田面木小学校

全校朝会(校長講話)

 5月28日(火)。運動会の振替休業日明けの、ちょっとお疲れモードの全校児童が体育館に集まりました。

 そこで校長先生が、「今日はなぞなぞを出します!」とおっしゃると、子どもたちから「わぁ~っ!」と歓声が上がりました。「目には見えないけど、たしかにあるものなあんだ?」


 校長先生が問題を伝えると、1年生から6年生まで、一斉に「はぁ~い!」と手が挙がります。
「空気」「目玉!」「こころ・・・」「水蒸気!」と、いろいろな答えが出てきました。


 校長先生は、また1枚の写真を見せて「ここにも見えない物が写っているんです。」と。


 その答えは、なんと「星」でした。


 もう一枚の写真は「タンポポ」です。


 これには子どもたちが、またすかさず手を挙げます。


 見えない物は、長い長いタンポポの「根」でした。この写真を見た子どもたちは「うわぁ~っ!」と驚きの声を上げました。「タンポポの根は見えないけれど、実は50㎝~1mもあるんですよ。」と教えてくださいました。


 そして校長先生は、金子みすゞさんの「星とたんぽぽ」という詩を紹介してくださいました。


 この詩に繰り返し出てくる「見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。」という言葉を抜き出して、見えないものにも「心をよせて」見ようとすることが大切です・・・とおっしゃいました。見えないものを見るようにしていると、友達の表情や声の調子、様子などから見えない友達の気持ちや心を感じ取ることができるようになることも教えてくださいました。そして、「田面木小学校のみんなも、人の気持ちがわかる優しい心の持ち主になってほしい。」とお話なさいました。子どもたちは、大きくうなずいて聞いていました。
 






















2019/05/28 11:10 | この記事のURL学校生活