文化祭2023【ステージ発表①】

 文化祭本番、こちらはステージ発表です。その前に…、

 朝早くから、おやじの会の方々が、
 やきそばとたこ焼きの調理をはじめています。
 今年は、当日販売も復活しました。うれしい光景です。


 開祭セレモニーから始まります。
 ステージのスクリーンに映像が流れ始めました。
 もはや恒例となっているオープニングムービーです。
 さて、今年も物語が始まります。
 体育祭で大失恋をしてしまった星野君が、なんと
 闇落ちしてしまいます。勃発する闇と正義の戦い。
 星野君や、さらわれていった人々を救出すべく戦う、
 闇の四天王とコナ中戦士たちの戦いの様子を描いた、
 壮大でコミカルな作品に今年も仕上がりました。


 最初に登場する四天王は、マッドサイエンティスト。
 あやしげな研究者風の怪人の必殺技『減数分裂』
 には、個人的に最も驚かされました…。すごい。
 腹筋への大きなダメージです。不意の直撃。
 その後も、チョコーレートモンスター。ホワイト
 デビル。Jピタゴラス。それらの難敵を次々と倒し、
 最後に現れたスーパーマッチョな敵と相対します。
 ラスボスの胸筋開脚のすさまじさに脱帽です。

 無事にみんなを見事に救い出し、なにより星野君を
 闇落ちから連れ戻し、安心して文化祭を始められる
 平和な世の中に、戻したところで、幕が上がります。
 テーマ看板に込めた思い、願いが語られます。
 全校の気持ちがいい感じに高まったところで、
 いよいよ、文化祭の始まりが宣言されました。

 演目①:『朳・虎舞』です。
 今年も先に演じられるのが「えんぶり」です。
 国から重要無形民俗文化財に指定されている
 芸能史的価値の高い八戸独自の郷土芸能です。

 生徒の役割は様々です。
 『親方』『太夫』『えびす舞』『松の舞』
 『大黒舞』『歌』『笛』『太鼓』
 そして『手平鉦』に分かれて演じます。

 『太夫』たちによる「摺り始め」「中の摺り」
 途中に祝舞として『松の舞』『えびす舞』
 さらに『大黒舞』などの祝舞が披露されます。 


   続いて演じるのは虎舞です。
 全国的には『獅子舞』が一般的ですが、
 三陸沿岸の一部では伝統的に虎舞が主流です。 

 こちらも生徒の役割が様々です。
 『親方』『虎(前足)』『虎(後足)』
 『ひょっとこ』『ささら』『笛』『太鼓』
 そして『手平鉦』に分かれて演じます。

 それぞれが、自分の役割をきっちり果たし、
 見事に虎舞を演じ切りました。伝統芸能を、 
 立派に継承する姿に、感動を覚えます。
 
 「虎舞」も「えんぶり」も2年生から1年生へと
 伝統が受け継がれるように、教えられていきます。
 この取り組みが見事です。素晴らしい取り組みです。
 本番までの道のりこそが、大きな財産です。
 指導に来てくださった、、朳組・虎舞組の方々に
 感謝感謝です。

演目②:『英語弁論』です。
 
 3年生の女子3名が発表してくれました。
 まず、暗唱の部の発表です。ネコのゾルバが母のいない
 カモメの子供を育てていく物語でした。場面ごとに、
 表情や声を変えながら上手に語り聞かせます。

 次も暗唱の部です。5歳で亡くなってしまった女の子。
 その後に家族に奇跡が起こります。一体何が起こるのか、
 とっても、感動的なお話でした…。
 最後に、創作の部の発表です。女の子ならみんな興味の
 あるファッション。それは自分にとっても自信をくれる。
 しかし、それが実は地球環境を悪くさせる原因に…。

 意見発表へと広がる展開が秀逸でした。

 この後、休憩をはさんで、前日祭の目玉イベントから
 今年、当日祭へと発表の場をグレードアップさせた、
 『学級ダンス』発表です。

演目③:『学級ダンス発表』です。
 2・3年生が学級全員でダンスに取り組んで完成させた
 集団パフォーマンスの様子です。
 
 まずは、2年1組からです。


 女子のレベルが高いですね。本格的です。
 そして、なによりとても楽しそう。
 男子は、ぱらぱらに挑戦してました。

 続いて、3年1組です。


 女子は女々しくてからスタート。惹きつけます。
 対して男子は、可愛い系のダンスに挑戦。
 最後はマルマルモリモリでノリノリで盛り上げます。

 最後に登場したのが3年2組。 


 男子スタート。とにかく元気に踊ります。
 女子は、可愛いらしくディズニーソングにチャレンジ。
 最後は全員で「南中ソーラン」。迫力のステージで
 締めくくりました。

 どのクラスも、みんな上手でした。
 フォーメーションや位置関係が、工夫され、
 役割分担やパート分けがきちんとしていて
 なかなかレベルが高いと感じました。
 ちょっと、年寄じみた言い方になりますが、
 今の若い人たちは、本当に踊りがうまい…。

 学級全員で踊るっていいですね。
 みんなで考え、ああだこうだといいながら、
 一緒に練習した日々こそが、かけがえのない財産です。
 1年生は、今年は研修期間です。来年が楽しみです。

 この後、午前の部最後を飾る
 「吹奏楽部ステージ」へと続きます。

2023/10/24 09:50 | この記事のURL