未来への架け橋講座④(マルヨ水産)

 1月31日(水) 晴れ時々曇り

 1月も早いもので今日で終わり、明日からは2月です。
 世間では、サッカーのアジア大会、苫小牧では冬季国体が
 開催中です。そして、YSアリーナでは待望の国際大会が
 2月3日~4日にはジュニアワールドカップ最終戦が、
 9日~11日には世界ジュニア選手権が開催されます。
 両大会には21ヶ国、延べ137人の選手が出場する
 とのことですから楽しみです。今週末から始まります。
 さて、そんな中ではありますが、本校では
 第4回未来への架け橋講座が行われました。
 今回講師を務めてくださるのは、
 マルヨ水産総務部長の、佐藤裕一さんです。 

 未来への架け橋講座の仕掛け人である、本校の
 地域密着型教育コーディネーターのもう一人の
 Nさんの講師の紹介から今日も始まります。
 小学校の時、社会科見学でマルヨ水産の見学に
 行ってきたのを覚えている人との問いかけに、
 みんな張り切っててを手をあげています。

 話のとっかかりは、
 生まれ育った六戸町のこと。自分の青春期のお話です。
 テレビとラジオと学校が生活の全てだったという記憶。
 テレビの中のドリフで笑い、中村雅俊の青春ドラマに
 熱中し、その主題歌を歌う姿にあこがれ。ラジオでは、
 NHK-FMの『こんばんは6時です』で流される、
 日本のフォークソングや流行の洋楽のリクエスト曲に
 心躍らせ、どんどん音楽にのめり込んでいった様子が
 優しい話しぶりで、せつせつと語られました。
 特にビートルズに心酔したらしく、その影響もあって
 ギターを買ってもらったとか…。

 それから、マルヨ水産の入社試験を受けに行った時の
 話だとか、マルヨ水産で作っているものの話だとか、
 昨日工場の視察に訪れたノルウェーの大使の話だとか、
 総務部の仕事(給料・保険・受付・広報など)だとか、
 社会科見学の担当をした時の話などにふれながら、
 また、趣味の話に戻り、絵やエッセーもかいていて、
 執筆・連載しているタウン誌「ユキパル」を配って
 見せてくださいました。それが  コレ ⇩  です。

 絵もとっても素敵ですね。描かれた街並みや人物から 
 まるで、パリにいるような錯覚を覚えます。
 一言でいうなら、そうですね…、「おしゃれ」です。
 「ポール佐藤」とうペンネームもほっこりします。
 そして、ギター演奏を披露してくださいました。
 ビートルズの『ブラック・バード』。珠玉の一曲です。
 フィンガーピッキングでのアコースティックギターの
 つややかで繊細な音色と、憂いのある優美な歌声…。
 まぎれもなく和製ポールマッカートニーそのものです。

 「ポール佐藤」の名前も、ポール・マッカートニー
 からもらったものだとか。
  
 佐藤さんからいただいたお話は、
 単に働くということにとどまらず、
 人生をよりよく生きるとは、豊かに生きるとは
 どういうことなのかを教えられた気がします。
 子どもの頃に夢中になっていたいたものに、
 今でも夢中になっていられる。
 そんな生き方もいいもんだよ。と。
 こんな歳の取り方がしたいな…。
 そう思わされます。


 最後に、生徒を代表してI君がお礼の言葉を述べます。
 「今を大事にすることを学びました。限りある学校生活
 の一瞬一瞬を大切に、面倒なことや嫌なことから逃げず、
 夢を大事に生きていこうと思いました。…」などなどと
 感謝の言葉を述べ、本日の講演会は幕を閉じました。
 生徒たちからは
・マルヨ水産のちくわを今まで何も考えないで食べていた
 けれどもう少し考えてから食べるようにしようと思った。
・小学生の頃に社会科見学に行ったときは、工場しか見て
 なかったけれど、製造だけではない様々な仕事があると
 知り、また見学してみたいと思った。
・マルヨ水産が50種類以上の商品を出しているとしり、
 驚きました。
・自分の特技や趣味をいろいろなところに生かせられる
 仕事ができたらいいなと思いました。
・今を大切に、楽しむことが大事だと思いました。私も
 学生時代にしかできないことにどんどん挑戦します。

 などなどの感想が寄せられました。

 素敵な時間を過ごさせていただきました。
 佐藤さんには、感謝の思いでいっぱいです。
 お忙しい中、本当に、ありがとうございました。


2024/01/31 18:30 | この記事のURL

立志式に向けた記念講演会

 令和6年1月25日(木)IN 図書室  晴れ時々雪

 給食委員会の企画で「マルモリ週間」を絶賛実施中の
 コナ中では、昨日がポークカレーで、今日はきし麺と、
 充実のラインナップが続いています。
 脳へのブドウ糖の供給体制を万端に整えて、2年生の
 生徒たちは、図書室に向かいその時を待ちます。

 本日講師を務めてくださるのは、馬渡教二先生です。
 数年前に湊中学校の校長先生の職を最後に退職された
 大先輩です。20代前半の頃には、1年間コナ中にも
 いらっしゃったことがあったとか…。

 いよいよ講演が始まりました。
 まずは、今日話す内容のアウトラインについて、
 ざっと説明なさったのですが、すでにこの時点で
 スライドの完成度の高さと、あふれそうな思いに
 圧倒されそうになります…。 


 立志式を通過する中学2年生に伝えたいこと
 中学生にとっての「自立」とはどんな意味があるのか
 「知」「徳」「体」のバランスの大切さを
 車の両輪とそれをつなぐシャフトに例え、
 「知」と「体」を結ぶ「徳」との関係性と、
 仲間と共に生き、悩みや喜びを星の数ほど経験する
 青春と呼ばれる、今のこの時期のかけがえのなさを、
 熱く、熱く、語り掛けてくれます。


 話しているうちに、伝えたいあふれる思いが止まらず
 身振り手振りを交え、前のめりで、語り掛けるように
 楽しそうに、自然体で、飾らず、真っすぐに、
 優しく、誠実に、柔らかな表情で、熱く、熱く、
 問いかけてくれました。メッセージ性の強いお話でした。
 科学的な話や先人の話が随所に盛り込まれていて、
 わかりやすくて面白かった…。何より説得力がありました。
 そして、そして、スライドの工夫が凄すぎました。
 まさに、『マニアック』のレベルでした。

 最後に画面に映し出されるエンドロールのコトダマを
 BGMに背中を押されながら、静かに心の中で読み上げます。
 素敵な言葉が続きます。学年的にいうならオモイダマですね。
 今日のお話が、
 耳の奥から心の中に静かに落ちていく感覚で、
 静かにその時間を、共に過ごします。
 大切な、大切な時間でした。


 最後に、生徒を代表してお礼の言葉をT君が述べます。
 ものすごい集中して聞いていたので、
 お礼の言葉の中にも、講演のお話の中身が満載でした。

 これから立志式を迎える生徒にとって 
 心の中でさまざまな化学変化がおこるだろうと
 一緒に話を聞きながら、わくわくさせられました。

 お忙しい中、お話くださった馬渡先生。
 本当にありがとうございました。

2024/01/25 19:30 | この記事のURL

1月のコナ中図書室

 1月18日(木) 薄曇り

 昨日までの強い冷え込みから、若干解放された図書室に、
 日差しが優しく降り注ぎ、部屋を明るく照らしています。
 気持ちのいいのどかな昼下がりです。
 今日は、スペリングコンテストを夕方に控えた3年生が、
 英単語と格闘している様子を微笑ましく感じます。
 図書委員の今日の当番が2名、カウンターの中で、
 なにやら作業をしています。図書委員の仕事なのか、
 はたまた、こちらも英単語を勉強しているのか…。
 静かに時が流れます。、図書室は、こうでなければ!




 さて、1月の図書室の目玉。第1弾。
 受験生応援。公立高校の入試の読み取り問題で使用された
 本の特設コーナーを開設しています。
 これは、受験生必見ですね。3年生だけではありません。
 来年の受験生も、再来年の受験生もチェックすべしです。

 さらに、1月の図書室の目玉第2弾。
 なんと、本のおみくじ袋が出現しています。
 中身は、開けてみてのお楽しみ。本は貸し出しですが、
 なんとなんと、おみくじとしおりはプレゼントです。
 ただし、限定先着10袋。これは急がねば…。


 そして、1冊借りたらしおりのプレゼントキャンペーン
 も大好評実施中でございます。
 図書室に足を運ばない手はありませんね。


 模様替えを施した壁面も、新年の厳かさがあって素敵です。
 少しずつ、バレンタインの気配も感じ取れます。
 手のこんだ仕掛けが、随所に満載でございます。



 学校司書、図書ボランティアの皆様には、
 感謝感謝です。

 コナ中図書室を今年もよろしくお願いいたします。

 追伸:

 図書委員会が「本のおみくじ袋」を
 生徒玄関前と2階中央に設置しました。



 さて、誰が手に取るのか。
 おみくじの結果はめでたく「吉」と出るのか。
 楽しみですね。



2024/01/18 19:20 | この記事のURL

3学期始業式

 令和6年1月15日(月) 曇り時々雪

 今日から新学期が始まりました。
 昼にかけて気温がどんどん下がるという逆転現象の中、
 体育館は、暖房を焚いてもなかなか温まりません。
 ということで、外套を羽織っての始業式となりました。

 まずは、恒例の生徒意見発表です。

 1年生の代表生徒は、3学期の学年の課題を三つに
 まとめて発表してくれました。「言葉遣い」「態度」
 そして、「明るさ」です。また、もうすぐ先輩になる
 ということを自覚して生活したいと決意を表しました。
 2年生の代表生徒は、能登で起きている震災について
 触れて話し始めました。そして、学習面に関しては、
 1年後を見据えて、また、立志式を成功させるために、
 初心に立ち返り、全員で作り上げることを訴えました。
 3年生の代表生徒は、卒業までの日数を逆算しながら、
 成長してきた部分もあるが、「なんとかなる」「この
 ぐらいでいいや」という甘さを克服したい。そして、
 感謝の思いを大切に生活していきたいと述べました。

 校長先生も、北陸の現状に触れながら、今自分たちに
 できることは、明るく穏やかに生活することだとおっ
 しゃっていました。その上で関心をもつこと、そして、
 ささやかでいいから、自分にできることを考えるのだと。
 また、3学期はどの学年にとっても、助走の時だという
 お話でした。希望式や立志式、卒業式にどう向き合うか
 が、次のステップへの助走になる。だから、当日だけ
 ではなく、準備期間こそが大切なのだと…。さらに、
 後始末が次への準備になるとも…。

 最後に、校歌です。
 コロナ禍になってからずっと、校歌は1番と4番だけを
 歌ってきました。しかし新しい年を迎え、今年の卒業式
 から、フルコーラスに戻すこととしました。そこで、
 3学期始業式から早速、2番と3番も歌うことになり、
 歌詞カードをもって歌います。なにせ、3年生ですら、
 2番と3番をまともに歌うことなく過ごしてきたので、
 やむなしです。でも、再生への確かな始まりです。

 10年たっても30年たっても、中学校時代の仲間と
 再会した時、一緒に校歌をフルコーラスで歌うことが
 できたなら素敵ですね。そうあることを願います。
 卒業式の頃には、きっと、そらで歌えるはずです。 
 そうありたいと願います。

 3学期も、よろしくお願いいたします。

2024/01/15 11:20 | この記事のURL

合格祈願!受験に勝つカレー

 1月12日(金) 曇り時々小雨

 3年生にとっては、義務教育最後となる長期休業でした。
 7日間にわたる学習会をやり遂げた子供たちに、保護者の
 皆様から、合格祈願と学習会を終えた子供たちへの激励を
 込めて、カツカレーが振舞われました。

 『弱気にカツ(喝)カレー』
 『睡魔にカツ(克)カレー』
 『受験にカツ(勝)カレー』

 きっと、子供たちは受験という試練を試練を
 力強く乗り越えてくれるに違いありません。

 カツカレーを食べ、気合いを入れている様子です。


 


 保護者の皆様、ありがとうございました。
 感謝感謝です。


2024/01/12 13:20 | この記事のURL

2学期終業式

 12月22日(金) 薄曇り後昼頃から冬晴れ

 2学期も最終日を迎えました。冬至です。
 1年で一番昼の短い日。ゆずを浮かべたお風呂に浸かり
 邪気を払うという風習が広く伝わっています。
 由来は、冬至(とうじ)⇒ 湯治(とうじ)。だとか。
 ゲン担ぎの言葉遊びです。こういうの個人的に好みです。
 さて、今朝3階の窓からグラウンドを見たらおもしろい
 ものがあると、某T先生が教えてくれました。
 それが、これです。    

 よくよく見るに、どうやらアンパンマンのようです。
 一昨日降った雪の上に地上絵を描いたのですね。
 こういう雪遊び、個人的に好みです。
 ナスカの地上絵に劣るとも勝らない見事な出来栄えです。

 明日から日が少しずつ長くなっていくことから、
 今日は始まりを意味する日でもあるようです。
 月の満ち欠けでいうなら、今日は新月にあたるんですね。
 そう考えると、胸に希望の思いが湧いてくる気がします。
 もうすぐ、新しい年もやってきます……。

 さてさて、今日は終業式でした。
 まずは、各学年の代表生徒による意見発表です。
 どの生徒も、とっても立派でした。
 内容に関しては、学校だよりに掲載しています。
 また、その学校だよりは、HPにも掲載していますので、
 そちらからも御覧になれます。


 続いて、校長先生の式辞です。
 長い2学期、様々な行事を乗り越えてきました。
 行事だけでなく、部活も勉強も生活も、
 たくさんの経験をしてきました。
 思うようにならなくてモヤモヤすることも多かったはず、
 けど、それはした方がいい。そんな時にどうやって解決
 するか。それで自分が試されるし、成長できる。
 他にも、大切なものは人によって違う話。
 お話してくださいました。

 話の途中、紹介してくださった本が下の2冊です。
 「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」と
 「賢者の贈り物(O・ヘンリー)」です。
 本当の豊かさとは何か。本当の思いやりとは何か。
 じっくり考えるために、おすすめですね。
 もちろん。コナ中と図書室においてあります。

 O・ヘンリーの作品集は私も中学生ぐらいの時に読んだ
 気がします。印象的な作品は何度か繰り返し読みました。
 決してハッピーエンドで終わることない物語は、
 読み終えた後、悲しみや切なさが小さなとげとなって、
 心の中に残ります。「優しさ」がすれ違い、からまわり、
 届かなかったり、誤解されたり、押し売りだったり…。
 だけど、それは、確かに「優しさ」で…。
 「いのち」もまた「優しさ」なのだと考えさせられたり。
 そんな世界に引き込まれました。

 最後に、校歌で終業式を締めくくります。
 久しぶりに校歌を聞いた気がします。

 式が終わった後、長期休暇に入る前のルーティーン。
 コナ中のJUNPチームの代表2名が登壇し、
 音頭を取って、お互いの非行防止と健全育成を誓って、
 全校で「万引きしま宣言」を唱和します。

 生徒が最後の学活をしているころ、外を眺めると、
 程よく晴れ渡っていますが、どこか寒空です。
 澄み切らない、凍てついた空気のせいでしょうか。
 でも、冬らしくて、これはこれで風情があります。


 明日から、しばらくご主人様とお別れする
 机と椅子と教室もまた、寂しげです。


 みなさま、2学期大変お疲れさまでした。
 新しい年が、皆様にとって幸多きとなりますよう。
 心よりお祈り申し上げます。

 よいお年を。


2023/12/22 15:50 | この記事のURL

薬物乱用防止教室【2023冬】

 12月21日(木)5時間目  晴れ

 冬休みを目前に薬物乱用防止教室が開催されました。
 冬休みを目前に控えた今週は、冷え込みの厳しい日が
 連日続きます。昼の外気温は摂氏0℃。チルドです。
 校内の廊下は8℃。会場の体育館はというと、
 ジェットヒーターの力を借りて14℃まで上がり、
 何とか凍えることなく、講演会を開催できました。

 本日講演をしてくださるのは、
 学校薬剤師で市の薬剤師協会会長の小池智彦さんです。

『今、青森県では、医師も薬剤師も不足しています。
 ぜひ、薬剤師という仕事も将来なりたい仕事の、
 候補の中のひとつに、入れてみてください。』
 そんな切り口から、始まった講演会でした。
 医療現場と患者、その家族、救える命を救いたい。
 そんな思いが、さりげなくにじみ出た瞬間でした。

 まず、
 薬剤師という仕事に関してお話してくださいました。
 薬を調合したり、管理したりするだけではなくて、
 例えば、学校に関わる部分では、
 プールや校舎の水質検査、教室の空気をはじめとして
 ダニアレルゲン検査など、様々な形で学校に関わり、
 学校を支えてくださっています。

 その他にも、
 ・役に立つ薬の話
 ・役に立たない薬の話
 ・正しい薬の飲み方、知識
 ・誘われた時の断り方   などなど
 時にクイズを交えながら、大切なことを優しく丁寧に
 教えてくださいました。

 生徒からの感想にも、
・薬には人間がもっている自然治癒力を高める効果があり
 ケガや病気を早く治してくれる働きがあるとわかった。
・薬物に誘われた時には、断る勇気をもちたいと思った。
・薬は、決められた量と決められた時間を守ろうと思った。
・家族全員で薬に関するルールを守っていこうと思います。
・自分の近くにある近くにある危険に気付き、しっかりと
 物事の判断をつけ自分の命を守っていきたい。
 など、先生の思いが届いていることが伝わります。


 日大アメフト部員の大麻・覚せい剤の所持と使用の問題、
 オーバードーズ、大麻グミ……、決して遠い存在ではない
 人たちが、薬物に関わるさまざまなニュースが、世の中に
 あふれています。「簡単にやせられる」とネットで話題に
 なった「やせ薬」といわれる薬も、ダイエット目的という
 間違った使われ方が広がり、薬が不足してしまった結果、
 本当に必要な人に届かない状況にもなっています。
 まさしく、命にかかわる問題です。
 タイムリーな時期に、大切なお話を聞くことができました。

 小池先生、師走のお忙しい中
 貴重なお話をいただき、本当にありがとうございました。


2023/12/21 21:10 | この記事のURL

生徒朝会(12月)委員会発表③

 12月12日(火) 夜半から降り続く雪

 目覚めると銀世界でした。
 夜半から降り始めた雪は、朝になってもやむことをせず、
 昼まで降り続けています。街はすっかり雪化粧です。

 早く登校した生徒たちと、早めに出勤した先生方が、
 早速雪かき作業に汗を流してくれました。
 感謝感謝です。

 さて、今回の生徒朝会は委員会発表なのですが、
 それに先立って、賞状の伝達が行われました。

 今回の受賞者は、次の通りです。
 ・バレーボール霜月大会 男子 第2位
 ・バレーボール霜月大会 女子 第2位
 ・第19回青森県幼児小中学校毛筆書写紙上展
    八戸市教育長賞 2年 Hさん
 ・第14回デーリー東北新聞感想文コンクール
    入賞 3年:Sさん 2年Hさん 1年Yさん
 ・南部町合併記念バレーボール大会 男子 優 勝
 ・南部町合併記念バレーボール大会 女子 第3位
 ・アンサンブルコンテスト八戸地区大会
    管打六重奏 銀賞   管打四重奏 銅賞

 文武両道。素晴らしい活躍です。

 続いて、給食委員会の発表です。
 給食の準備や準備や片付け時間調べの結果報告や
 成長期におけるしっかり食べることの重要性を
 委員一人一人が、丁寧に説明してくれました。
 そして、最後に給食を残さずにモリモリ食べようという
 給食委員のメンバーの熱い思いを、ダンスで表現です。

 マル・マル・モリ・モリの曲に合わせての
 かわいらしいダンスの披露です。
 これで、みんなマルマルモリモリと給食を
 食べてくれるに違いありませんね。

 続いて、美化委員会の発表です。

 美化委員会は、
 昨日から始まった年末の清掃強化週間への取り組みの
 意識を高めるべく、掃除にまつわるクイズを準備して
 くれました。「ほうき」のこと、「かび」のこと、
 「窓ふき」のことなど、マメ知識が増えました。

 どちらも、工夫をこらした素敵な発表でした。
 
 しっかり食べて、身の回りを奇麗にして
 これを機に、健康的な生活を送りたいですね。

2023/12/12 10:30 | この記事のURL

未来への架け橋講座③(ライブハウス)

 12月11日(月) 晴れ時々曇り

 12月も早いもので中旬に差し掛かりました。
 世間ではフィギュアスケートのグランプリファイナルも終わり、
 大谷選手も史上最高額でのドジャーズへの移籍が正式に決まり、
 学校では三者面談も終了し、学期末の様相を深めております。
 そんな中、第3回未来への架け橋講座が行われました。
 今回講師を務めてくださるのは、
 ライブハウス「いわぶち響堂」のオーナー、岩渕弘之さんです。 

 未来への架け橋講座の仕掛け人である本校の
 地域密着型教育コーディネーターのNさんの
 講師の紹介からいつものように始まります。

 いつもなら、演台代わりの机が中央に置かれていますが、
 今日はそれが取り払われていて、譜面台と椅子とアンプ、
 そして、ギターがたてかけられていいます。
 どうやら、弾き語りが鑑賞できそうな予感がします。
 
 話のとっかかりは、
 ライブハウスとはどんなところかのお話でした。
 中学生には、基本的に縁もゆかりも乏しい所なので。
 そして、生い立ちというか子どもの頃の自分と音楽との
 日常の中での出会いとかかわりが語られます。
 とにかく歌うことが好きだった子どもの頃、
 ラジオでしか聞けなかった子どもの頃に流れていた歌謡曲。
 小学校1年生の頃に我が家に登場した話。
 そして、そのテレビに映し出される歌い手さんの姿。
 中でも、4人組のコーラスグループ「ダークダックス」の
「ともしび」という曲を聞いた時の涙があふれるほどの感動。
「ともしび」をきいて泣ける小学1年生というのも、
 すごい話だな…。と感心しきりでした。

 そして、いよいよ1曲目の弾き語りが始まります。
 曲はもちろん「ともしび」です。
 私も初めて聞く曲ですから、生徒も初めて聞く曲です。
 それなのに、私も子供たちも、歌声にメロディーに、
 ギターの音色に引き込まれ、圧倒されました。
 岩渕さんの子どもの頃に感じた感動のわけが
 わかったような思いがしました。

 知らない曲が流れると、この曲は何だと夢中で調べたり
 とにかくいろいろな曲を聞きまくった小・中学校時代。
 どうしても、楽譜が読めるようになりたくて、
 吹奏楽部の門をたたいた高校生時代。
 夢中で音楽雑誌を読んでいたそうです。
 音楽仲間ができて、フォークグループを作り
 安いギターを買ってもらい、独学で練習したそうです。
 社会人になっても、仕事仲間とバンドを結成したものの
 仕事が忙しくなるにつれ、音楽活動おろそかになり、
 そうして、しばらくして、
 自分で曲を作りたいと思うようになったと…。
 そうして作った曲が作った曲が、
 『十三日町』・『縄文の歌』……etc。
 ふるさと感満載です。
 そうして、2曲目を弾き語りしてくださいました。

 つま弾いてくださったのが、『希望の鐘』という曲です。
 もちろんオリジナルの曲なのですが、この曲はなんと、
 息子さんの中学校の卒業の時に送った曲なのだとか…。
 ちなみに、これが希望の鐘です。⇩
 
 植物園(私は勝手に「哲学の森」と名付けています)の中に
 あり、生徒会役員が今でも毎朝定刻に点鐘しています。
 岩渕さんは、息子さんに向けて
「これから先の人生、いろんなことがあるだろうけれど、
 思い悩んだ時には、この希望の鐘の所にもどってこいや!
 そこには、仲間もいる。自分の原点がそこにある…。」
 というメッセージを伝えたかったのだそうです。
 
 好きなことをやっていて楽しいだろうと言われるけれど、
 もちろん楽しいこともいっぱいあるけれど、
 決していいことばかりじゃない、辛いこともある。
 そんな時は、原点に返って大好きな歌を「わ~!」と歌う。
 
 生徒のみなさんも、ず~っと携わっていられるような
 好きなことを見つけてほしい。何でもいい。
 それがあれば、苦しい時も自分を助けてくれるし、
 何より人生をゆ豊かにしてくれる…。
 
 心にしみる、素敵なお話でした。

 最後に、生徒を代表して生徒会のTさんが
 感謝の言葉を述べ、本日の講演会は幕を閉じました。
 生徒たちからは
・ライブハウスについて知らなかったけど、とても面白そう
 だったので、大人になった時に行ってみたいと思いました。
・自分の好きなことを仕事にするためには、たくさんの努力
 があるということがわかりました。
・若いころからやりたいことが明確で、それに向かって欲求
 のままに物事にと飛び込んでいっているところが凄い。
・好きなことを仕事にしていると、楽しいことだけでなく、
 嫌なこともあるけど、自分の原点を思い出すことが大切だ
 とわかりました。
・今回聴かせていただいた歌はどれも感動しましたし、弘之
 さんの音楽への思いが強く伝わってきました。
・今日の歌を聞いて、歌は、思いを伝える力があるのだなと
 思いました。
 などなどの感想が寄せられました。

 素敵な時間を過ごさせていただきました。
 岩淵さんには、感謝の思いでいっぱいです。
 お忙しい中、素敵な歌声と、感動を、
 本当に、ありがとうございました。
2023/12/11 20:30 | この記事のURL

アンサンブルコンテスト壮行会

 12月8日(金) 晴れ

 少し風は強いものの、朝から晴れ渡っています。
 明日の八戸地区アンサンブルコンテストに向けて、
 今日は吹奏楽部の壮行会を行いました。


 朝、7時に登校し楽器の準備と音出しを済ませ、
 本番さながらにリハーサルに向かう様子です。
 今年の出場は2組のようです。

 まず1組目は、管打四重奏。
 演奏するのは『アブデラザール組曲』
 クラリネットの優しいメロディーラインと、
 低音で支えるチューバとトロンボーンが素敵です。
 グロッケンやトライアングルの音色が、
 時折、冬の景色にマッチして癒されます。
 3部構成の組曲となっていて、曲調がガラッと、
 変わり、それぞれ物語を成しているのが伝わります。


 続いて演奏するのは、管打六重奏。
 曲は、福田洋介さん作曲『さくらのうた』です。
 アルト・バリトン両サックスの音がしっかりしていて、
 トランペットの響きもきれい。ホルンがしっかりと支え、
 フルートとパーカスが色を添える。
 とてもバランスのいい演奏でした。お見事!

 曲の持つ雰囲気もまた、これがまた…、
 とてもドラマチックというかロマンチックな感じで、
 テレビドラマのBGMにもぴったりはまりそうです。
 朝から、いいものを聞かせていただきました。
 感謝感謝です。

 演奏後、吹奏楽部の部長のHさんが代表であいさつ。
 そして、生徒会長と校長先生が激励の思いを伝え、
 いい雰囲気で幕を閉じました。

 明日は、いよいよ本番です。
 結果を恐れず、ミスを恐れず、
 完璧な演奏をしようなどと気負わず、
 「自分たちの奏でる音楽をただ聞いてほしい」
 その思いに集中して楽しんできてくれたらと、
 ただ、それだけを願います。
 大事な時こそ『原点回帰』です。

 追伸。 
 生徒会から、KPPの通知がありました。
 2学期末、最後の2週間。
 生徒会活動が動きます。

 執行部と給食委員と美化委員が中心となり、
 ・整理整頓調べ
 ・給食準備時間調べ
 ・1分前着席調べ
 をトリプル開催します。
 締めくくりの時だからこそ、
 しっかりとした生活をして、
 気持ちよく新しい年を迎えたいですね。

2023/12/08 10:10 | この記事のURL
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