昨日は校内研修会を行いました。本校の校内研修のテーマは「考えをもち、深めるための指導の工夫」です。昨日は弘前大学教育学部教授の中野博之先生をお招きして、本校の校内研修に対して指導を仰ぐことにしました。中野先生には、６年生を対象にした授業、それから講義をお願いしました。６年生の授業は「速さ」の学習の導入でした。アニメーションをもとに速さというものはどういうものかを考えさせ、その後で４０ｍを８秒で走った子と５０ｍを９秒で走った子ではどちらが速いかを考えさせました。子どもたちは距離や時間をそろえなくてはならないことに気づき、いろいろな考えを発表しました。中野先生は子どもたちの発表をとても大事にしていました。６年生の子どもたちの発表する力にも感心しました。授業後の講義は、授業とリンクした内容のもので、とてもわかりやすいお話でした。これからの算数の授業では、どのようなことを教師が心がけていけばよいか、そして、どのような力を子どもたちにつけていけばよいのか、中野先生の指導をこれからの授業に生かしていきたいと思います。

2013/08/29 08:40 ｜ この記事のURL ｜