希望式【後編】

 2月29日(木) 概ね晴れ

 さて、後編です。
 生徒代表作文まで終えたところで、
 雰囲気をがらりと変え、パフォーマンスタイムとなります。
 ステージひな壇から、生徒がフロアに移動を始めました。
 隊形移動PART2となります。

 音楽が鳴り始めます。
 『ツバメ』(YOASOBI)です。
テーマ看板にも「ツバメ」が描かれています。


 とってもかわいいダンスです。
 しかし、ところどころでキレのある動きもあります。
 「キレ」だけではなく「キメ」もあり、楽しそうです。
 雪かきで疲れ果てた心も体も、癒される思いがします。

「 同じ空の下で  僕らは色とりどりの命と
 この場所で共に生きている…」
「僕らは求めるものも 描いている未来も違うけれど」
 手と手を取り合えたなら取り合えたなら
 きっと笑いあえる日がくるから…」
 「こんなふうに世界中が ささやかな愛で溢れたなら
 何かがほら変わるはずさ 同じ空の下いつかきっと
 それが小さな僕の大きな夢…」
  熱唱しながら、全力で踊る姿がとっても爽やかです。
  素敵な言葉のかけらが、散りばめられています。

 最後に、礼をきっちりそろえて、
 また、ステージのひな壇へと戻っていきます。

 会場に、再び静寂が訪れました。
 保護者の方からの激励とお祝いの御挨拶です。
 この1年間の取組と式典の様子から、感じた成長を
 励ましの言葉と共に優しくお話くださいました。

 続いて、校長先生からのお話です。
「すごく温かい気持ちになれる希望式でした。」
 と語り始めたお話の中で、とても印象的だったのが、
「ツバメ」のことに触れたとことでしょうか、

「燕という鳥はいつも決まったところに巣を作る
 そして、巣を作ったおうちはずうっと繁栄する
 暖かくて豊かなうちになる、と昔から言われている」
 生徒がこの歌を選んで、テーマ看板にツバメの絵を
 描き込んだことは、偶然だったのかもしれません。
 その偶然が、必然に変わった瞬間だった気がします。

 最後に校歌を歌います。
 1年生が立ち上がり、前奏が流れ始めると、
 自然に参観していた2年生も立ち上がり、
 力を合わせて校歌を斉唱しました。
 来年度、力を合わせてコナ中を支える生徒たちです。

 謝辞と共に、最後に礼をして式を終えました。
 素敵な式でした。とってもあたたかかった…。


 式を終えた1年生の生徒たちの記念撮影の様子です。
 達成感と安堵感に包まれていて、いい雰囲気です。
 
 また一つ、大切な思い出を刻むことができました。
 学校だからこそ残せる感動に、また出会えました。
 
 本当にお疲れさまでした。

 テーマ看板に描かれたひまわりのような花は、
 『ガイラルディア』なのだそうです。
 花言葉は「団結」や「協力」。
 前向きな決意とエネルギーを感じる素敵な花です。
 




2024/02/29 19:50 | この記事のURL