全校朝会(10月定例)

 早いもので9月の全校朝会から1か月が経過しました。
 30日間にも及んだ、部活動と学校行事の自粛生活に、
 とりあえず区切りをつけて、段階的にではありますが
 今日から部活動も再開します。あいにくの雨ですが…。

 さて、10月1日です。
 4月に出港した第74小中野丸も、半年の航海を終え、
 いよいよゴールを目指す旅へと舵を切る時が来ました。
 今日はビシッと全員が装いを新たに冬服で揃えました。


 きをつけ。やすめ。の感じが出ています。
 返事。動き。元気。ともにピリッとしています。
 まるで、今日が始業式のようでもあります。

 まずは。校長先生の講話です。

 9月の感染対策パッケージによる行事等の自粛を
 乗り越えた子どもたちへの激励の言葉と共に、
 文化祭を2日間に分けて行う目的・意義・願いに
 ついてお話しされました。その中でも、
 最も印象に残ったのが八戸市教育長の談話です。
 「10月は子どもたちにとって思い出深い月になるよう
 取り組みを支えてあげてほしい…。」
 市内中学校の校長先生方に向けて語られた言葉です。
 その言葉を発した教育長の思い、その言葉を伝えた
 校長先生の思い、いろいろな人の思いに胸が熱くなります。

 失ったものは多くても、失ったものが大きかったからこそ
 きっと子どもたちは、失ったものの大切さに気付いて、
 前を向いて、今自分にできることにまっすぐ向き合って、
 大きな成長を遂げてくれると信じています。
 次の一歩を力強く踏み出せると信じています。
 温かい目で見守ってくれる大人が、周りにたくさんいます。
 心温かな小中野の町には、そんな香りが漂っています。
 東日本大震災を乗り越えるときに感じた思いと
 同じような思いを、不思議と今感じています。

 最後に、休暇に入られる養護教諭のS先生にかわって、
 新しく赴任されることとなったS先生の紹介がありました。

 S先生が壇上に上がりました。
 生徒の顔は、どんな先生かなと興味津々です。
 簡単な自己紹介と挨拶だけでしたが、短い言葉からも
 初々しさの中にある温かな包容力が、感じとれました。

 最後に、生徒会からの発表がありました。
 内容は文化祭前日祭への出演者の募集です。

 募集するのは、歌・特技・コントや漫才、寸劇など、 
 全校生徒を楽しませることができるようなもののようです。
 持ち時間は一人5分ということですが、
 個人的には、やはり「お笑い」を期待しています。
 なお、出場するためには「条件」があるようです。
 また、オーディションも行われ、その審査に関しては、
 「一切の妥協はない!」(笑)とのこと。
 これは楽しみです。オーディションがきちんとしている
 前日祭は、出演者のクオリティーが高いですから…。

 全校生徒一丸となって、10月を思い出深い月に!
 きっとできます。



2021/10/01 13:00 | この記事のURL