創立140周年記念式典
本日、令和2年11月20日、本校体育館を会場として、「創立140周年記念式典」を挙行いたしました。
八戸市長様をはじめとして、市議会議長、教育委員会の皆様や地域でお世話になっている方々、近隣の学校の校長先生やPTA会長様など、たくさんのご来賓のご臨席を賜りました。
式に先立って、記念事業として購入していただいた体育館用のプロジェクターを活用して、スライドショーをご覧いただきました。生のピアノ演奏(ショパン作曲:ノクターン)と共に振り返る田面木小学校の歴史やこの10年間の歩み、そして記念事業の「ドローン撮影」の動画や「一人一鉢」の映像に、子どもたちもご来臨くださった皆様もしばし見入っていました。
式典が始まりました。まずは、校長先生の式辞です。この日を迎えられたことに感謝の思いを述べ、記念事業実行委員長を中心としてPTAの方々がこの日のために昨年度から力を尽くして準備をしてきたことを紹介しました。そして、学校の歴史をお話しした後、地域の皆様による支えについても触れ、「これからは、安全で楽しい活動に工夫を加え、地域の皆様との絆が深まることを願っています。」「今日の佳き日は、これまでご尽力されてきた方々への感謝の気持ちを表し、新たな出発を誓う日にしたいと思います。」とお話しなさいました。
教育委員会告辞に続いて、八戸市長より実行委員会へ感謝状が手渡されました。
続いて八戸市教育委員会教育長より、歴代のPTA会長へ感謝状が手渡されました。
その後、歴代の校長・教頭、長年勤続職員、そして学校医・学校薬剤師、地域の功労者の方々へ、記念事業実行委員長より感謝状がお一人お一人に手渡されました。どの方も、本校の発展に貢献してくださった大切な方々ばかりです。
来賓祝辞として、八戸市長・市議会議長よりお言葉をいただきました。子どもたちは、テレビでしか見たことがない八戸市長が、自分の学校の体育館ステージで、実際に自分たちに向けてお話くださっていることに、驚きと感動を覚えている様子でした。
「よろこびのうた」では、各学級の代表がステージ上でマイクを使って呼びかけをしました。輝かしい伝統をしっかりと受け継ぎ、未来に向かって力強く羽ばたくことを全校で誓い、「ありがとう 田面木小学校、 大すき 田面木小学校」と、全校で声を合わせました。
全校での練習は、予行も含めてたった3回で式典に臨んだ子どもたち。春から、全校朝会もテレビ放送で行ってきていたため、気をつけをして立っていることも、礼の号令で揃えてお辞儀をすることも、ほとんど経験してこなかったのですが、本当に立派な態度で式典に臨む姿に、目頭が熱くなりました。
渡り廊下には、子どもたち一人一人が折った「紙ひこうき」が。紙飛行機には、思い思いの表情の「自分」が乗っています。そこには、1・2年生は「ぼく・わたしが好きなもの」、3・4年生は「ぼく・わたしが がんばっていること」、5・6年生は「ぼく・わたしの将来の夢」がそれぞれの手書きで書いてあります。
月末の参観日には、渡り廊下のこの掲示もどうぞご覧ください。
また、これまでお世話になった方々から、すてきなお花のお届け物や、祝電もいただきました。皆様の温かい思いに支えられて今の田面木小学校があることを、改めて実感することができた式典でした。
140年の歴史と伝統を大切にしながら、これからの新しい時代を生きる子どもたちの「力強く生きていく力」を育むべく、一層の充実、発展を期するよう、本校職員一同努力して参ります。