立志式に向けた記念講演会

 令和6年1月25日(木)IN 図書室  晴れ時々雪

 給食委員会の企画で「マルモリ週間」を絶賛実施中の
 コナ中では、昨日がポークカレーで、今日はきし麺と、
 充実のラインナップが続いています。
 脳へのブドウ糖の供給体制を万端に整えて、2年生の
 生徒たちは、図書室に向かいその時を待ちます。

 本日講師を務めてくださるのは、馬渡教二先生です。
 数年前に湊中学校の校長先生の職を最後に退職された
 大先輩です。20代前半の頃には、1年間コナ中にも
 いらっしゃったことがあったとか…。

 いよいよ講演が始まりました。
 まずは、今日話す内容のアウトラインについて、
 ざっと説明なさったのですが、すでにこの時点で
 スライドの完成度の高さと、あふれそうな思いに
 圧倒されそうになります…。 


 立志式を通過する中学2年生に伝えたいこと
 中学生にとっての「自立」とはどんな意味があるのか
 「知」「徳」「体」のバランスの大切さを
 車の両輪とそれをつなぐシャフトに例え、
 「知」と「体」を結ぶ「徳」との関係性と、
 仲間と共に生き、悩みや喜びを星の数ほど経験する
 青春と呼ばれる、今のこの時期のかけがえのなさを、
 熱く、熱く、語り掛けてくれます。


 話しているうちに、伝えたいあふれる思いが止まらず
 身振り手振りを交え、前のめりで、語り掛けるように
 楽しそうに、自然体で、飾らず、真っすぐに、
 優しく、誠実に、柔らかな表情で、熱く、熱く、
 問いかけてくれました。メッセージ性の強いお話でした。
 科学的な話や先人の話が随所に盛り込まれていて、
 わかりやすくて面白かった…。何より説得力がありました。
 そして、そして、スライドの工夫が凄すぎました。
 まさに、『マニアック』のレベルでした。

 最後に画面に映し出されるエンドロールのコトダマを
 BGMに背中を押されながら、静かに心の中で読み上げます。
 素敵な言葉が続きます。学年的にいうならオモイダマですね。
 今日のお話が、
 耳の奥から心の中に静かに落ちていく感覚で、
 静かにその時間を、共に過ごします。
 大切な、大切な時間でした。


 最後に、生徒を代表してお礼の言葉をT君が述べます。
 ものすごい集中して聞いていたので、
 お礼の言葉の中にも、講演のお話の中身が満載でした。

 これから立志式を迎える生徒にとって 
 心の中でさまざまな化学変化がおこるだろうと
 一緒に話を聞きながら、わくわくさせられました。

 お忙しい中、お話くださった馬渡先生。
 本当にありがとうございました。

2024/01/25 19:30 | この記事のURL