いのちを育む教育講演会【2024】

 11月8日(金) 秋晴れ

 今日は、秋晴れですが少し肌寒い日和です。

 11月もまもなく中旬に足を踏み入れると、
 さすがに、冬の訪れを意識させられます。
 さて、今日は「いのちを育む教育講演会」が行われました。
 
 講師:梅本実香 氏(西村産婦人科クリニック医師)
 演題:『思春期の心と体
    ~性と生について考えよう~』


 40分ほどの短い時間ではありました。
 その時間をいっぱいに使って、切々と誠実に、
 性をとりまく様々な問題点や危険性について、
 優しく語り掛けるように、丁寧に話してくださいました。
 やはり、中学生の頃に「性」に関する大切な内容と
 真摯に向き合い、真剣に考える必要性を感じました。



 「『愛』と『奇跡』!」
 梅本先生が絶対に伝えたかった二つのこと。
 ・性とは何か。
 ・それぞれの性の違い。

 ・思春期とは?
 ・性にまつわる話
 ・一人前の人間として、これからどう生きる?

 内容が五つに整理し、それがさらに細分化され、
 とても分かりやすい話の構成になっていること
 何より、先生の押し付ける感じの全くない、
 慈愛に満ちた語り掛けるような言葉の響きが、
 すう~っと話が自然に心の中に落ちていく、
 そんな感じのする貴重な時間でした。


 望まない妊娠の弊害、性感染症の恐ろしさ、
 性をとりまく誤った情報の氾濫。…
 時に、もっと踏み込んだ問題について…。

 出会いと体験の数々の話の中から、
 あふれる思いが伝わってくるようでした。
 傷ついていった人たちも、
幸せになった人たちも、
 きっと、星の数ほど見てきたのでしょう。
 
 性の問題は相手を大切に思う気持ちの問題です。
 決して、恋愛と切り離して考えることはできません。
 しかし、だからこそ、
 性の問題は、恋愛の問題以上に命の問題であることを、
 我々は決して忘れてはいけませんね。
 経済的に、社会的に、そして精神的に自立してから、
 本当に大好きな人、大切な人と! です。
 軽はずみな行動は、絶対にいけません!!!


 生徒を代表して保健委員長のMさんがお礼を述べました。
 そして、全員で元気な挨拶をして講演会を終えました。 

 命のこと。性のこと。人生のこと。
 人を大切にすること。
 自分を大切にすること。
 幸せ。

 自分をコントロールする力。

 大事なことで選択を誤らない、
 判断を間違わない、
 強さと勇気を、
 この思春期に、
 自分の中に
 育みたいですね。

 梅本先生、本当にありがとう五あいました。
 


2024/11/09 09:40 | この記事のURL