いのちを育む教育講演会【2023】
11月16日(木) 秋晴れ
今日は久しぶりに、秋晴れの心地よい日和です。
11月も折り返しの時を迎え冬の訪れを意識させられます。
さて、今日は「いのちを育む教育講演会」が行われました。
講師:髙橋秀知 氏(高橋こどもクリニック院長)
演題:『思春期の君たちへ
~小児科医として君たちに伝えたいこと~』
50分足らずの時間ではありました。
その時間をいっぱいに使って、切々と誠実に、
性をとりまく様々な問題点や危険性について、
丁寧に話してくださいました。
やはり、中学生の頃に「性」に関する大切な内容と
真摯に向き合い、真剣に考える必要性を感じました。
「かけがえのない命を大切に生きる!」
それが、高橋先生の熱い思いであり願いなのでしょう。
初めは、「己を知る」というテーマで、
思春期の「こころ」と「からだ」について
そして、「敵を知る」というテーマで、
望まない妊娠の弊害、性感染症の恐ろしさ、
性をとりまく誤った情報の氾濫。…
時に、もっと踏み込んだ問題について…。
小児科医としての長い経験から発せられる、
出会いと体験の数々の話の中から、
傷ついていった人たちを、星の数ほど見てきたのでしょう。
それと同じぐらい、幸せになった人たちも…。
性の問題は確かに相手を大切に思う気持ちの問題です。
恋愛と切り離して考えることはできません。しかし、
性の問題は、恋愛の問題以上に命の問題であることを、
我々は決して忘れてはいけませんね。
大人になってから、本当に大好きな人と! です。
軽はずみな行動は、絶対にいけません!!!
生徒を代表して保健委員長のAさんがお礼を述べました。
そして、全員で元気な挨拶をして講演会を終えました。
命のこと。性のこと。人生のこと。
人を大切にすること。
自分を大切にすること。
幸せ。
自分をコントロールする力。
大事なとことで選択を誤らない
判断を間違わない
強さと勇気を、
この思春期に、
自分の中に
育みたいですね。