厳冬期の水平避難訓練

 3月11日(月) 曇天

 曇り空のもと、厳冬期の避難訓練が行われました。
 今回の目的は、大津波発生時の水平避難の経路や
 時間、及安全性などについての厳冬期の検証です。
 一次避難場所として策定している八戸東高校への
 避難経路は果たして大丈夫なのか…。

 水平避難訓練の様子です。








 避難訓練の開始前に、津波到達のシミュレーション
 映像を見てから始めたのですが、それが意識を高め
 たのかもしれません。みんな整然と、無言で黙々と
 歩き続けました。命がかかっているので、先生方も
 生徒もみんな真剣そのもの。しかし、かなりのハイ
 ペースにくたくたになりました。

 先頭が移動を始めてから26分22秒後、最後尾が
 避難場所である東高校に到着しました。目標とした
 時間は、少しの余裕をもってクリアできました。
 教室から校庭に避難するためにかかる時間をプラス
 しても、30分ちょっとです。

 今回の訓練の結果を踏まえ、今後、様々な角度から
 話合いを重ね、厳冬期のベストな避難方法を構築し
 てまいります。今会期になったところは、予定して
 いた避難経路の途中、何か所か落雪の注意が必要な
 箇所があったことです。また、1列歩行を余儀なく
 去れるところもありました。大雪の直後に、震災が
 起きた場合には、1.5倍の時間がかかることを想定
 して、不慮の事態への対応策も必要になりそうです。

 今日はとても有意義な訓練でした。
 でも、疲れた……。


2024/03/12 07:30 | この記事のURL