ盛りです。
 まず、女子がUFO。続いて男子が駕籠(かご)。
 超科学的な乗り物と江戸時代の乗り物の競演です。
 そして、フライングカーペットからのムカデリレー。
 さらに、最後にはこの学年が1年生の時から学年レクで
 ずっと続けてきた「長縄とび」で締めくくります。
 まさに、『真夏の長旅』そして『最後の長旅』です。
  
 団体種目の最後を飾る対決が始まります。
 それぞれのスタート位置に分かれます。

 まずは、女子のUFOです。
 紅軍がスタートダッシュで頭ひとつリード。
 と思いきや青軍が追い上げます。そして追い越します。
 男子の駕籠へは、青軍が先にバトンタッチ。

 男子の駕籠は、早い早い、そして力強い。
 あっという間に、バトンが渡されていきます。
 ここも、青軍が安定してリードを保ちました。

 そして、フライングカーペット。
 これは、1年生の時の団体競技でしょうか。
 こなれたものです。ぐんぐん進みます。
 必死に追いかける紅軍ですが、なかなか差が縮まりません。

 そして、ムカデリレー。
 途中、赤が猛チャージをかけましたが、
 追いつきそうになったところで惜しくも転倒。
 紅軍の焦りに対し、青軍に油断はありません。
 焦らず、着々と歩みを勧めます。

 そして、最後の長縄とび。
 先に女子が10回。続いて男子が10回。
 見事、青軍が跳び切り、団長がクラッカーを鳴らして
 青軍の勝利が確定しました。
 敗北が確定した紅軍も、最後まで跳びきりました。
 両軍ともあっぱれです。

[陣地応援スナップショット】

 3年生の競技を、必死で応援する両軍の後輩たちも
 とっても爽やかです。この盛り上がりが素敵です。

 ここで、
 プログラム⑭番までの途中経過が発表されました。

 紅軍…654点  青軍…699点

 得点が45点差にひらきました。
 途中経過はこれが最後となります。
 最後に笑うのは果たしてどちらになるのでしょう。

 いよいよ最後の種目です。
 体育祭の花形競技です。
 選ばれし者たちが、しのぎを削るレース。
 ザ・選抜リレーです。


 プログラム⑮[選抜リレー女子】
 プログラム⑯[選抜リレー男子】


 まずは女子の対決です。
 各軍2チームずつの4チーム対決です。
 1位2位を独占すれば、高得点を獲得できます。
 紅軍に残されたチャンスは、そこしかありません。

 青が飛ばします。赤・青・赤と続きます。
 1位の青が独走状態です。3位の青が順位を上げました。
 青が1位2位を独占してレースは進みます。

 アンカー勝負。最終コーナーを競ってきます。
 本部席前、2位と3位の激しい争いです。しかし、
 そのままゴール。順位は、1位が青軍、そして
 2位も青軍、3位が紅軍、4位も紅軍でした。
 
 づいて、男子の出番です。
 男子は、青が飛び出します。そして赤が続きます。
 みんなさすが、とてもしなやかな走りです。

 青⇒赤⇒青⇒赤 の順でレースが続きます。
 しかし、まだまだどうなるか展開が読めません。
 1位と2位が入れ替わりました。
 3位と4位も入れ替わりました。
 これは面白くなってきました。
 青は、総合優勝のためには1位2位の独占が必要です。

 いよいよアンカーです。
 順位の入れ替わりがあるかどうか
 総合優勝へ向け、すべてが、重要な位置づけです。

 1位の紅軍のアンカーが、誇らしげゴールしました。
 1位紅軍、2位青軍、3位紅軍、4位青軍でした。

 とうとう全種目が終了しました。
 残すは、表彰式・閉祭式。
 そして、フィナーレです。
 
 体育祭ブログも、次が最終回となります…。

 つづく。

2023/08/29 11:00 | この記事のURL
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