櫛引八幡宮にまつわる河童の話

 今日の全校集会は、櫛引八幡宮の宮司さんにお出でいただいて、地域に伝わるお話をしていただきました。

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 今から400年前、八幡宮を建て替えるとき、宮大工が切る長さを間違えた柱を川へ捨ててしまいます。それを恨んだ柱が河童となって住民や馬を川にひきずりこむ事件が起き始めました。

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 困った住民が、八幡宮の神様にお願いしたところ、神様は使いの鷹に河童をとらえさせました。八幡宮には、鷹が河童を踏みつけて懲らしめている場面の彫刻が残っています。

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 宮司さんの河童を信じますか?の質問には、多くの子が信じない方に手を挙げました。でも、目に見えるものだけがすべてではないんですよ―自然や、人知の及ばないものに対して畏敬の念を持つことの大切さを、宮司さんは伝えたかったのだと思います。

2012/09/20 08:20 | この記事のURL学校生活