夏季大会表彰式&報告会【2023】

 6月22日(木) 薄曇り…時々晴れ

 あの激闘から2日あけて、全校生徒が登校しました。
 久しぶりに会うでもない、不思議な感覚です。
 気迫あふれる気持ちのこもった壮行会の日から、
 1週間が経過したのだということを、実感という形で
 認識することが困難で、どこかピンときません。
 それでも、夏季大会の3日間の熱は、体の中にほてり
 として残っています。応援団の声援も耳の奥に確かに
 残っています。子供たちの躍動する姿も強い眼差しも
 しっかりと脳裏に焼き付いています。
 熱い3日間でした…。

 夕方、全校生徒が体育館に集まりました。
 まずは夏季大会の賞状伝達です。
 校長先生から一人一人に賞状が手渡されます。

 続いて、各部の部長から、部員の思いを背負って
 戦いを終えた報告がなされました。

・チームが一丸となる大切さを学んだ。
・戦いを終えた後のみんなの表情がすがすがしかった。
・仲間の成長が本当に頼もしかった。
・練習の成果を試合で出し切ることの難しさを知った。
・団結することがどれだけ大事かわかった。
・たとえ自分が負けても、仲間を必死に応援できた。
・礼儀など、部活動で人として大切なことを学んだ。
・最後まで決してあきらめずボールを追えた。
・応援されるチームという目標に近づけた。
・応援の力に感動した。
・一人一人が自分の役割を全力で全うできた。
・みんなで力を合わせて応援できた。
・自分たち頑張っていこう思える勇気をもらった。
 …などなど、多くの財産を残せたようです。

 校長先生からは、
 気持ちにいろいろなものを抱えて、今日を迎えている
 と思う。うれしいさや悔しさも。その気持ちを抱えて
 いるのは試合ができたから。当たり前が当たり前では
 なくなった日々を乗り越えて、多くの人が力を合わせ
 大会を開催できたから。まずは、感謝しよう…。
 今は、まだ前を向けなくても、いずれはそこから抜け
 出して、次に向けての一歩を踏み出そう。
 その切り替えのスイッチを自分の意思で押そう。
 次へ進もう。自分で自分を奮い立たせたあの壮行式を
 作り上げたあなたたちなら、必ず力強く前へ進める。
 私は誇らしい。あなたたちの頑張りが、私を誇らしく
 思わせてくれた。そんなみんなに感謝を言いたい。
 「ありががとう」

 そんなお話でした。

 1週間前は、膨らみかけていた紫陽花の蕾も次々と
 花を開いています。無数の花が一輪一輪力強く開き、
 それが一つにまとまって大きな花の塊を作り上げる。
 学校って、紫陽花の似合う場所なのだということが
 ふと、頭をよぎりました。

 大きなドラマも、そのクライマックスを終え、
 新たな幕が上がろうとしている。
 そんな気がします。

 ガンバレ。コナ中生!


2023/06/22 19:10 | この記事のURL