希望式【前編】

 令和6年2月29日(木) 概ね晴れ

 一昨日の大雪の傷跡が色濃く、水を多く含んだ重い雪で
 松の木の枝が、ところどころ折られています。
 校舎の周囲にも、溶け切らない雪が大量に残されていて、
 本日晴れの舞台を迎える1年生の保護者の皆様と
 明日晴れの舞台を迎える2年生の保護者の皆様に、
 駐車場が利用できなくなり、多大な迷惑をかけることと
 なってしまいました。 

 今年は、4年に一度の閏好き閏月。
 今日は、229(にんにく)の日なのだそうです。
 朝の報道部のアナウンスで知ったニュースです。

 足元はあまりよくありませんが、空は概ね晴れています。
 雲は多めですが、昼になるにつれて青空が広がりました。

 希望式を後に控えた体育館が、静かにその時を待ちます。


 この後、この会場に主役と観客が揃うことによって、
 まるで命を吹き込まれたように、一気に熱を帯びました。

 準備も整い、いよいよ始まります。
 プロローグのオープニングムービーです。
 世界に一つだけの花のBGMに重ねて、
 映像にナレーションがかぶせられます。
この1年間の歩みをみんなで振り返ります。
懐かしい日々です。確かな大切な思い出です。



 最後に、希望式のタイトルが現れ、
 生徒が一斉に隊形移動を始めました。

 開式宣言に添えて、学年スローガンに込めた思い
 そして、テーマ看板に込めた思いが説明されました。
 「協挑」という造語と、花言葉との関係性が
 とても素敵でしたね。願いがしっかりしていれば、
 言葉には、必ず『命』が吹き込まれます。

 そして、一人一人のメインイベントとなる
 個人希望宣言です。色紙を胸の前に掲げ、
 進級するにあたっての目標を高らかに宣言しました。

みんなから信頼される先輩になる。
目標に向かって努力する。
協調性をもって学校生活を送る。
気配りができる先輩になる。

 周りを見れる先輩になる。
 何事も恐れない先輩になる。
 努力し続ける2年生になる。
 面白い先輩になる。
 思い思いの、自分らしい、世界に一つだけの目標が
 丁寧な言葉で、大きな声で、堂々と発せられました。

 一人一人の宣言が終わり、
 続けざまに、学年スローガンの唱和です。
『協挑~仲間との絆、切り拓く道~』
「一 私たちは仲間と協力し、思いやりのある行動をします」
「一 私たちは限界を決めず、何事にも挑み続けます」
「一 私たちは夢に向かって、学び続けます」
 迫力のある、立派な宣言でした。

 そして、生徒代表作文へと続きます。
 代表は、各クラス男女1名ずつの4人です。
 1人目のH君は3つ。「言葉」「行動」「整理整頓」について、
 2人目のSさんは2つ。「勉強」「部活動」について、
 3人目のY君は3つ。「勉強」「読書」「部活動」について、
 4人目のTさんは、「気配り」「部活動」「勉強」について、
 2年生になったらがん頑張りたいことを述べました。

 とりあえず、前編はここまでです。
 後編は、学年パフォーマンスからとなります。

 つづく……。
 

2024/02/29 18:40 | この記事のURL