八戸市立下長小学校

6年生 町おこし出前講座

 2月27日に予定されていた参観日が大雪で中止になりました。6年生が、その時に行う予定だった「町おこし出前講座」を、八戸せんべい汁研究所の方を講師にお招きして行いました。約30名の保護者のみなさんも参加して、見ごたえ満載、聞きごたえたっぷりの90分でした。汁゛研のユニフォームは、「せT」と「汁゛魂手ぬぐい」というそうです。
 

「汁゛研」は誕生して20年。今年は21年目だそうです。みんなボランティアで飲食店の人やせんべいやさんはいません。八戸を元気にしたい、八戸を自慢したい、八戸が好きであればだれでも汁゛研のメンバー又はサポートスタッフになれるそうです。あの有名なB1グランプリを立ち上げたのが、汁゛研で、2006年2月の第1回B1グランプリは、八食センターで開催されたそうです!
 八戸市内のせんべい汁マップ、応援ソング、経済効果、おもてなしアカデミー、南部せんべいの歴史などについて学びました。子ども達はもちろん、一緒に参加した保護者のみなさんも知らないことばかりで、感心しきりでした。
 

 休憩の後は、応援ソング「好きだdearせんべい汁」のサビの部分にチャレンジ!結構、みんなノリノリ。保護者の方々も参加してくださいました。
 
 
 
 

 気分も気持ちもすっきりしたところで、6年生が6月から取り組んできた「ぶらり途中下車の旅」の活動の振り返りです。
 

 まずは自分たちで振り返り。その後、町おこしのプロの方々から取り組みへの感想とアドバイスをいただきました。
 

「八戸の人はみんな親切でした。」
「八戸は、静かでゆっくり歩ける街だと思いました。」
「八戸には八戸産のものを使ったものがたくさんあると分かりました。」
「人がやさしく、おいしいものもたくさんある街です。」
「歩道が整備されていて、ごみも落ちていないところだと思いました。」
 
 

〇汁゛研の木村所長さんのコメント
「素晴らしい出来。私が知らないところもあってびっくりしました。駅から徒歩〇分とか、手書きの地図があると親しみもわき、ためになるものになりますよ。」
〇柳町さんのコメント
「レベルが高い。写真、イラストの配置が工夫されていて、やさしい配色でよかった。方言が使われていたことがよかった。壁新聞のよさが出ていました。八戸を知ってもらう、八戸を好きになってもらうことができるような出来栄えだった。立派な『町おこし』になっています。」
 

 たくさん褒めていただき、認定証までいただきました。これで、6年生56名全員、「ジルドレン」です。これからも町おこしを頑張ります!
 

最後は感想発表
「見る、食べるなど自分のできることからやっていって、つなげていきたい。」
「せんべい汁はボランティアから始まって、日本だけでなく世界に広がっていてびっくりしました。」
「自分たちにできることを探して、八戸を好きになりたい。」
「改めて、八戸っていいところだと再発見できました。」
「汁゛研がボランティアだと知ってびっくり。20年も続いていてすごいと思いました。」
 
 
おまけ・・・ペットも食べる南部せんべい「わんぶせんべい」「にゃんぶせんべい」

 

 6月に活動を開始した「ぶらり途中下車の旅」も、これにて無事に目的地に到着しました。活動にご協力いただいた八戸線各駅周辺の事業所の皆様、見守りに参加してくださった保護者の皆様、ポスターを掲示させていただいたJR八戸駅様、そして、せんべい汁研究所の皆様、ありがとうございました。

2024/03/15 12:00 | この記事のURL総合的な学習の時間