地域企業と地元大学の見学会

 11月10日(水)曇り時々晴れ一時雨
 
 昨日の大雨で落葉がまた進みました。
 その余韻が残る秋の深まりの中、2年生はコロナ禍で
 失われた職場体験活動の機会を補うチャンスを頂き、
 地元企業と大学で社会見学・体験活動を行いました。

 支援・サポートをしてくださったのが、
 『NPO法人Ren』の皆様です。
 中学生が地域企業や地元大学等の状況や魅力に触れる
 ことができるようにと、様々な連絡調整等を引き受け
 今回の取り組みをコーディネートしてくださいました。

 ありがとうございました。

 朝の出発の様子です。
 前に四人並んでいらっしゃるのが、本日帯同してくだ
 さることになった『NPO法人Ren』の方々です。

 学年主任のお話、校長先生のお話のあと、元気よく
 「いってきます!」の声を残して出発しました。
 
 2台のバスに分かれ、午前の見学地へ向けて出発。
 A班は「八戸液化ガス株式会社」へ
 B班は「旭光通信システム株式会社」へ
 それぞれの見学先へ移動します。

【八戸液化ガスグループの様子】


 給湯器の深層部にある部品を、解体して探す作業を
 生徒が挑戦。しかも競争。コナ中生なら間違いなく
 確実にそして絶対に燃えるイベントですね…。
 他にも、消火実験、配管修理などなど様々な活動を
 させてくれたり、見せてくれたり、とにかく物凄い
 力の入れようだったとか…。

【旭光通信システムグループの様子】


 初めて耳にする社名の生徒も多かったはずですが、
 聞くところによると、日本の高速道路で使われて
 いるあるシステムのうち、6割のシェアを占める
 超がつく程の優良企業なのだとか。そんな会社が
 身近にあったんですね。

 午前の部を終えて、一行は一路八戸工業大学へ…。
 着いたらまずは、大学の学生食堂でお昼ごはん…。
 ちょっとした大学生気分を満喫し、いよいよ見学。
 2班に分かれて、構造棟見学・ロボット実験見学、
 感性デザイン学科でパッケージデザイン作成体験、
 などなど貴重な体験をしてきました。

【八戸工業大学の見学の様子】


 子供たちは、実際に牛乳パックのパッケージ作りに
 挑戦してみたり、コンクリートの強度を測る実験を
 見学したり、ロボットのプログラミングについての
 説明を受け、スマホに音声で指示を出して、実際に
 ロボットを操作してみたりなど、数々の体験をする
 ことができました。今は地球の裏側からでも、音声
 だけでロボットを操作することができるのだとか。
 科学技術の進歩は目覚ましいですね。

 充実の見学や体験を終え、学校へと向かいます。
 15時20分過ぎに到着した頃に、雨がパラパラと
 降り始め、帰校式は体育館に変更になりました。
 帰ってきた生徒の中には、「キクラゲ」をお土産に
 いただいてきた生徒、約半数。ご満悦の表情です。

 『NPO法人Ren』の方々に感謝の言葉を伝え、
 法人の方からは、この活動に込めた願いが語られま
 した。最後に、学年主任から「グッジョブはやれな
 かったけれど、実際に、社会や外の世界を体験する
 ことができて、本当に良かった…。」というお話が
 ありました。言葉に実感がこもっていました。
 
 貴重な経験ができました。
 協力してくださった、Renの皆様、各企業の方々、
 大学の先生方や学生の皆様に、心から感謝感謝です。

2021/11/10 14:10 | この記事のURL