文化祭2022【ステージ発表①】

 いよいよ文化祭本番を迎えました。
 昨年度は2日間に分けての分散開催でしたが、
 今年は1日日程に戻しての開催です。今年は、
 保護者の方のみという入場制限で行いました。
 今年も、地域の方々に広くお見せすることが
 できなかったことは残念ですが、
 少しずつ、戻ってきているという実感が、
 勇気と希望を与えてくれます。

 朝早くから、おやじの会の方々が、
 焼き鳥とやきそばの調理をはじめています。
 去年まで2年間中止していた取り組みですが、
 今年度無事復活しました。うれしい光景です。


 開祭セレモニーから始まります。
 オープニングムービーが流れ始めました。
 スターウォーズの壮大なオープニングです。
 よ~く見ると、「STAR」の所が
 「KONAKANO」になってます。
 さて、物語が始まります。
 文化祭に向けてのダンス練習に励む生徒と先生。
 そこで、熱心に練習に取り組むあまりプロテイン
 をもってきて飲んでもいいのではないか、という
 議論になり、意気投合する生徒と教師。ところが、
 思わぬところから、意見の食い違いが生まれ、
 衝突することに…。発端は『プロテインの味』。
 「チョコレート味」を主張する生徒に対し
 「ストロベリー味」以外認めようとしない教師。
 その結果、生徒会VS先生方の壮絶な戦いへと
 発展していくというストーリーです。

 先生たちとの幾多の戦いに勝ち続ける生徒会。
 最後に、ラスボス的な二人に戦いを挑むSとY。
 ラスボスを倒した二人が向かった先は…。
 というところで、ムービー終了。
 体育館ステージのスクリーンが回収されると、
 そこには、なんとラスボスたちに洗脳され、
 筋トレマシーンと化した生徒会長のOとT。
 2人は、ひたすら腕立て伏せを繰り返します。
 二人を元通りの姿に戻すため、SとYの二人が
 体育館へ駆けつけ…。最後には二人を救い、
 「ともに文化祭を成功させよう!」という
 着地点へと、、半ば強引に持っていきました。
 発端となった「味問題」が解決されないまま、
 最後は筋トレ・プロテインだけに『力技』です。

 無事に不時着を遂げた3年生の役員から、
 テーマ看板に込めた思い、願いが語られ、
 全校の気持ちがいい感じに高まったところで、
 いよいよ、文化祭の始まりが宣言されました。


 演目①:『朳・虎舞』です。
 

 今年は先に演じられるのが「えんぶり」です。
 国から重要無形民俗文化財に指定されている
 芸能史的価値の高い八戸独自の郷土芸能です。

 生徒の役割は様々です。
 『親方』『太夫』『えびす舞』『松の舞』
 『大黒舞』『歌』『笛』『太鼓』
 そして『手平鉦』に分かれて演じます。

 『太夫』たちによる「摺り始め」「中の摺り」
 途中に祝舞として『松の舞』『えびす舞』
 さらに『大黒舞』などの祝舞が披露されます。 


   続いて演じるのは虎舞です。
 全国的には『獅子舞』が一般的ですが、
 三陸沿岸の一部では伝統的に虎舞が主流です。 

 生徒の役割は様々です。
 『親方』『虎(前足)』『虎(後足)』
 『ひょっとこ』『ささら』『笛』『太鼓』
 そして『手平鉦』に分かれて演じます。

 それぞれが、自分の役割をきっちり果たし、
 見事に虎舞を演じ切りました。伝統芸能を、 
 立派に継承する姿に、感動を覚えます。
 
 「虎舞」も「えんぶり」も2年生から1年生へと
 伝統が受け継がれるように、教えられていきます。
 これが見事でした。素晴らしい取り組みです。
 本番までの道のりこそが、大きな財産です。
 指導に来てくださった、、朳組・虎舞組の方々に
 感謝感謝です。

演目②:『弁論&自由研究発表』です。
 

 
 トップバッターは「お話弁論」です。2年生の
 U君が「理想の街づくり」について話しました。
 続いて、英語弁論暗誦の部になります。3年生
 のSさんが「小鳥と山が繰り広げる話」を。
 さらに、英語弁論創作の部の発表を、3年生の
 Kさんが「名前の由来」について、当前ですが
 美しい英語の発音に、身振り手振りをつけて
 それぞれ熱弁してくれました。
 最後に、理科自由研究です。2年生のM君と、
 N君の共同研究です。テーマは「超音波食洗器
 は手洗いに勝てるのか?」という、生活に根差
 した、とても身近なてテーマでした。

 この後、休憩をはさんで午前の部を締めくくる
 文化祭の花形「吹奏楽ステージ」へと続きます。


2022/10/24 08:50 | この記事のURL