部紹介【2024】

 4月16日(火) 曇り

 朝方は、春の晴れ間が広がる1日のスタートでしたが、
 昼前から、雲が少しずつ広がってまいりました。
 3年生が修学旅行から戻った初日ではありますが、
 オリエンテーション期間の目玉行事でもある
 部紹介が行われました。
 果たして、今年はどんな内容になるのでしょう。

 始まりの時を待ち
 準備作業と、打合せ、軽い練習が行われています。
 この様子だと、トップバッターは吹奏楽部ですね。


 初めの言葉と、生徒会長代理のあいさつの後、
 早速、各部の発表が始まりました。
 どの部も部員獲得のため、
 工夫を凝らしたパフォーマンスに期待値MAXです。

 まずは、吹奏楽部の発表です。
 演奏披露です。1曲目は「オトナブルー」
 これは、すでに持ちネタですね。
 安定感があります。少人数とは思えない…。
 2曲目は、懐かしくもあり新しくもあるあの曲。
 曲名が…出てきません。

 続いて、卓球部です。
 三択を基本とした、クイズが数問出題されます。
 第1問は、部長の身長。
 第2問は、初心者で入部した部員の数、
 そして、3問目へと続く最中、
 女装した男子生徒2名が淡々とラリーに興じます。
 ラリーを続ける二人に特に触れるでもなく、
 クイズは幕を閉じ、二人のラリーも終わりました。
 パラレルな世界観に、くすっとさせられます。

 続いて、報道部です。
 こちらは、寸劇スタイルでも紹介です。
 悪役の少年の難問攻撃を報道部員が攻略します。
 報道部員の早口言葉の活舌も見事です。
 悪役を全力で演じる少年もまた、見事です。
 脇役が気になる私にとってのツボは、
 やられ役の女子二人が、
 微動だにせず横たわり続ける演技力でした。
 あっぱれです。

 続いて剣道部です。
 今年は、かかり稽古などは省略し、試合の様子を、
 選手約2名、審判役1名、そして実況1名という
 役割分担で臨場感を演出してくれました。
 今回のヒットポイントは、実況役の生徒の発言です。
「剣道部は、少子高齢化が…、あ、少人数での活動と…」
 少子はともかく、高齢化のくだりは、
 言い間違いとしては秀逸です。


 続いて、ソフトテニス部の紹介です。
 抜群でした。ストーリーのある構成の中を
 一本の芯のように射貫く「単調ダンス」。
 一本調子の抑揚のない「テニス部入ろう」と
 繰り返されるフレーズが、まるでお経のように響き
 信者を増やしていくような不思議な空間を作ります。
 若干腰を落とした中腰スタイルで微妙にがに股。
 センターの子の無表情の演技、そして絶妙な間。
 見事というほかありません。最高です。

 野球部の発表です。
 ユニフォームのお披露目と、
 良い着こなしとわる悪い着こなしのレクチャー。。
 そして、鬼コーチとずっこけ選手との
 熱~~い、千本ノック。
 巨人の星にたどり着くまで、もう少しです。

 バレーボール部男子です。
 司会者から紹介された時の「ハイ!」という返事。
 抜群でした。県大会上位レベルのチームです。
 発表内容は、「水分補給」のネタです。
 集団演技をもっとじっくり見て見たかったですね。
 面白そうな子がたくさんいそうです。

 バレーボール部女子です。
 まさに新入生を勧誘するショートコントですが、
 新入生役の4人が、振り切っていて見事です。
 個人的には、昨年見ることができなくて
 寂しく思っていた『ばばあシスターズ』の
 復活を思わせるステージに、うれしくなりました。
 気が早いのですが、文化祭が今から楽しみです。
 全員での最後のポーズもいいですね!

 生徒指導の先生から部活動入部にあたっての
 注意点や心構えが話されました。
 事務的な話ではなく、思いのこもった
 素敵なお話でした。内容の気になる方は、
 お子様、もしくは本人からお聞きください。

 そして、中体連の大会への参加について
 所属、手続きなどの説明を中体連理事の先生から
 スライドと資料で丁寧に説明を受けました。

 予定にはなかったのですが、
 最後に1年生全員が立ち上がり、回れ右をして
 部紹介をしてくれた先輩方に、心のこもった
 「ありがとうございました。」

 さりげない感謝の言葉。
 それを、行動に移す心遣い。
 そんな先輩と後輩のつながり。
 いいですね。

 今日から、部活動見学(体験可)が始まりました。


2024/04/16 20:20 | この記事のURL