昼の読み聞かせPART2&図書室リニューアル

 3月5日(火) 晴れのち曇り

 今日は、巫女の日だそうです。
 またの日を、サンゴの日なのだそうです。

 さて、今日は昼休みの時間を利用して、
 読み聞かせの会パート2の日でした。
 2回目は図書委員1年生が担当します。

 ジャジャン。今回もALTのブラッドさんをゲスト
 に招いての、英語での読み聞かせ会です。
 和訳のナレーションを図書委員1年生が担当します。

 その様子が、⇩⇩⇩ です。



 本日の読み聞かせも、前回同様、
 「がまくんとかえるくん」の物語の一節です。
 しかし、前回とはもちろん別の所です。
 やっぱり、ALTの英語は本格的です。


 そして、図書室も春らしく変わっています。
 それだけではなく、ところどころに
 新しい企画が出現していました…。
 
 飾りつけは、すっかり春めいています。
 『羽ばたき』というテーマは『巣立ち』のとき
 をイメージしたものですね。

 高森美由紀さんのコーナーも開設されています。

 そして、入り口の所には、
 大河ドラマ「光る君に」にちなんで平安時代に
 まつわるものがいくつか並んでいます。

 卒業式当日には、図書室は控室となります。
 その心遣いなのでしょう。保護者の皆様に、
 卒業祝いに『オリジナル栞」のプレゼントコーナーが
 設置されています。クオリティーの高い栞が
 数多く準備されています。有難いかぎりです。


 今日は、県立高校の入試当日です。
 受験している子供たちの検討を祈ります。

2024/03/05 14:20 | この記事のURL

立志式【第2部】

 怒涛のように【第1部】が終わり、静寂が訪れます。
 ステージそでから男子生徒が現れて、体育館後ろの
 玄関ホールへと消えていきました。
 すぐあと、制服に着替えた女子生徒がステージそでから
 自分の座席へと戻ります。続いて、着替えの終わった
 男子生徒が後ろから出てきて自分の席に戻ります。

 全員が揃ったところで、椅子をもちステージひな壇へと
 移動を始めました。第2部の幕開けです。

 そして、ふたたび始まります。

【第2部 これからの自分~14歳の決意を伝える~】

 まずは、開式セレモニーです。
 実行委員の4人が前に進み、テーマ設定の意味
 テーマ看板に込めた願い、ここに至るまでの
 道のりと、今日の式に臨む決意を、前に立つ4人が
 言葉をリレーしつなげながら高らかに声をあげました。

続いて、代表作文です。
一人目のY君は、文武両道という目標について
二人目のAさんは、自分意思を強く持つという
ことについて、これまでの自分を振り返りながら
来年度に向けて強い決意を語りました。


 そして、立志式のメインイベントともいえる
 立志宣言です。まずは、「学年立志宣言」です。
 一 自他ともに思いやり切磋琢磨できる学年
 一 自分の意思をもち考動できる学年

 一 志をもち諦めず最後までやり遂げる学年

 でっかい声での迫力のある唱和でした。お見事!

続いて、個人宣言です。

・周りのせいにしないで自分の考えをもって行動する
・誘惑に負けずにべ勉強から逃げない人になる
・誰にも優しく生活力があり努力できる人になる

 ・心を強くしなに何事にも最後まで挑戦し続ける…
 ・自分の弱さと向き合い周りを見て考動する人に…
 ・苦手なことに挑戦しどんなことにも真っすぐに…
 などなど、個人宣言もまた、精一杯声を張り上げて
 自分の殻を破ろうとするような強い思いのこもった
 素晴らしい決意宣言でした。
 「伝える」「伝わる」ってこういうことですね。

 次は、記念合唱です。
曲は『いのちの歌』
震災の後に作られた竹内まりやさんの名曲です。


「生きてゆくことの意味 問いかけるそのたびに
 胸をよぎる 愛しい人のあたたかさ」


「この星の片隅で めぐり会えた奇跡は
 どんな宝石よりも 大切な宝物」


「泣きたい日もある 絶望に嘆く日も
 そんな時そばにいて 寄り添うあなたの影
 二人で歌えば 懐かしくよみがえる
 ふるさとの夕焼けの 優しいあのぬくもり」


「本当にだいじなものは 隠れて見えない
 ささやかすぎる日々の中に かけがえない喜びがある」


「いつかは誰でも この星にさよならを
 する時が来るけれど 命は継がれてゆく
 生れてきたこと 育ててもらえたこと
 出会ったこと 笑ったこと
 そのすべてにありがとう この命にありがとう…」


 生きてきたこれまでの道 生きていくこれからの道
 その時間をつなぐ今という、この刹那
 命と向き合い、家族と向き合い、人生と向き合う
 そんな今だからこそ、心に響く詞とメロディーです。

 激励の言葉を学年委員長さんからいただく予定でしたが
 残念ながら都合がつかず欠席することになったため、
 メッセージを学年主任のS先生が代読しました。
 文面からにじみ出る、あたたかさ、誠実さ、気配り…。
 とても素敵なメッセージでした。 

校長先生のお話です。
感動のあまり、何を言うか忘れてしまったが、
ああ、一生懸命っていうのはこういうことだ
この子たちなら来年のコナ中も大丈夫だ
そう実感した。と語り始めました。
そして、よさこいソーランのはじまりと
いのちの歌の由来にについて、
いのちの歌が生まれたいきさつは涙させられます。
立志式に絡めながらお話くださいました。

 最後に校歌です。
 難しいピアノ伴奏ですが、生徒が弾きます。
 まず2年生が立ち上がり、1年生と保護者の皆様も
 立ち上がり、会場にいる全員での斉唱となりました。
 体育館にこだまする、響きのいい校歌でした。

 式の締めくくりの言葉の後の、全員での
 「ありがとうございました」
 最高でした。

 式が終わり、保護者の皆様は集会が始まるまでの間
 生徒の展示物を鑑賞しながら待ちます。
 式が始まる前に見たものと、
 式が終わった後に見たものは、全く同じものなのに、
 不思議なくらい、生身のような温度を感じたのは
 気のせいでしょうか…。

 仲間と共にやり遂げたあとの充実感には、
 思い出を共有した感動が根底あるので、
 そこに心のつながり「絆」が芽生えるのです。

 とっても素敵な学年集団です。
 「常昇」常に上り続けるのは容易ではありません。
 しかし、彼らのテーマ看板には階段が描かれています。
 あせらず、一歩ずつ、一段ずつ。なのですね。
 この子たちなら、きっとやれます。


 素晴らしい立志式でした。

 感動をありがとう。


2024/03/02 10:20 | この記事のURL

立志式【第1部】

 令和6年3月1日(金) 雨時々雪

 彼岸じゃらくにはまだ少し早いのですが、
 雪まじりの小雨が、断続的に降り続けています。
 今日から、暦も三月。時の流れは速いものです。

 本校では昨日の希望式に続いて、今日は立志式が
 盛大に挙行されました。素晴らしい内容でした。

 それでは、その様子を紹介いたします。

 会場となる体育館です。開始1時間ほど前です。
 準備が整えられて、その時を待ちます。


 2年生が入場し、準備を開始します。
 それぞれが、最初の持ち場についたようです。
 続いて、保護者の皆様が少しずつ増えてきました。
 最後に、1年生が入場してきました。
 どうやら役者はそろったようです。

 いよいよ始まります。
 令和6年度2学年立志式。
 今年のテーマは『常昇~自分を超え続ける ONE TEAM~」
・弱い自分に負けずに自分の限界を決めない。
・チームで一致団結して常にレベルを上げ続ける。
 最高学年になるために、さらに階段を駆け登ろうとする
 固い決意を感じます。
 そして、これがテーマ看板です。
『虹』と『階段』が描かれています。

 そして、いよいよ始まります。

【第1部 これまでの自分~14年間を振り返る~】

 まずは、親から子への3行ラブレターです。
 さすがに、全部は載せられませんので、
 ランダムにピックアップしてみました。


 続いて、生徒から家族に向けての
 3行ラブレターです。双方向で語られる
 面と向かっては決して口にできないメッセージは、
 やはり、グッとくるものがありますね。


 さらに、涙腺に追い打ちをかけるかのように、
 劇的ビフォーアフターのお時間です。
 これは、14年間育てられた保護者の皆様には、
 涙腺に向けてのピンポイント核攻撃に等しいですね。
 威力のある爆弾が次々と投下されていきます。


 そうして、この1年間を振りへと続きます。
 この振り返りを、時期で区切りながら数名が担当して
 ステージ上からナレーションしていきます。
 集音用におかれたマイクを無視するかのように、
 大きな声で、一人一人がその役割を果たしていきます。
 きっと、スライドもそれぞれの班が担当して作った
 に違いありませんね。「手作りで」「みんなで」作る
 このこだわりが、とっても素敵ですね。


 少しずつ、数名が席を離れてステージそでに移動し、
 生徒の席に誰もいなくなった頃にスライドが終了し、
 少しの静寂の後、音楽と共に両サイドから長袢纏を
 身にまとった集団が現れ、ステージ上で円陣を組み、
 気勢を上げました。第1部も佳境を迎えたようです。

 配置につくや、TAKIO’Sソーラン節が流れ、
 一斉に構えます。よさこいソーランの躍動が始まりました。
その演技の様子がこちらです。⇩⇩⇩⇩⇩⇩







 アレンジ、演出、フォーメーション。
 見ごたえ十分の素晴らしい演技でした。
 
 確かに、ここまでの流れは、
 オープニングとかプロローグという代物ではありませんね。
 「第1部」という設定がまさしくふさわしい。
 すでに、お腹がいっぱいになりました。

 集団の力も見事です。
 なにより、それを支える個の頑張りに拍手です。
『一生懸命になれる』素敵ですね。

 そして、立志式はだい第2部へと続きます……。



2024/03/01 17:00 | この記事のURL

希望式【後編】

 2月29日(木) 概ね晴れ

 さて、後編です。
 生徒代表作文まで終えたところで、
 雰囲気をがらりと変え、パフォーマンスタイムとなります。
 ステージひな壇から、生徒がフロアに移動を始めました。
 隊形移動PART2となります。

 音楽が鳴り始めます。
 『ツバメ』(YOASOBI)です。
テーマ看板にも「ツバメ」が描かれています。


 とってもかわいいダンスです。
 しかし、ところどころでキレのある動きもあります。
 「キレ」だけではなく「キメ」もあり、楽しそうです。
 雪かきで疲れ果てた心も体も、癒される思いがします。

「 同じ空の下で  僕らは色とりどりの命と
 この場所で共に生きている…」
「僕らは求めるものも 描いている未来も違うけれど」
 手と手を取り合えたなら取り合えたなら
 きっと笑いあえる日がくるから…」
 「こんなふうに世界中が ささやかな愛で溢れたなら
 何かがほら変わるはずさ 同じ空の下いつかきっと
 それが小さな僕の大きな夢…」
  熱唱しながら、全力で踊る姿がとっても爽やかです。
  素敵な言葉のかけらが、散りばめられています。

 最後に、礼をきっちりそろえて、
 また、ステージのひな壇へと戻っていきます。

 会場に、再び静寂が訪れました。
 保護者の方からの激励とお祝いの御挨拶です。
 この1年間の取組と式典の様子から、感じた成長を
 励ましの言葉と共に優しくお話くださいました。

 続いて、校長先生からのお話です。
「すごく温かい気持ちになれる希望式でした。」
 と語り始めたお話の中で、とても印象的だったのが、
「ツバメ」のことに触れたとことでしょうか、

「燕という鳥はいつも決まったところに巣を作る
 そして、巣を作ったおうちはずうっと繁栄する
 暖かくて豊かなうちになる、と昔から言われている」
 生徒がこの歌を選んで、テーマ看板にツバメの絵を
 描き込んだことは、偶然だったのかもしれません。
 その偶然が、必然に変わった瞬間だった気がします。

 最後に校歌を歌います。
 1年生が立ち上がり、前奏が流れ始めると、
 自然に参観していた2年生も立ち上がり、
 力を合わせて校歌を斉唱しました。
 来年度、力を合わせてコナ中を支える生徒たちです。

 謝辞と共に、最後に礼をして式を終えました。
 素敵な式でした。とってもあたたかかった…。


 式を終えた1年生の生徒たちの記念撮影の様子です。
 達成感と安堵感に包まれていて、いい雰囲気です。
 
 また一つ、大切な思い出を刻むことができました。
 学校だからこそ残せる感動に、また出会えました。
 
 本当にお疲れさまでした。

 テーマ看板に描かれたひまわりのような花は、
 『ガイラルディア』なのだそうです。
 花言葉は「団結」や「協力」。
 前向きな決意とエネルギーを感じる素敵な花です。
 




2024/02/29 19:50 | この記事のURL

希望式【前編】

 令和6年2月29日(木) 概ね晴れ

 一昨日の大雪の傷跡が色濃く、水を多く含んだ重い雪で
 松の木の枝が、ところどころ折られています。
 校舎の周囲にも、溶け切らない雪が大量に残されていて、
 本日晴れの舞台を迎える1年生の保護者の皆様と
 明日晴れの舞台を迎える2年生の保護者の皆様に、
 駐車場が利用できなくなり、多大な迷惑をかけることと
 なってしまいました。 

 今年は、4年に一度の閏好き閏月。
 今日は、229(にんにく)の日なのだそうです。
 朝の報道部のアナウンスで知ったニュースです。

 足元はあまりよくありませんが、空は概ね晴れています。
 雲は多めですが、昼になるにつれて青空が広がりました。

 希望式を後に控えた体育館が、静かにその時を待ちます。


 この後、この会場に主役と観客が揃うことによって、
 まるで命を吹き込まれたように、一気に熱を帯びました。

 準備も整い、いよいよ始まります。
 プロローグのオープニングムービーです。
 世界に一つだけの花のBGMに重ねて、
 映像にナレーションがかぶせられます。
この1年間の歩みをみんなで振り返ります。
懐かしい日々です。確かな大切な思い出です。



 最後に、希望式のタイトルが現れ、
 生徒が一斉に隊形移動を始めました。

 開式宣言に添えて、学年スローガンに込めた思い
 そして、テーマ看板に込めた思いが説明されました。
 「協挑」という造語と、花言葉との関係性が
 とても素敵でしたね。願いがしっかりしていれば、
 言葉には、必ず『命』が吹き込まれます。

 そして、一人一人のメインイベントとなる
 個人希望宣言です。色紙を胸の前に掲げ、
 進級するにあたっての目標を高らかに宣言しました。

みんなから信頼される先輩になる。
目標に向かって努力する。
協調性をもって学校生活を送る。
気配りができる先輩になる。

 周りを見れる先輩になる。
 何事も恐れない先輩になる。
 努力し続ける2年生になる。
 面白い先輩になる。
 思い思いの、自分らしい、世界に一つだけの目標が
 丁寧な言葉で、大きな声で、堂々と発せられました。

 一人一人の宣言が終わり、
 続けざまに、学年スローガンの唱和です。
『協挑~仲間との絆、切り拓く道~』
「一 私たちは仲間と協力し、思いやりのある行動をします」
「一 私たちは限界を決めず、何事にも挑み続けます」
「一 私たちは夢に向かって、学び続けます」
 迫力のある、立派な宣言でした。

 そして、生徒代表作文へと続きます。
 代表は、各クラス男女1名ずつの4人です。
 1人目のH君は3つ。「言葉」「行動」「整理整頓」について、
 2人目のSさんは2つ。「勉強」「部活動」について、
 3人目のY君は3つ。「勉強」「読書」「部活動」について、
 4人目のTさんは、「気配り」「部活動」「勉強」について、
 2年生になったらがん頑張りたいことを述べました。

 とりあえず、前編はここまでです。
 後編は、学年パフォーマンスからとなります。

 つづく……。
 

2024/02/29 18:40 | この記事のURL

生徒朝会改めオンライン生徒集会

 2月27日(火) 雪

 朝、目覚めると一面のドカ雪に見舞われていました。
 御近所さんは、すでに戦闘モードで大雪と戦っています。

 学校もまた、雪片付けで朝から大わらわでした。
 登校した生徒が次から次に、雪方付けに参戦したものの、
 今日の雪は、手ごわさが3段階ぐらい上をいっています。
 
 というわけで、予定されていた生徒朝会は中止となり、
 規模を縮小し、昼前にオンラインで開催されることに…。

 まずは、賞状伝達です。
 3年生が参加する全校集会はこれが最後になる予定です。
 絶好のチャンスですから、逃すわけにはいきません。
 受賞者は会議室、その他の生徒は教室で視聴しました。

 賞状伝達の後は、生活委員会からの発表。
 そして、生徒会執行部の発表へと続きます。 

 生徒会企画は、「ザ・クイズ大会」
 受験に向けて頑張る3年生のため、
 もうすぐ卒業を迎える3年生のため、
 3年生を題材にしたクイズ大会が行われました。

 全員画面の前で立ち上がり、三拓問題に答えていきます。
 ハズレたら座るルール。誰が最後まで生き残れるか。
 サバイバル形式で行われました。
 でも、みんな教室にいるので、ハズレて座ってからでも、
 果敢にクイズに答えて、目いっぱい楽しんでいます。
 3年生が、一番楽しんでいたように見えました。

 まるで、家のリビングでくつろぎながらテレビを
 見ているような、アットホームな感じがいいですね。

 雨ニモマケズ、風ニモマケズ、
 突然ノ 大雪ニモマケヌ
 丈夫ナ心ヲモチ
 
 街二ドカ雪ガフレバ 学校二イッテ
 マッサキニ 雪カキヲテツダウ

 ソウイウコナ中生ガ ワタシハスキデス


2024/02/27 16:10 | この記事のURL

第3回地域学校連携協議会

 令和6年2月15日(木) 曇り夕方から雪が…

 今年度も、諸々、振り返りの時期となりました。
 この日は、小学校中学校合同で小中野地区での
 第3回地域学校連携協議会が行われました。 
  
 20名あまりの委員の方にお集まりいただき、
 1年間の各学校の活動について、
 それぞれの校長先生から、また
 それぞれの地域密着型教育コーディネーターから
 取り組みの概要と成果について報告されました。

 委員の皆様それぞれから、前向きなご意見や
 励ましの言葉を数多くいただきました。

 来年度からは、
 八戸市も「コミュニティ・スクール」導入となります。
 現在まで培ってきた地域密着型教育の取り組みと
 大きく変わるものではありませんが、
 今後とも学校・家庭・地域がよりいっそう連携協働し、
 子どもたちにとって、よりよい教育環境と支援体制を
 構築し、故郷に誇りと愛着をもてるよう、
 また、地域づくり・まちづくりに貢献できるよう
 取り組んでまいりたいと思います。

 今後とも、よろしくお願いいたします。


2024/02/22 08:30 | この記事のURL

昼の読み聞かせ(図書委員会)PART1

 2月6日(火) くもり

 今日は、風呂の日だそうです。
 報道部プレゼンツ、朝の放送で紹介していました。
 本校報道部員は、朝・昼と様々な情報を提供して
 くれますが、これがなかなかいいんです。
 ときに笑えて、ときに驚かされて、
 そして、ときにほっこりさせられて、
 この日常の小さな積み重ねが、とっても素敵です。

 さて、今日は昼休みの時間を利用して、
 読み聞かせの会パート1の日でした。
 今回は、その特別バージョンです。その中身は…、

 ジャジャーン。ALTのブラッドさんをゲストに
 招いての、英語での読み聞かせ会です。もちろん、
 和訳付き。ナレーションを図書委員が務めました。

 その様子が、⇩⇩⇩ です。



 本日の読み聞かせで暑かったのは
 「がまくんとかえるくん」の物語の一節です。
 やっぱり…、
 リアルなイングリッシュのスピーキングは
 リアリティーがベーリーディファレントですね。

 また来週も、2回目があるそうです。
 楽しみです。
 

2024/02/06 15:20 | この記事のURL

全校朝会(2月)

 2月5日(月) 曇り

 わずかに青空がのぞいていますが、くもりぎみの空です。
 1月の後半よりも、少し冷え込みが厳しい気がします。
 暦の上では昨日「立春」を迎え、寒さも峠を越えて、
 春の気配が感じられる頃のはずですが、どうやら、
 それは、もう少し先のようです。

 今朝は、全校朝会でした。

 まずは、冬休みから先週までの表彰を行います。

 受賞は次の通りでした。
・八戸市三戸郡中学校新春バレーボール大会 
           男子第2位  優秀選手賞1名 
           女子第3位  優秀選手賞1名
・八戸市中学校安協ソフトテニス選手権インドア大会
              女子個人第5位 1ペア
・八戸市卓球選手権大会 中学生男子シングルス
                   第5位 1名 
・青森県管楽器ソロコンテスト 中学生の部  銀賞  1名        

 続いて、校長先生のお話です。

 校長先生からは、
 まず、小中野地区民生委員児童委員協議会より御寄贈
 いただいたパネルの紹介でした。以前、デーリー東北
 新聞「私たちの校歌」欄で紹介されたものを、大きく
 引き延ばしてパネルにしてくださったものです。
 校歌や学校紹介は小中野小学校のものですが、本校の
 大部分の生徒が小中野小の卒業生ですから、おそらく
 懐かしさで、癒されることでしょう。
 そして、「今月の本」の紹介です。今回紹介してくだ
 さったのは、『990円のジーンズが作られるのはなぜ?』
 (長田華子著 合同出版)でした。
 話された言葉を断片的にひろってみると、
 「世界はつながっている」「安いのには理由がある」
 「身の回りの多くのものはものは世界とつながっている」
 「人と関わるから、辛いことも楽しいこともある」
 「生きているということ」「チョコレートだって…」
 察するに、本の中身はちょっと重い感じもします。
 最後に、明日私立受験に向かう3年生と留守番をする
 3年生、それに1・2年生に向けて「受験は団体戦」
 というお話で締めくくられました。

 続いて、生徒会執行部からの発表です。
 内容は、来年度の来年度の生徒会テーマの募集です。
 新年度に向けた動きが始まるのですね。
 終わりと始まりはかさ重なりも、とても大切です。


 最後は、
 サプライズチックに受験生応援セレモニーです。
 1年生と2年生から、贈り物がそれぞれありました。
 そして、エールです。
 偶然、この時だけ、陽が差し込み3年生を照らしました。
 これは「吉兆」に違いありません。

 空模様や世界を包む大気の流れからは、
 まだまだ春は遠い感じがしていましたが、
 今朝の集いの様子からは、「節目」としての「春」を
 感じずにはいられませんでした。

 耳をすますと、春の足音が聞こえてくる。
 そんな思いに包まれました。


2024/02/05 15:40 | この記事のURL

未来への架け橋講座⑤(中ペン)

 2月2日(金) 晴れ ※夕日が本当にきれいでした。

 2月に足を踏み入れました。
 2が二つ並びました。この日は夫婦の日だそうです。
 ニンニンと読んで、忍者の日というのもありかなと、
 ちょっと思ったりもします。忍者好きとしては…。

 さて、本校では本日夕刻、本年度最終回となる
 第5回未来への架け橋講座が行われました。
 今回講師を務めてくださるのは、
 中ペン塗装店代表取締役の、中村知行さんです。 

 夕日が煌々と図書室に差し込んでいました。

 未来への架け橋講座の仕掛け人である、本校の
 地域密着型教育コーディネーターのNさんの
 講師の紹介から今日も始まりました。

 お話が始まります。まずは、中ペン塗装店の歴史です。
 なんと創業が大正13年4月7日。昨年の同日をもち、
 100周年を迎えたとのこと。「え~。」という喚声
 が沸き起こります。本日1回目です。

 そして、御自身の幼少期へと話題は移ります。
 地元の方で、小中野幼稚園・小中野小学校と進学し、
 中学校は岩手の田野畑中に進んだので、実はコナ中
 の校舎に入るのはkこれが人生初だとか…。
 田野畑中に進学した経緯もまた、驚きです。
 田野畑中学校の寄宿舎が、早稲田大学の研究室と
 建築会社が共同で研究・施工した美しいモダン・
 ムーブメントのたてもの建物らしく、建築に興味の
 深かった父親の影響で、そんな建物で実際に暮らして
 みたいとなんとなく思って実行に移したらしいのです。
 決断というか、感性というか、行動力というか、
 すごいですね。生徒たちは、その決断の凄さよりも、
 寄宿舎の生活「起床・就寝・食事・清掃・勉強など…」
 の規則正しい生活の方に驚いていました。
 特に「テレビ1時間」のくだりではこの日最大の
 「え~え!~」という喚声が上がっていました。
 その寄宿舎の写真を見せてくれているのが⇩⇩⇩です。

 それから、塗装について専門的な知識の入門編的な
 お話をしてくださいました。これがとってもわかり
 やすくて、知的好奇心を刺激します。
 まずは、塗装の目的は四つあるということ。
 それは「保護」「美観」「機能性」「識別」でああり、
 それぞれ、具体的に丁寧に説明してくださいます。
 船の底の底塗料は藻やフジツボがくっつかないように
 海水に溶ける塗料が誓われているとか、
 ステルス戦闘機の表面も「レーダー吸収塗料」だとか。

 塗料の歴史の話も興味深かったですね。
 「塗料が使われ始めたのは何年ぐらい前からか?」
 との問いかけに、生徒の予想は「100年」とか
 「200年」というものでしたが、正解はなんと、
 「9000年前」という驚きの数字でした。
 ここでも、「え~~~。」という声が上がりました。
 塗料の起源は「うるし」なんだそうです。
 もはや『世界一受けたい授業』状態です。


 その他にも、「建物塗装」「金属塗装」「木工塗装」
 「路面標示塗装」などの塗装箇所のことや、「噴霧
 「ハケローラー」「エアスプレー」「エアレススプレー」
 などの施工方法のこと、そのすべてにそれぞれ資格が
 あるということ。そして調色のこと。
 本当に塗装の奥深さを実感する時間となりました。

 あ、そうそう、今日一番の喚声場面を思い出しました。
 寮生活でのお風呂の回数のくだりでした。
 「お風呂は2日に1回です。」のときの反応が、
 「え~~~~~~~~~~!!!!」でしたね。

 12歳の決断。何十年も作品として残る仕事への達成感
 毎日のように新しいもの新しい方法が生まれ
 20年以上も続けてきた今でも、日々の努力と研鑚が
 厳しく要求される仕事の苦労とやりがいと誇り…。
 若いうちはいろんなことに興味をもって経験してほしい
 そう語る最後に中村さんが残してくださった、
 「失敗を恐れず何事にも挑戦する。それが若者の特権」
 という言葉が、まっすぐに心に響いてきました。

 最後に、生徒を代表してY君がお礼の言葉を述べ、
 本日の講演会は幕を閉じました。

 生徒たちからは
・塗装は身近なところでたくさん使われており、塗装のおか
 げでいつもの生活が安全に暮らせているのだと知った。
・塗装にはいろいろな種類があり、水をはじくものや磁石が
 くっつく壁などいろいろな工夫がされていると知った。
・塗装の起源が9000年前と知り、とても驚いた。
・色を塗る以外にも様々な仕事があり、調色師は、五色だけ
 で様々な色を生み出す細かい技術があってすごい。
・涙一滴分でも色が変わってしまいうので、一滴分の失敗も
 許されない大変な仕事なのだと知った。
・自分も中村さんのように失敗を恐れず、チャレンジ精神を
 大切にして、夢に向かって頑張りたい。
 などなどの感想が寄せられました。

 今回もまた、素敵な時間を過ごさせていただきました。
 知的好奇心をあおられ、くすぐられました。
 中村さんには、感謝の思いでいっぱいです。
 お忙しい中、本当に、ありがとうございました。


2024/02/02 17:40 | この記事のURL
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