きなこちゃんの命に学ぶ1

(学校便りの内容と重複します)
平成29年から飼育してきたモルモットの「きなこちゃん」が亡くなりました。

子どもたちは、きなこちゃんにお礼のメッセージを書いたり、大好きだった食べ物をそばにおいてあげたりしました。きなこちゃんの背中や頭を優しくなでてあげた子もいました。
悲しくて悲しくて、言葉にならなかった子もいましたが、お手紙や優しい掌で感謝の気持ちをたくさん伝えていました。
このような子どもたちの姿を見て、きなこちゃは6年間、命についてたくさんのことを子どもたちに教えてくれたと実感しました。

また、亡くなったきなこちゃんの頭をなでてあげた子は、「冷たくなっちゃったね。耳のところあったかかったのに…」とつぶやきました。きなこちゃんは亡くなってからも命についてメッセージを送り続け、子どもたちはそれをしっかり受け止めていると感じました。

学校では、生き物を飼育することを通して、命の大切さや、命を守っていく行動やその責任などを学んでほしいと思い指導しています。しかし、それ以上に、子どもたちは命について感じ取り、学んでいることを今回のできごとで実感しました。小さな命ですが、きなこちゃんの大きな力にあらためて感謝しなければなりません。

きなこちゃん本当にありがとう。ゆっくり休んでください。

2023/01/24 08:20 | この記事のURL