島守小学校

尊い犠牲

2月7日(月)に6年生がお墓に行きました。
学校の東側、田代に向かう坂道を上がると孫平山墓地があります。
そこには、島守に住むご先祖様達が眠っているのですが、墓地の北側の一角に戦争で亡くなった方々がかたまっています。
(もちろん、お墓の敷地に戦死者供養塔を立てている家もいくつかあります。)
歴史学習も昭和時代に入り、第2次世界大戦を学習する時期になってきました。
時代が下ると覚えることが多く、暗記教科になりがちな歴史ですので、自分達との関わりを感じながら学習を進めたいと思い、ここに来ました。

きちんと墓地に入るときと出るときは手を合わせて拝み、墓碑を調べ始めました。
分からない部分は教師が補足しながら、子ども達は以下のようなことを調べることができました。

・とにかく若い20代の人ばかり亡くなっている。
・死んだ場所は、中国、南太平洋の島、日本近海…これらの場所全てで戦闘があった。
・ということは、相手の国は一つじゃない?!
子ども達に聞くと、お家でも戦争に行ったご先祖の話を聞いたことがある子が何人かいました。
よく聞いておくように言いましたので、知っている方は教えてあげてください。
今週から、これらを手がかりに先の大戦について当時の人々の心情を想像しながら学習を進めていこうと思います。


2022/02/07 14:30 | この記事のURL学校生活

豆まき

2月3日(木)は節分。冬も暦の上ではもう終わりです。
島守小では、学級ごとに時間をずらして広い場所を使って豆まきをしました。
やり方もそれぞれ違い、面白かったです。

3・4年生は卓球台に鬼の絵を貼って、大きな声で「鬼はー外ー!」と言いながら豆を投げていました。

この日は、元気なのに休まざるをえない子供が多かったので、3・4年も5・6年も「オンライン豆まき」で参加する子が何人もいました。

5・6年はホールの壁に個人個人の心の中にいる退治したい鬼と理由を書いたものを貼り付け、それに向かって豆を何度も投げていました。

1・2年生は一人ひとり鬼のお面をつくり、互いに鬼になって豆を投げ合いました。

面白かったのは、自分は鬼に当てているつもりでしょうが、脇から見ていると鬼同士が「鬼はー外-!」と投げ合ってる姿でした。

でも、偉いのは自分たちで投げる強さを加減していることでした。
誰一人思い切り投げつける子はいなかったのです。
この時点でもう、この子達の心には「鬼」はいませんでした。
2022/02/03 16:10 | この記事のURL学校生活

読み聞かせ

2月2日(水)にコロナ禍ではありますが、天井のファンを動かし、

窓や戸を開けて常時換気に努めながら、南郷図書館による「読み聞かせ」を行いました。

最初はあえて題名を隠して「***っていいたくて」というネズミの子ロラが何かを言いたいのだけど、周りの人はそれぞれの理由で言うタイミングがなく、どんどんほっぺたが膨らみ…という話でした。

でも最後には父さん、母さんの前でこらえきらず「大好き!」と言うことができました。

次は「いもさいばん」という題名です。畑に植えて丹精込めて育てたいもは、果たして人間のもので、勝手に食べた動物が泥棒なのか?自然に勝手に線を引き、畑にして、自然の太陽と雨で成長したいもをとる人間が泥棒なのか?結論を出さずにあえてオープエンドにしたお話です。

事後の感想に手を挙げた子は「自分だったら半々にすればいい」と、自分なりに考え、判断していました。大変有意義なお話でした。
コロナ禍ではありますが、このようにきちんと感染症対策をして、なんとかできる活動はやって行きたいと思います。
南郷図書館のお二人ありがとうございました。
2022/02/02 12:00 | この記事のURL連携

今日のかもしか

自然豊かな島守。今日も「かもしか」が校舎東の雪が消えた斜面に現れました。何やら草木を食べている様子です。姿が見えないときでも雪が降ったあとに足跡がついていることが多いので、人がいないときにやってきてはいるのでしょう。すっかり本校のマスコット的な存在になっています。


2022/01/26 14:20 | この記事のURL学校生活
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