未来への架け橋講座⑤(郵便局)

 2月7日(火) 放課後

 今日も、穏やかな一日でした。
 昨日に引き続き、未来への架け橋講座第5弾。
 そして、今日が今年度最終回となります。
 今回のゲスト(講師)は、小中野郵便局で
 局長をなさっている山﨑芳義さんです。

 まずは、郵便局の概要についてお話くださいました。
 郵便局の数は、なんと全国に約2万4千局。
 この数による利便性の高さは、数あるメガバンクも
 全く歯が立ちませんね…。ちなみに市内は34局。
 そして、設立は1871年? 明治4年?
 とにかく今年の4月20日で152周年だそうです。
 業務はご存じ「郵便・貯金・保険」の3本柱。

 子供たちに年賀状を何枚出したか聞いたところ、
 参加している生徒のMAXが7枚でした。
 年賀状を出す人も年々減ってきているのだとか。
 大変そうです。

 そんな中、どうやったらもっと年賀状を出して
 もらえるのか郵便局でも考えて実施したのが、
 『ご当地キャラに年賀状を出そうプロジェクト』。

 局長の山﨑さんも、試しにご当地キャラに年賀状を
 出したところ、ほとんどのご当地キャラから返信が
 あったとのこと。その実物をご持参くださいました。

 これには、生徒も我々も食いつきました。
 「来年、ちょっとやってみよう!」と
 ちょっと真剣に考えています。
 きっと、参加した子供たちもそう思ったはず。

 手紙の書き方の練習も実際にやってみました。

 他にも、絵ハガキをいただいたこと。
 それにまつわる「ゴーヤ」の話。
 郵便局の『〒』マークの由来。
 NHKのど自慢大会への応募方法。
 書き損じはがきの交換のこと。
 消印に風景印を押してもらえること。
 さまざま教えていただきました。

 生徒からは、
・今回の講演会を聞いて、郵便局の数や歴史など
 たくさん知らないことを聞けてとても新鮮でした。
・郵便物の配達以外にも貯金や保険などのたくさん
 の仕事があると知り驚きました。
・郵便局は町の人たちとつながる大切な仕事だと
 思いました。
・手紙やはがきのように伝えたい気持ちはしっかり
 形に残して、相手に伝えようと思いました。
・郵便局員は地域の人々を助けてあげ、困らないよう
 にしてあげるすてきな職業だと思いました。
・年賀状で人の気持ちを温かくできるので来年も送り
 たいです。

 などなどの感想が寄せられました。
 
 「手紙を出したりもらったりするだけで人生が
 ちょっと豊かになる……。」
 「SNSやメールも確かに便利だけれど、直接
 手で書くのも気持ちが伝わるよ。」
 日常、手紙やはがきを目にしている人の言葉な
 だけに、優しい説得力があります。
 「地域の皆さんに助けられて郵便局があります。
 これからも地域の皆様と協力していきたい。」
 「お客様一人一人を大切にしていきたい。」
 という言葉に、山崎さんの人柄が凝縮されています。
 素敵な時間でした。
 山﨑さんには感謝感謝です。
 お忙しい中、本当にありがとうございました。


2023/02/07 17:20 | この記事のURL