未来への架け橋講座③(ライブハウス)
12月11日(月) 晴れ時々曇り
12月も早いもので中旬に差し掛かりました。
世間ではフィギュアスケートのグランプリファイナルも終わり、
大谷選手も史上最高額でのドジャーズへの移籍が正式に決まり、
学校では三者面談も終了し、学期末の様相を深めております。
そんな中、第3回未来への架け橋講座が行われました。
今回講師を務めてくださるのは、
ライブハウス「いわぶち響堂」のオーナー、岩渕弘之さんです。
未来への架け橋講座の仕掛け人である本校の
地域密着型教育コーディネーターのNさんの
講師の紹介からいつものように始まります。
いつもなら、演台代わりの机が中央に置かれていますが、
今日はそれが取り払われていて、譜面台と椅子とアンプ、
そして、ギターがたてかけられていいます。
どうやら、弾き語りが鑑賞できそうな予感がします。
話のとっかかりは、
ライブハウスとはどんなところかのお話でした。
中学生には、基本的に縁もゆかりも乏しい所なので。
そして、生い立ちというか子どもの頃の自分と音楽との
日常の中での出会いとかかわりが語られます。
とにかく歌うことが好きだった子どもの頃、
ラジオでしか聞けなかった子どもの頃に流れていた歌謡曲。
小学校1年生の頃に我が家に登場した話。
そして、そのテレビに映し出される歌い手さんの姿。
中でも、4人組のコーラスグループ「ダークダックス」の
「ともしび」という曲を聞いた時の涙があふれるほどの感動。
「ともしび」をきいて泣ける小学1年生というのも、
すごい話だな…。と感心しきりでした。
そして、いよいよ1曲目の弾き語りが始まります。
曲はもちろん「ともしび」です。
私も初めて聞く曲ですから、生徒も初めて聞く曲です。
それなのに、私も子供たちも、歌声にメロディーに、
ギターの音色に引き込まれ、圧倒されました。
岩渕さんの子どもの頃に感じた感動のわけが
わかったような思いがしました。
知らない曲が流れると、この曲は何だと夢中で調べたり
とにかくいろいろな曲を聞きまくった小・中学校時代。
どうしても、楽譜が読めるようになりたくて、
吹奏楽部の門をたたいた高校生時代。
夢中で音楽雑誌を読んでいたそうです。
音楽仲間ができて、フォークグループを作り
安いギターを買ってもらい、独学で練習したそうです。
社会人になっても、仕事仲間とバンドを結成したものの
仕事が忙しくなるにつれ、音楽活動おろそかになり、
そうして、しばらくして、
自分で曲を作りたいと思うようになったと…。
そうして作った曲が作った曲が、
『十三日町』・『縄文の歌』……etc。
ふるさと感満載です。
そうして、2曲目を弾き語りしてくださいました。
つま弾いてくださったのが、『希望の鐘』という曲です。
もちろんオリジナルの曲なのですが、この曲はなんと、
息子さんの中学校の卒業の時に送った曲なのだとか…。
ちなみに、これが希望の鐘です。⇩
植物園(私は勝手に「哲学の森」と名付けています)の中に
あり、生徒会役員が今でも毎朝定刻に点鐘しています。
岩渕さんは、息子さんに向けて
「これから先の人生、いろんなことがあるだろうけれど、
思い悩んだ時には、この希望の鐘の所にもどってこいや!
そこには、仲間もいる。自分の原点がそこにある…。」
というメッセージを伝えたかったのだそうです。
好きなことをやっていて楽しいだろうと言われるけれど、
もちろん楽しいこともいっぱいあるけれど、
決していいことばかりじゃない、辛いこともある。
そんな時は、原点に返って大好きな歌を「わ~!」と歌う。
生徒のみなさんも、ず~っと携わっていられるような
好きなことを見つけてほしい。何でもいい。
それがあれば、苦しい時も自分を助けてくれるし、
何より人生をゆ豊かにしてくれる…。
心にしみる、素敵なお話でした。
最後に、生徒を代表して生徒会のTさんが
感謝の言葉を述べ、本日の講演会は幕を閉じました。
生徒たちからは
・ライブハウスについて知らなかったけど、とても面白そう
だったので、大人になった時に行ってみたいと思いました。
・自分の好きなことを仕事にするためには、たくさんの努力
があるということがわかりました。
・若いころからやりたいことが明確で、それに向かって欲求
のままに物事にと飛び込んでいっているところが凄い。
・好きなことを仕事にしていると、楽しいことだけでなく、
嫌なこともあるけど、自分の原点を思い出すことが大切だ
とわかりました。
・今回聴かせていただいた歌はどれも感動しましたし、弘之
さんの音楽への思いが強く伝わってきました。
・今日の歌を聞いて、歌は、思いを伝える力があるのだなと
思いました。
などなどの感想が寄せられました。
素敵な時間を過ごさせていただきました。
岩淵さんには、感謝の思いでいっぱいです。
お忙しい中、素敵な歌声と、感動を、
本当に、ありがとうございました。
12月も早いもので中旬に差し掛かりました。
世間ではフィギュアスケートのグランプリファイナルも終わり、
大谷選手も史上最高額でのドジャーズへの移籍が正式に決まり、
学校では三者面談も終了し、学期末の様相を深めております。
そんな中、第3回未来への架け橋講座が行われました。
今回講師を務めてくださるのは、
ライブハウス「いわぶち響堂」のオーナー、岩渕弘之さんです。
未来への架け橋講座の仕掛け人である本校の
地域密着型教育コーディネーターのNさんの
講師の紹介からいつものように始まります。
いつもなら、演台代わりの机が中央に置かれていますが、
今日はそれが取り払われていて、譜面台と椅子とアンプ、
そして、ギターがたてかけられていいます。
どうやら、弾き語りが鑑賞できそうな予感がします。
話のとっかかりは、
ライブハウスとはどんなところかのお話でした。
中学生には、基本的に縁もゆかりも乏しい所なので。
そして、生い立ちというか子どもの頃の自分と音楽との
日常の中での出会いとかかわりが語られます。
とにかく歌うことが好きだった子どもの頃、
ラジオでしか聞けなかった子どもの頃に流れていた歌謡曲。
小学校1年生の頃に我が家に登場した話。
そして、そのテレビに映し出される歌い手さんの姿。
中でも、4人組のコーラスグループ「ダークダックス」の
「ともしび」という曲を聞いた時の涙があふれるほどの感動。
「ともしび」をきいて泣ける小学1年生というのも、
すごい話だな…。と感心しきりでした。
そして、いよいよ1曲目の弾き語りが始まります。
曲はもちろん「ともしび」です。
私も初めて聞く曲ですから、生徒も初めて聞く曲です。
それなのに、私も子供たちも、歌声にメロディーに、
ギターの音色に引き込まれ、圧倒されました。
岩渕さんの子どもの頃に感じた感動のわけが
わかったような思いがしました。
知らない曲が流れると、この曲は何だと夢中で調べたり
とにかくいろいろな曲を聞きまくった小・中学校時代。
どうしても、楽譜が読めるようになりたくて、
吹奏楽部の門をたたいた高校生時代。
夢中で音楽雑誌を読んでいたそうです。
音楽仲間ができて、フォークグループを作り
安いギターを買ってもらい、独学で練習したそうです。
社会人になっても、仕事仲間とバンドを結成したものの
仕事が忙しくなるにつれ、音楽活動おろそかになり、
そうして、しばらくして、
自分で曲を作りたいと思うようになったと…。
そうして作った曲が作った曲が、
『十三日町』・『縄文の歌』……etc。
ふるさと感満載です。
そうして、2曲目を弾き語りしてくださいました。
つま弾いてくださったのが、『希望の鐘』という曲です。
もちろんオリジナルの曲なのですが、この曲はなんと、
息子さんの中学校の卒業の時に送った曲なのだとか…。
ちなみに、これが希望の鐘です。⇩
植物園(私は勝手に「哲学の森」と名付けています)の中に
あり、生徒会役員が今でも毎朝定刻に点鐘しています。
岩渕さんは、息子さんに向けて
「これから先の人生、いろんなことがあるだろうけれど、
思い悩んだ時には、この希望の鐘の所にもどってこいや!
そこには、仲間もいる。自分の原点がそこにある…。」
というメッセージを伝えたかったのだそうです。
好きなことをやっていて楽しいだろうと言われるけれど、
もちろん楽しいこともいっぱいあるけれど、
決していいことばかりじゃない、辛いこともある。
そんな時は、原点に返って大好きな歌を「わ~!」と歌う。
生徒のみなさんも、ず~っと携わっていられるような
好きなことを見つけてほしい。何でもいい。
それがあれば、苦しい時も自分を助けてくれるし、
何より人生をゆ豊かにしてくれる…。
心にしみる、素敵なお話でした。
最後に、生徒を代表して生徒会のTさんが
感謝の言葉を述べ、本日の講演会は幕を閉じました。
生徒たちからは
・ライブハウスについて知らなかったけど、とても面白そう
だったので、大人になった時に行ってみたいと思いました。
・自分の好きなことを仕事にするためには、たくさんの努力
があるということがわかりました。
・若いころからやりたいことが明確で、それに向かって欲求
のままに物事にと飛び込んでいっているところが凄い。
・好きなことを仕事にしていると、楽しいことだけでなく、
嫌なこともあるけど、自分の原点を思い出すことが大切だ
とわかりました。
・今回聴かせていただいた歌はどれも感動しましたし、弘之
さんの音楽への思いが強く伝わってきました。
・今日の歌を聞いて、歌は、思いを伝える力があるのだなと
思いました。
などなどの感想が寄せられました。
素敵な時間を過ごさせていただきました。
岩淵さんには、感謝の思いでいっぱいです。
お忙しい中、素敵な歌声と、感動を、
本当に、ありがとうございました。
2023/12/11 20:30 |
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