体育祭軍色決め集会

 7月4日(火) 晴れ 

 今日は、体育祭の軍の色を決めるための集会が行われました。
 まだちょっと先になりますが、8月の末に行われる体育祭の
 足音が、急に耳にまで届いている気がします。
 青空が心地よく広がり、紫陽花も満開です。


 今年の軍のカラー決めのための対決する種目は、
 『アラカルトなドッジボール』です。

 学年ごとの、ガチンコ対決。時間は2分30秒。
 そして使われるボールが、バレーボールとバランスボール
 さらには、ドッヂビーのフライングディスクとなります。
 3学年ありますから、2勝した方が勝ちのようです。


 男女合同で、体育館全面を広く使って行われるため、
 ボールは入り乱れるものの、ロースコアな展開に…。
 外野にいる人数で、勝敗が接します。
 1年生対決の結果は、4-2で1組の勝利でした。

 続いて、2年生対決です。
 ロースコアな展開は一緒なのですが、1年違うだけで
 迫力がグンと増すものですね。
 2年生のクライマックスシーンはこれです。

 IW先生の2連続スーパーキャッチからの、
 アクロバティックな背面での受け身技。
 ボールを両手でつかんでいるため、手が使えない状況で
 それでも、つかんだボールは離さない男気!見事!
 でも、良い子はまねをしてはいけません。安全第一。
 心配して駆け寄る生徒たち。いい子たちです。
 2年生対決も、4-3で1組が勝利しました。

 ということで、1組が2勝したので決まりかと思いきや、
 そこは、さすが生徒会。こういうこともあろうかと、
 勝ち数ではなく、外野の総数で決するというルールに
 変更、いやもともとそういうルールだったとか。

 3年生は、野球部の生徒たちを中心に激しいラリー戦
 となりました。迫力もすさまじいものがあります。
 強力な生徒同士が激しく打ち合っている最中、
 極地的に、小競り合いと心理戦が展開されています。

 そしてそして、3年生ともなると必ず出現するのが、
 男子の激しい戦いから身を守るべく、集団で安全地帯を
 形成する女子の集団です。この徹底した非戦闘的行動は、
 3歳児ですら容易につかむことのできそうな、目の前の
 止まった状態のドッヂビーすら、慌てて逃げ惑う対象となり、
 そこには、どのような状況でも確実にボールに対して一定の
 距離を保とうとうする防御本能が働いているようです。
 ボールは自分たちの平和を脅かす女の敵であるという一点で
 彼女らの行動はすべてが正当化されてゆくのでしょう。

 男子も、あえてそこにボールを投げ込むことはしません。
 武士の情けか、今後の関係性を考えてのことなのか…。
 こうして、3年生も、5-2で1組の完全勝利。
 勝った1組は、迷わず青軍の旗を選びました。


 色が決まったので、各軍とも体育祭に向けての準備が
 始まるのですね。軍のテーマもマスコットも、
 青は青らしく、赤は赤らしく。
 中学生は中学生らしく。
 コナ中はコナ中らしく。

 今年も思い出深い体育祭になることを祈っています。














2023/07/04 18:20 | この記事のURL