八戸市立下長小学校

ブログDE参観日⑦ 3年2組

 第7弾は、3年2組の算数。自分の体を使った体験的な学習が行われていました。
 
「立腰」「はい。」「始めます。」
 学習課題は、「100mの道のりを歩いてかかった時間をもとに、いろいろな道のりの長さを予想して調べよう」です。課題を確認したら、校庭へ移動です。
 
 

 まずは、いつもの歩き方で、100mを歩いて時間を計ります。体育館玄関前を出発してゴールは校門のすぐ手前です。ということは、校舎の端から端まで約100mあるということなんですね。
 
 

 ストップウォッチを片手に、いつも通りに歩こうとしますが、これがなかなか難しい。大体1分~1分30秒ぐらいのようです。
 

 次は、校庭1周の距離にチャレンジです。校庭1周の道のりを予想します。200m前後の予想が多かったようです。わけを聞いてみると、運動会で半分走ったら100m走だったから。なるほど、生活経験に基づいています。素晴らしい。
 ということは、さっき自分が100m歩くのにかかった時間の2倍の時間がかかるということですね。歩く時間から距離を予想します。
 いざ、実測。
 
 
 

「100mの時間の2倍以上かかった人?」…4~5人
「2倍より短かった人?」…大勢。
「ということは、200mよりちょっと短いということですね。」
「では正解を発表します。計測器でコロコロ図ったら、173mでした。」
 

 ほとんどの子が正解です。今日の学習で、歩くのにかかった時間をもとに、いろいろな道のりを予想することができるということが分かりました。
 

 いつも同じように歩くことができれば、おおよその見当がつき、いつもより少し早く家を出るとか、遅れそうだったら早く走るとか、生活に生かすことができそうです。

2022/09/16 16:20 | この記事のURL学習活動