修了式

 3月26日(火) くもり

 今年度もいよいよ今日で最後になります。
 1・2年生にとっては、卒業式のようなものです。
 長期休業前の浮ついた感じのなったくしない、
 きりっとした空気が流れています。
 希望式や立志式を終えて、越えてたどり着いた場所
 だからでしょう。そして、卒業式の場に臨んだから
 他ならないのだと思います。

 まずは、
 修了証書が代表生徒に校長先生から手渡されました。


そして、代表生徒の意見発表です。

 1年生の代表生徒からは、しっかりと話を聞く習慣を
 つけることと、仲間と協力することの大切さについて
 1年間を振り返って語られました。
 2年生の代表生徒からは、立志式を終えた先にいる今、
 立志式が自分たちをどれだけ成長させてくれたのかを
 熱く語ったのですが、実はそれが前半で、それに続き
 最上級生になるにあたっての抱負が語られました。
どちらも素晴らしい発表でした。

 そして、式辞です。
 校長先生にとっては、コナ中最後の式辞となります。

 これまで目指してきた「安心して失敗できる学校」
 という目標に対し、生徒に問いかけながら「失敗」
 のもつ意味、失敗の本質について、その思いを
 あふれでるような言葉で語る姿が印象的でした。
 最後に紹介してくれた本は、『赤毛のアン』。
 欠点だらけのアンが、何度失敗しても、あきらめず
 自分の信じた道を歩き続ける強さ、
 自分らしさを失わないしなやかさ、
 その生き方が、大好きなのだそうです。
 素敵なお話でした…。

 最後に校歌締めくくりました。


 体育館に、厳かな声が響き渡ります。
 最後にふさわしい響きだと感じたのは
 きっと、私だけではないはずです。

 この後、最後の学活が行われ、
そして、離任式へと続きます…。

2024/03/26 10:30 | この記事のURL