未来への架け橋講座③(市役所職員)

 11月22日(月) 曇り時々雨
 勤労感謝の日を翌日に控えたこの日、未来への
 架け橋講座通常版第三弾が行われました。
 今回講師を務めてくださるのは、市役所に勤務
 されている本校卒業生髙橋左京さんです。

 就職してからまだ、半年余りの10代の好青年
 です。これまでの講師の方々とは、また違った
 角度、違った距離感でのお話が期待できます。
 なにより、生徒との年齢が近いですから…。

 手元には、びっしりと書かれた原稿があります。
 講師を引き受けるにあたっての責任感の大きさ
 が伝わってきます。しかも内容がきちんと整理
 されているのです。その誠実さに感服です。

 ・仕事の陰に隠された見えにくい喜びの話。
 ・仕事をしていてうれしかったこと。
 ・苦労したこと。
 ・公務員を目指そうとしたきっかけ。
 ・中学生の今、頑張らなければならないこと。
 ・中学生に伝えたいこと。
 などなどが、一つ一つ丁寧に語られていきます。

 真正面から生徒と向き合おうとしている思いが
 伝わってきます。こんな素敵な先輩の話を聞く
 ことのできる生徒たちは本当に幸せです。
 いつか、今いる生徒たちの中からも、きっと、
 将来の未来への架け橋講座の講師が生まれるの
 でしょうね。そう考えると楽しみになります。

 実は、今日の受講希望者が40名を超える人数
 だったため、図書室で講師と対面で聞くチーム
 と、教室でリモートで聞くチームに分けられて
 行われました。その様子が上の写真です。

 最後に、恒例の質問タイムが実施されました。
 素朴な疑問から、職務に突っ込んだ質問まで、
 各種出そろったところで、時間になりました。

 市役所の職員の方々が、どんな思いで市民の
 ために汗を流してくださっているのか。その
 ことに気づくことができた生徒も多かったと
 思います。それもまた、高橋さんが仕事に対
 して誇りを持って取り組んでいる姿が、生徒
 に伝わったからに違いありません。

 高橋さんには、感謝の思いでいっぱいです。
 お忙しい中本当にありがとうございました。

 追伸
 図書室の飾りつけが、クリスマスモードへと
 リニューアルされています。もう、目の前に
 12月が迫っているのですね。
 朝晩が冷え込むようになりました。
 天気予報にも、雪のマークがチラッと出始め
 ています。いよいよ冬入りです。

 おすすめの本のコーナーも、
 気が付けば少しずつ入れ替わっています。
 映画化もされた、「そして、バトンは渡された」
 などは、おすすめのようです。感動的な作品で、
 ハンカチ無しでは読めないようです。
 寄贈された「ぼくざんは行く」という漫画本を
 私も読んでみたのですが、母の愛の強さに危うく
 涙腺が崩壊しそうになりました……。

 
 寒くなりましたから、
 家の中での時間も増えます。
 この冬もまた、
 いろんな本に出会いたいものですね。
2021/11/23 12:10 | この記事のURL