芸術鑑賞会

 明治小学校では、芸術鑑賞会として「音楽」と「演劇」の鑑賞を交互に行っています。今年は「劇団影法師」にお願いして、中国に伝わる影絵の公演を行っていただきました。

画像

最初に見せていただいたのは、「鶴と亀」という短編。セリフは一切なかったのですが、池に浮かぶ岩を巡る亀と鶴の攻防戦をおもしろおかしく演じた物語は、子どもたちを一気に影絵の世界に引き込みました。

画像

「皮影戯(ピー・インシー)」という中国の影絵は、日本の影絵とは少し異なり、影を映すのではなく、人形をスクリーンの裏側にぴったり押しつけ、ステンドグラスのように浮かび上がらせます。この人形は、なんと動物の皮でできているということです。

画像

画像

画像

今見たばかりの劇に登場した鶴の人形を、代表児童が操演させていただきました。自分たちが動かした鶴が、観客の目にどのように映っているかはまったくわかりません。拍手が聞こえるのでうまくいっているのかな?

画像

観客席側から見るとこんな感じ。なかなか渋いポーズを作っております。

画像

後半は、ご存じ「孫悟空」のお話の中から、三蔵法師一行と白骨精との戦いを見せていただきました。煙とともに瞬時に変身を繰り返す白骨精の演出は、皮影戯ならではのもの。

画像

感想発表では、自分が上手だな、すごいなと思ったところをすすんで発表できました。
2012/07/03 18:10 | この記事のURL学校行事