いのちを育む教育後援会

 11月9日(火)雨空

 雨模様というには、朝からぱらぱらと雨が落ちています
 から、雨空と言ったほうがふさわしい薄暗い空です。
 そんな日でも元気なコナ中男子には関係ないのでしょう
 今日の昼休みも校庭から元気な声が響いています。
 雨雲を吹き飛ばしそうな勢いですが、さすがに今日の雲
 ばかりは吹き飛ばせそうにありませんね。おやつ時から
 降り始めた雨は、宵の口には本降りになりそうです。

 今日は、「いのちを育む教育講演会」が行われました。
 
 講師:後藤高志 氏(すわクリニック産婦人科医)
 演題:『思春期のこころとからだ
        ~いのちとからだの大切さ~』


 50分足らずの短い時間ではありましたが、けっこうな
 早口で相当な枚数のスライドを使い、途中にユーモアも
 交えながら、丁寧に性をとりまく様々な問題点や危険性
 について、真摯に話してくださいました。
 以前もお話を聞いたことがありますが、確かその時には
 「今のうちは手をつなぐ程度にしておいた方がいい」
 ということをおっしゃっていたのを覚えています。その
 考えには私も賛同します。人を好きになるのは尊いこと
 です。人を好きななることで、自分を磨くことができる
 ならそれに越したことはありません。生徒の皆さんには、
 本物の「いい男といい女」になってほしいですから。

 優しいしゃべり口でしたが、最後に見せてくださった、
 ドキッとさせられるような写真に後藤先生の込めた強い
 メッセージを感じました。
 「命の重さを伝えたい!」
 それが、後藤先生の熱い思いであり願いなのでしょう。
 性の問題は確かに相手を大切に思う気持ちの問題ですが
 恋愛の問題以上に命の問題であることを、我々は決して
 忘れてはいけませんね。
 大人になってから、本当に大好きな人と! です。
 軽はずみな行動は、絶対にいけませんね!

 生徒を代表して生徒会役員のSさんがお礼を述べました。
 そして、全員で元気な挨拶をして講演会を終えました。


2021/11/09 12:10 | この記事のURL